個人設定グループ

個人設定グループでは、共通の要件に基づいて、複数のユーザの Environment Manager ユーザ個人設定を構成できます。Environment Manager 条件に基づき、メンバーシップ ルールは、グループによって管理されるユーザを定義します。アプリケーション、アプリケーション グループ、および Windows 設定グループを追加して、グループのユーザでパーソナライズされる項目を決定できます。

アプリケーション検出、同期、およびキャッシュの設定も適用され、グループの個人設定が管理される方法を詳細に制御できます。

個人設定グループの追加

  1. ユーザ個人設定 ナビゲーション ペインで、[個人設定グループ] を選択します。

    作業領域には、ダブルクリック操作でアクセスできる、すべての既存の個人設定グループの名前と説明が表示されます。

  2. 個人設定 リボンから、[個人設定グループの追加] をクリックします。

    個人設定グループのリストの下、既定のユーザ グループの真上に、新しい個人設定グループが作成されます。

  3. 新しいグループの名前を追加し、Enter を押します。

    個人設定グループ名を変更するには、[個人設定] リボンから [グループの名前変更] をクリックします。

    個人設定グループ割り当てが変更されると、影響を受けるユーザはログオフし、もう一度ログオンして、変更が適応されます。

グループ個人設定 メンバーシップ ルールの作成

  1. ユーザ個人設定 ナビゲーション ペインで、[個人設定グループ] を選択します。
  2. 個人設定グループを選択します。
  3. [メンバーシップ ルール] 作業領域を右クリック、ショートカットメニューから [条件グループの追加] を選択します。
  4. ユーザ、コンピュータ、またはディレクトリ メンバーシップから条件タイプを強調表示し、条件を選択します。

    使用可能な条件は、[個人設定グループ条件] に一覧表示されます。選択した条件のダイアログボックスが表示されます。個人設定グループ メンバーシップ ルールでは、次の条件を使用できます。

    タイプ 条件
    ユーザ ユーザ名

    ユーザ グループ

    管理者

    コンピュータ コンピュータ名

    コンピュータ ドメイン

    コンピュータ NETBIOS 名

    コンピュータ グループ

    コンピュータ IP アドレス

    ディレクトリ メンバーシップ ユーザ OU メンバーシップ

    コンピュータ OU メンバーシップ

    サイト メンバーシップ

  5. 条件を構成し、[OK] をクリックします。

    新しい条件グループは、[メンバーシップ ルール] の下に表示されます。[一般] タブの [説明] フィールドに入力される条件のタイトルは、個人設定グループの条件の表示名です。説明が入力されていない場合、条件詳細は表示名です。

  6. 個人設定グループのグループ メンバーシップをさらに定義するには、その他の条件を追加します。
    • AND ルール - 既存の条件を右クリックし、[条件の挿入] を選択し、必要に応じて条件を構成します。
    • OR ルール - 作業領域を右クリックし、[条件グループの追加] を選択し、必要に応じて条件を構成します。
  7. 条件グループを編集および削除するには、ショートカットメニューから [条件の編集] または [条件の削除] を選択します。

ユーザ データ パーティショニング

Environment Manager 10.0の前、ユーザ データがユーザ/個人設定グループに関連付けられていました。つまり、ユーザが個人設定グループ間を移動すると、各グループに個別のデータがあることになります。10.0では、このメカニズムが変更され、一致する個人設定グループに関係なく、データがユーザにのみ関連付けられるようになりました。このため、ユーザのデータ プロファイルは1つだけです。

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