配布グループ コンピュータ

コンピュータ ノードでは、現在の配布グループのコンピュータのリストを管理できます。管理オプションでは、コンピュータを削除し、アラート、イベント、User Workspace Manager ソフトウェア エージェント、構成パッケージ、コンピュータ詳細を監視できます。

このセクション:

コンピュータ

コンピュータ ビューには、選択した配布グループの合計デバイス数が表示されます。これは、ブレッドクラム内に括弧付きで表示されます。このリストには、コンピュータ名、コンピュータで表示されるアクティブなアラート数、および前回のポーリングからの経過時間が表示されます。インストールされた配布エージェントが既定のポーリング期間である2回以内にポーリングに応答しない場合、コンピュータはオフラインと見なされます。赤色のインジケータは、コンピュータがオフラインの場合に表示されます。リストには、ステータス メッセージ、コンピュータの配布された状態 (割合) も表示されます。

コントロール タブ

次のタブは、[コンピュータ] 作業領域の下部に表示されます。

タブ 説明
コンピュータ詳細 [コンピュータ詳細] タブには、選択したコンピュータについて、次のような情報が表示されます。

• プロパティ – コンピュータのハードウェアとシステムのプロパティ。

• 値 – コンピュータのハードウェアとシステムの詳細。

アラート [アラート] タブでは、選択したコンピュータについて、次のようなアラートを監視できます。

• ID – アラートの生成対象となったイベント。

• ルール – アラート ルール。

• コンピュータ – アラートが発生したコンピュータ。

• 配布グループ – アラートが発生した配布グループ。

• 前回のイベント – サーバ上でアラートが発生した日時。

• ステータス – アラートのステータス: 新規、確認済み、解決済み。

処理内容 [イベント] タブでは、選択したコンピュータについて、次のようなイベントを監視できます。

• ID – イベント番号。

• 日時 – イベントが発生した日時。

• コンピュータ – イベントの発生場所。

• User – イベントを引き起こしたユーザ。

パッケージ [パッケージ] タブでは、選択したコンピュータ上のパッケージについて、次のような情報を確認できます。

• 製品 – パッケージが属している製品。

• 名前 – 現在選択しているコンピュータ上のソフトウェア エージェントまたは構成パッケージのタイトル。

• インストールされているバージョン – 選択したコンピュータ上のソフトウェア パッケージの現行バージョン番号。

• インストール ステータス – パッケージの進行状況を示します。次のような状態が示されます。

◦ インストールを保留中

◦ 前提条件を確認中

◦ ダウンロード中

◦ ダウンロード失敗

◦ インストール中

◦ インストール完了

◦ インストール失敗

◦ 管理対象外 - この状態の詳細については、「配布統計情報」をご参照ください。

◦ アップグレードを保留中

◦ アップグレード中

◦ アップグレード完了

◦ アップグレード失敗

◦ アンインストールを保留中

◦ アンインストール中

◦アンインストール失敗

◦ アンインストール完了

◦ 前提条件のインストール失敗

• ステータス メッセージ – パッケージのインストール中または削除中に問題が発生した際にエンドポイントから受信したステータス メッセージが表示されます。

診断 [診断] タブには、選択したコンピュータに対する診断テストの詳細と、実行された各テストの結果が示されます。

• テスト – 実行されたテストを示します。

◦ 接続性

◦ パッケージのダウンロード

◦ イベントのアップロード

◦ 高優先度イベント

• 結果 – コンピュータで実行されている診断の現在の状態を示します。例: 未テスト、保留、申請済み、テスト合格で完了、テスト不合格で完了。

クライアント アクセス ログ 配布エージェントのインストールに関する進行状況の最新情報が表示されます。

コンピュータ検索

コンピュータの検索を使用して、配布エージェントがインストールされているコンピュータのリストの特定のコンピュータまたはコンピュータの範囲を検索できます。編集フィールドに、次のようなワイルドカード文字を使用してコンピュータ名と一致する文字列全体または文字列の一部を入力します。

  • 疑問符 (?): 1文字を示します
  • アスタリスク (*): ゼロ文字以上を示します

コンピュータの検索は、(Default) で始まる配布グループでコンピュータします。一致が見つかるまで、各グループに対して検索が交互に実行されます。これ以上一致がない場合は、結果がないことを通知するメッセージボックスが表示されます。

[次を検索] および [前を検索] ボタンを使用して、結果を検索します。

アクション

  • 検出: クリックすると、メンバーシップ ルールと一致するコンピュータを検出し、配布グループに割り当てます。ルールが一致しない場合、コンピュータが (Default) グループに割り当てられます。
  • コンピュータの追加: クリックすると、手動でコンピュータをリストに追加します。[コンピュータの選択] ダイアログが表示され、目的のコンピュータを選択できます。
  • 配布エージェントのインストール: 配布エージェントをインスト-ルするコンピュータをハイライトし、[配布エージェントのインストール] をクリックします。配布エージェントをインストールする前に、アクセス認証資格情報を設定する必要があります。
  • 今すぐポーリング: クリックすると、特定の配布グループ内から選択したエンドポイントをただちにポーリングします。
  • 今すぐイベントをアップロード — クリックすると、選択したエンドポイントから即座にイベントがアップロードされます。この処理は、現在配布エージェントのキューに入っているすべてのイベントに適用されます。
  • 移動: 移動するコンピュータをハイライトし、[移動] をクリックします。[コンピュータの移動] ダイアログボックスが表示されます。コンピュータを移動する配布グループを選択します。
  • 削除: 削除するコンピュータをハイライトし、[削除] をクリックして、選択したコンピュータを削除します。

削除されたコンピュータは、概要パネルのコンピュータ名の横に削除保留ステータスが表示されている、すべてのソフトウェア パッケージが削除されるまで、このグループのリストに表示されます。

次のように、エージェントとパッケージが削除されます。

  • 配布エージェント: インストール スケジュールに従い、製品エージェントがアンインストールされた後に、配布エージェントがアンインストールされます。
  • 製品エージェントおよび構成 - インストール スケジュールに従い、User Workspace Manager 製品エージェントおよび構成がアンインストールされます。

    エージェント スケジュールが無効な場合、構成スケジュールが無視されるため、エージェントまたは構成パッケージはアンインストールされません。

  • すべて削除: グループのすべてのコンピュータを削除します。削除されたコンピュータは、(既定) グループに移動し、アンインストール処理によってソフトウェア パッケージが削除されるまで待機します。
  • 登録解除: 選択した、削除済みのコンピュータを管理サーバから登録解除します。

    パッケージとエージェントが正常にこのコンピュータから削除される前に、このオプションを選択した場合は、配布エージェントが次回のポーリング期間にもう一度コンピュータを再登録します。

  • 復元: 削除または登録解除に設定されたコンピュータ セットを復元します。
  • イベント詳細を表示: 選択したイベントの情報を表示するための [イベント詳細] ダイアログを起動します。
  • 診断の要求: 選択したコンピュータで診断チェックを開始し、[フェールオーバー サーバ] ノードで [診断の実行] が選択されている、主管理サーバおよびフェールオーバー サーバとの接続をテストします。
  • フィルタのクリア: 表示に適用されたフィルタをクリアします。フィルタを適用するには、フィルタリングする列を右クリックし、[フィルタ エディタ] を選択します。フィルタ エディタを使用して、入力された条件に基づいて一覧をフィルタリングします。

手動で追加

配布グループに手動で追加され、メンバーシップ ルールの使用によってグループで検出および配置されていないコンピュータは、[手動で追加] ノードに表示されます。メンバーシップ ルールは、コンピュータを手動で追加すると、上書きできます。

コンピュータを手動で追加する

  1. [ホーム] ナビゲーション ボタンを選択します。
  2. 配布グループに移動し、[コンピュータ] を選択します。
  3. [処理] パネルで [コンピュータの追加] を選択します。

    [コンピュータの選択] ダイアログが表示されます。

  4. 必要なコンピュータを選択し、[OK] をクリック選択ます。

    選択したコンピュータが現在別の配布グループに登録されている場合は、コンピュータを移動するオプションがあります。
    [はい] をクリックすると、コンピュータを移動します。

    追加されたコンピュータは、配布グループの [コンピュータ] 作業領域に表示されます。

[手動で追加] サブノードは、配布グループ コンピュータ ノードとすべてのコンピュータ ノードに表示されます。手動で追加されたすべてのコンピュータ名がリストに表示されます。

手動で追加されたステータスを削除する

[手動で追加] リストは参照専用であり、いつでもコンピュータを削除できます。

  1. 配布グループに移動し、[コンピュータ] > [手動で追加] を選択します。
  2. 手動で追加されたステータスを削除するコンピュータを選択し、[処理] パネルから [削除] を選択します。

    選択したコンピュータの想定されたグループがメンバーシップ ルールによって決定されるグループに戻され、管理されたコンピュータは移動されるまでグループを変更しないことを通知するメッセージが表示されます。

    コンピュータを移動するには、次の処理のいずれかを実行します。

    1. 目的の配布グループの [コンピュータ] ノードを選択し、[処理] パネルから [移動] をクリックします。
    2. 配布グループの [コンピュータ] > [グループなし] ノードを選択し、[処理] パネルから [再グループ] をクリックします。コンピュータは、メンバーシップ ルールと手動で追加ステータスに基づいて、自動的に配布グループに再割り当てされます。
  3. [OK] をクリックすると、削除を確認します。

    削除されたコンピュータが配布グループに移動されない場合は、[グループなし] ノードに一覧表示されることがあります。コンピュータを別のグループに配置するメンバーシップ ルールが存在する場合、この状況が発生します。

グループなし

[グループなし] ノードは、次の場合に、グループとすべてのコンピュータ ノードに追加されます。

  • コンピュータが手動でグループに追加されたが、コンピュータが後からコンピュータが本来あった別のグループに登録された。
  • コンピュータが特定のグループに配置する Active Directory に追加されたが、コンピュータが後からコンピュータが本来あった別のグループに登録された。
  • コンピュータが、コンピュータを別の配布グループに配置する、別の Active Directory グループに移動された。
  • コンピュータが [手動で追加] ノードから削除され、メンバーシップ ルールが別のグループにコンピュータを配置した。

[グループなし] ノードは、配布グループと [すべてのコンピュタ] ノードの [コンピュータ] ノードに追加されます。

次の方法のいずれかを使用して、グループなしリストからコンピュータを削除できます。

  • 移動: コンピュータを配置するグループを手動で選択します。
  • グループの変更: メンバーシップ ルールと手動追加リストで定義された配布グループに自動的にコンピュータを配置します。

コンピュータを別の配布グループに移動すると、配布エージェントの次回のポーリング時に、User Workspace Manager 構成とエージェントがインストールまたはアンインストールされることがあります。ターゲット配布グループのインストール スケジュールに従い、エージェントがインストールされます。
インストール スケジュールは、配布グループの [設定] > [インストール] タブで設定されます。

グループがないコンピュータが存在しない場合、[グループなし] ノードはナビゲーション ツリーに表示されません。

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