配布グループ設定インストール

[インストール] タブでは、エージェントと構成の配布グループ インストール スケジュールを構成できます。

配布グループのインストール スケジュールに従い、ソフトウェア エージェントと構成がインストールされます。ライセンスは、配布エージェントによって管理サーバからダウンロードされるとすぐにインストールされます。

このセクション:

エージェント インストール

エージェント インストールは、配布エージェントがエンドポイントに更新をプッシュする方法を定義します。選択したエージェント スケジュールに関係なく、配布エージェントは、次回のサーバのポーリング直後に、パッケージのダウンロードを開始します。ダウンロードされたパッケージは、スケジュールされたインストール時間まで、エンドポイントに保存されます。

次の状況では、以下で説明する設定を使用することをお勧めします。

設定

推奨利用方法

自動的にシステムを再起動してインストールする - 次回のクライアント ポーリング時。ユーザは延期できます。

重要なパッチリリースやホットフィックスなどは、すぐに更新をプッシュする必要があります。

自動的にシステムを再起動してインストールする - スケジュール。

予測可能な方法で更新をプッシュする必要があります。たとえば、特定の時刻までにインストールする必要がある場合です。

次回のシステム再起動時。

エンドユーザがコンピュータの再起動をスケジュールするまで、または更新をインストールするためにリモート コンピュータの再起動を標準の業務時間外にスケジュールできるときに、更新は待機することができます。これはサーバの推奨設定です。

割り当てられたエージェントのダウンロード、インストール、アンインストールを防止するには、[インストールしない] オプションをオンにします。

エージェントの再起動とインストール

次のオプションから選択します。

  • 自動的にシステムを再起動してインストールする - 次回のクライアント ポーリング時: 選択すると、次回クライアントが管理サーバをポーリングするときに、エージェント更新を確認します。エージェント更新が見つかった場合、自動システム再起動が発生し、エージェントをインストールします。

    選択すると、次のオプションが表示されます。

    • [ユーザの延期を許可する -] オプションを使用して、最大8時間までシステム再起動を延期できます。1~8時間までの時間間隔を選択できます。
  • 自動的にシステムを再起動してインストールする - スケジュール: 選択すると、次回クライアントが管理サーバをポーリングするときに、エージェント更新を確認します。エージェント更新が見つかった場合、設定されたスケジュール期間内にのみ、自動システム再起動が発生し、エージェントをインストールします。

    選択すると、スケジュール表が表示されます。

    開始または終了時刻をクリックしてドロップダウンリストを表示し、任意の時刻を選択します。エージェント パッケージは、リストで有効化された指定された日時に従ってインストールされます。

    インストール スケジュールの設定

    配布エージェントは、開始時刻の後、終了時刻の前に、パッケージをインストールします。たとえば、開始時刻08:00、終了時刻18:00の場合、パッケージは08:00~18:00の間にインストールされます。

    スケジュールされた終了時刻を開始時刻の前に設定し、インストール期間を反対にすることができます。たとえば、開始時刻18:00、終了時刻8:00の場合、パッケージは指定された日の18:00~8:00の間にインストールされます。

    ユーザが延期できるエージェント スケジュールが開始した後は、既にポーリングされたコンピュータの終了時間を短縮することはできません。この場合、インストール時間を変更する必要がある場合は、将来開始する新しいスケジュールを設定できます。有効なスケジュールで終了時間を短くする場合は、ポーリングされていないコンピュータのみが影響を受けます。

    • スケジュール内でユーザの延期を許可すると、エンドユーザは、インストール スケジュールのタイムフレーム内でエージェントのインストールを延期できます。エンドユーザは、インストール スケジュールの開始時に延期メッセージを受信します。インストール スケジュールの終了時に、強制インストールが実行されます。

      遅延がスケジュール時刻の終了を超えないかぎり、ユーザはただちに再起動するか、10分、30分、または1時間延長することを選択できます。単一のユーザが他のユーザをログオフさせないように、延期メッセージは単一のユーザがログインしているコンピュータでのみ表示されます。スケジュールされたインストール期間の開始時に2人以上のユーザがログインしている場合、配布エージェントは延期メッセージをスキップし、スケジュールされた期間の終了時に、コンピュータを再起動する前に、すべてのユーザに対してカウントダウン メッセージを表示します。

      スケジュール期間が終了する前にコンピュータをシャットダウンするといった方法で、ユーザがエージェント インストールを止めた場合、スケジュールされたインストールは、次回のコンピュータ起動時に自動的に実行されます。

      スケジュールの残りが5分のみのときには、カウントダウン メッセージが表示され、再起動が強制的に実行されるという警告が表示されます。

      ユーザ延期オプションが有効でない場合、配布エージェントは再起動を2分延期し、ユーザが作業を保存できるようにします。

  • 次回のシステム再起動時 - エンドポイントが開始したときに、ユーザログオンの前に割り当てられたエージェントをインストールします。これは、既定の設定が [無効にする] である (Default) グループを除き、すべての配布グループの既定の設定です。

追加オプション

  • 再起動中、[ ] フェーズ中にエージェントをインストールします。

    • シャットダウン: 選択すると、エンドポイント シャットダウン時にエージェントをインストールします。
    • 起動: 選択すると、エンドポイントの再起動時にエージェントをインストールします。インストールはユーザログオン前に発生します。
  • 再起動が必要ない場合はただちにエージェントをインストールする: 選択すると、再起動が必要ないエージェントをただちにインストールします。

構成インストール

構成インストール スケジュールは、構成をインストールするタイミングを制御します。割り当てられた構成のダウンロードまたはインストールを防止するには、[インストールしない] オプションをオンにします。

エージェント スケジュールが [インストールしない], に設定されているときに、構成をアンインストールしようとすると、構成スケジュールが無視されます。このため、エージェントまたは構成パッケージはインストールされません。

構成インストールの動作

次のオプションから選択します。

  • 自動的にインストールする - 次回のクライアント ポーリング時: 選択すると、次回クライアントが管理サーバをポーリングするときに、構成更新を確認します。構成更新が見つかった場合、自動的にインストールします。
  • 自動的にインストールする - スケジュール: 選択すると、次回クライアントが管理サーバをポーリングするときに、構成更新を確認します。構成更新が見つかった場合、設定されたスケジュール期間内に自動的にインストールします。選択すると、スケジュール表が表示されます。開始または終了時刻をクリックしてドロップダウンリストを表示し、任意の時刻を選択します。構成パッケージは、リストで有効化された指定された日時に従ってインストールされます。

    管理されたコンピュータの配布エージェントが管理サーバをポーリングし、インストールするパッケージのリストと関連付けられたインストール スケジュールを確認すると、パッケージはスケジュールされた時刻にインストールされます。これらの前提条件またはエージェントのいずれかのインストールが失敗した場合、コンピュータの起動時にインストールが再試行されます。

    同じ製品のエージェントと構成を同時に配布する場合、配布エージェントは、構成のインストール スケジュールに関係なく、コンピュータの起動時に両方がインストールされるようにします。

    構成が配布され、エージェント変更が必要ない場合、インストール スケジュールに従って配布が実行されます。

    選択したエージェント スケジュールに関係なく、配布エージェントは、次回のサーバのポーリング直後に、ダウンロードを開始します。ダウンロードは、スケジュールされたインストール時間まで、エンドポイントに保存されます。

    配布エージェントは、開始時刻の後、終了時刻の前に、パッケージをインストールします。たとえば、開始時刻08:00、終了時刻18:00の場合、パッケージは08:00~18:00の間にインストールされます。
    スケジュールされた終了時刻を開始時刻の前に設定し、インストール期間を反対にすることができます。たとえば、開始時刻18:00、終了時刻8:00の場合、パッケージは指定された日の18:00~8:00の間にインストールされます。

    • エージェント インストール スケジュールのミラー: 選択すると、スケジュールをエージェント スケジュールと同じに設定します。
  • 次回のシステム再起動時 - エンドポイントが開始したときに、ユーザログオンの前に構成をインストールします。

追加オプション

  • 起動時に新しい構成を確認してダウンロードする: 選択すると、起動時に新しい管理サーバで新しい構成を確認し、ダウンロードして置換します。完了するまで、ログインは停止します。

    管理されたコンピュータの構成が管理サーバをポーリングし、インストールするパッケージのリストと関連付けられたインストール スケジュールを確認すると、パッケージはスケジュールされた時刻にインストールされます。これらの前提条件またはエージェントのいずれかのインストールが失敗した場合、コンピュータの起動時にインストールが再試行されます。

    注意:シャットダウン時のチェックボックスのステータスは再起動時に維持されます。シャットダウン時に設定が無効な場合は、配布エージェントは起動時にサーバに接続して、設定が有効かどうかを確認しません。

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