配布グループ設定一般
[配布グループ] > [設定] > [一般] タブには、配布グループを構成するための次のオプションがあります。
このセクション:
サーバ ポーリングおよびダウンロード
サーバ ポーリングとダウンロード期間は、配布エージェントが管理サーバと通信し、割り当てられた製品エージェント、構成、または配布グループ設定に関連する変更を確認する頻度を決定します。
この期間は、最低1分、最高で7日間です。既定は1時間です。次の値を選択できます。
- 分: 1、5、15、30
- 時: 1、4、8、12
- 日: 1、2、5、7
サーバ ポーリングおよびダウンロード
クライアントコンピュータがサーバの配布グループの変更を確認する頻度を設定します。新しい設定、エージェント、または構成が検出されると、クライアントは関連するコンポーネントをダウンロードしてインストールします。このポーリング期間に要求が検出されると、クライアント コンピュータは診断テストを開始します。既定のコンピュータのポーリング期間は1時間です。
インストール スケジュールに従い、製品エージェントと構成がインストールされます。[設定] ノード > [インストール] タブを選択して、スケジュール設定を構成します。
ポーリング差異
期間が決定された後、ポーリング差異を追加して、1回のポーリングで複数の配布エージェントのポーリングの影響を低減することができます。差異の範囲は0~100パーセントであり、配布エージェントがポーリングするときに段階的に機能します。たとえば、ポーリング期間が10分に設定され、差異が (+/-)10% の場合、配布エージェントは9~11分でポーリングします。既定の差異は20%です。
サーバ ポーリングとダウンロード範囲は1分から7日です。非常に短いポーリング期間が原因となるネットワーク帯域幅の要求の過負荷と、長いポーリング期間が原因で重要な更新やダウンロードが不足するリスクを回避するため、ポーリング期間を設定するオプションは制限されています。
イベント データ アップロード
イベント データ アップロード期間は、配布エージェントが管理されたエンドポイント デバイスから管理サーバ データベースにイベント データをアップロードする頻度を決定します。
この期間は、最低1分、最高1日です。既定は30時間です。次の値を選択できます。
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分: 1、5、15、30
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時: 1、4、8、12
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日: 1
期間が決定された後、差異を追加して、1回のアップロードで複数の配布エージェントのアップロードの影響を低減することができます。
イベント データ アップロード
クライアント エンドポイントがイベント データをアップロードする頻度を設定します。
アップロード ポーリング差異は、コンピュータ ポーリング差異と同じ方法で機能し、配布エージェントがイベント データを管理サーバにアップロードするときに時間を段階的にするために使用されます。既定のアップロードのポーリング期間は30分です。
イベント データ アップロードの範囲は1分から1日です。非常に短いポーリング期間が原因となるネットワーク帯域幅の要求の過負荷と、長いポーリング期間が原因で重要な更新やダウンロードが不足するリスクを回避するため、ポーリング期間を設定するオプションは制限されています。
構成配布形式
構成を配布する形式を選択します。
- Windows インストーラ MSI
- ネイティブ構成
ネイティブ構成を配布するときには、配布エージェントは、ファイル名 configuration.a?mp を使用して、構成ファイルを保持します。ファイル名はレジストリに保存されるため、各製品は構成の検索場所を認識しています。
ネイティブ構成ファイルには、構成およびアップグレードのバージョン、製品コードが含まれます。これらの値は、MSI ファイルに格納された値と同じであり、MSI に変換することができます。
- 場所: 省略記号を選択すると、目的のフォルダを選択できます。
ネイティブ構成パスは有効なローカル パスであり、空にしたり、ネットワーク パスにしたりすることはできません。
注意:配布エージェントは、LocalSystem アカウントのコンテキストで、ネイティブ構成パスに含まれる環境変数を拡張します。つまり、%UserProfile% などの環境変数は "C:\Windows\System32\config\SystemProfile" に拡張され、現在のログオン ユーザのユーザ プロファイルではありません。ユーザ プロファイル環境変数の使用は推奨されません。
配布エージェント権限
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自己登録を許可する: このオプションを選択すると、ローカル管理者は強制的に配布エージェントをこの配布グループに自己登録させることができます。配布エージェントの自己登録は、コマンドラインで GROUP_NAME パラメータを使用して、配布エージェントが登録するグループを指定すると、インストールされます。
このオプションは、既定では無効ですが、管理されたエンドポイントに配布エージェントをインストールするための別の方法であり、管理コンソールでグループ メンバーシップをあらかじめ定義するのではなく、管理センター の特定の配布グループに登録することができます。
このオプションは、(Default) 配布グループでは無効です。
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自己登録解除を許可する: このオプションを選択すると、ローカル管理者は配布エージェントがコンピュータをこの配布グループから登録解除するように要求することができます。
CCA コマンド ツールでコンピュータが登録解除された後、コンピュータを再登録するために、Deployment Agent サービスを再開する必要があります。
- 更新の開始を許可する: このオプションを選択すると、配布グループのインストール スケジュールに関係なく、ローカル管理者は、配布エージェントがただちにこの配布グループのパッケージをインストールおよびアンインストールするように要求できます。