CCA コマンド ツール
CCA コマンド ツール CcaCmd.exe を使用すると、管理者は、エンドポイントから配布エージェントを構成し、配布エージェントとその動作を詳細なレベルで制御することができます。
管理者は、このツールを使用して、プロビジョニングのマスタ イメージを準備します。このコマンドは、個別に実行するか、既存のプロビジョニング スクリプトの一部としてバッチ ファイルで実行できます。
このセクション:
CCA コマンド ツールを使用する前の注意
CcaCmd.exe を使用する前に、次の条件を満たす必要があります。
- ClientCommunicationsAgent.msi がエンドポイントにインストールされていること。
-
次の権限を、[ホーム] > [サーバ] > [配布グループ] > [配布グループ] > [設定] > [配布エージェント権限] で有効にする必要があります。
- 自己登録を許可する - CCA コマンド ツール スイッチ
/URL
および/MOVE <GROUP NAME>
にマッピングします - 登録解除を許可する - CCA コマンド ツール スイッチ
/UNREGISTER
および/IMAGEPREP
にマッピングします - 更新開始を許可する - CCA コマンド ツール スイッチ
/UPDATEAGENTS
および/UPDATECONFIGS
にマッピングします
- 自己登録を許可する - CCA コマンド ツール スイッチ
- ローカル管理者グループのメンバーで、昇格されたトークンを使用して実行する必要があります。
CCA コマンド ツールの使用
CcaCmd.exe コマンドは次のとおりです。
コマンド |
説明 |
---|---|
/url |
管理サーバと通信するために使用される URL を変更します。 自己登録する配布グループを任意で追加することができます。このためには、配布グループの [自己登録を許可する] 権限を有効にする必要があります。 「配布エージェント権限」をご参照ください。 |
/imageprep |
このコンピュータをプロビジョニング用に準備します。このコマンドは、/unregister コマンドと組み合わせることができます。
|
/unregister |
配布エージェントを管理サーバから登録解除し、Deployment Agent サービスを停止します。User Workspace Manager エージェントまたは構成はアンインストールしないでください。このためには、[配布グループ設定] で、[登録解除を許可する] を有効にする必要があります。 コンピュータが登録解除された後、コンピュータを再登録するために、Deployment Agent サービスを再開する必要があります。 |
/updateagents |
配布グループに割り当てられたエージェントのインストールを開始し、インストール スケジュールを上書きします。このためには、[配布グループ設定] で、[更新の開始を許可する] を有効にする必要があります。 インストーラによって要求された場合、システムの再起動がトリガされます。 /suppressreboot オプションを指定することで、システムの再起動を抑制できます。エージェントの更新は非同期です。/isupdating を使用して、配布エージェントがまだ更新を適用しているかどうかを確認します。 |
/updateconfigs |
配布グループに割り当てられた構成のインストールを開始し、インストール スケジュールを上書きします。このためには、[配布グループ設定] で、[更新の開始を許可する] を有効にする必要があります。構成の更新は非同期です。/isupdating を使用して、配布エージェントがまだ更新を適用しているかどうかを確認します。 |
/isupdating |
/updateagents または /updateconfigs の以前の呼び出しがまだ更新を処理しているかどうかを判定します。 |
/pollnow |
サーバへのポーリングを開始します。 |
/move <group_name> |
指定したグループへのコンピュータの移動要求を開始します。 コンピュータを移動するには、[自己登録] 権限が現在の配布グループとターゲット配布グループの両方で有効になっている必要があります。「配布エージェント権限」をご参照ください。 移動要求を開始すると、処理を送信するタイミングを確認する管理コマンド プロンプトが表示されます。ただし、移動コマンドの結果についての報告はなされません。両方の配布グループに必要な権限が設定されていないと、コマンドを実行できません。 |