アプリの配布の配布ステータス
[アプリの配布] > [配布ステータス] ページを使用して、配布の準拠を要約したグラフと併せて、すべてのアプリならびにアプリがターゲットとするすべてのデバイスを示す完全なリストを表示します。 このページは、ターゲット デバイスのステータスが更新されるにつれ、動的に更新されます。
アプリの配布状態には次のものがあります。
- 準拠: アプリは、以前にインストール済みであることが検出されたか、正常にインストールされました。
- 保留中: アプリは次回デバイスがチェックインしたとき (既定では4時間おき) にインストールされます。またはインストールが進行中です。
- 非準拠: インストールが失敗しました。
右側のオプション メニュー ( ) を使用すると、配布ログ概要と、そのデバイスに割り当てられたアプリのリスト (JSON 形式) を表示できます。 ログの概要には、最終的なパッケージ アクション (最後に定義されたアクション、またはパッケージのインストールを停止する原因となったアクション) からのステータス メッセージが表示されます。 他のアクションの結果を確認したい場合は、デバイス上のログを表示します。 詳細については、「検出ルールとアクション ロギング」をご参照ください。
このメニューには、[再試行] オプションも含まれています。 [再試行] アクションは、アプリの状態をリセットし、即座にデバイスに接続します。 デバイスに接続できる場合は、そのデバイスに割り当てられたアプリが実行されます。 [配布ステータス] 表の個々のエントリに対して、オプション メニュー ( ) から再試行アクションを選択できます。1つ以上のエントリを選択すると、表の上に再試行アクションが表示されます。
リアルタイムのアプリ配布に対する再試行の使用
既定では、デバイスが配布対象のアプリに割り当てられると、そのアプリは次回エージェントがチェックインしたとき (4時間おき) にインストールされます。 エージェントをただちにチェックインさせるには、[配布ステータス] 表にデバイスが表示されたタイミングで、管理者がそれらのデバイスを選択し、[再試行] アクションを実行できます。 デバイスはただちにチェックインし、アプリを実行します。
[配布ステータス] ページ上の、アプリのターゲットにはなっているものの [アプリケーション] 列にインストール済みのアプリが1つも表示されていないデバイスには、[再試行] ではなく [同期] メニュー オプションが表示されます。 [同期] を選択すると、そのデバイスは、全アプリの更新の有無をチェックするようになります。 この場合の同期は、そのデバイス上のアプリ配布エンジンが直面している可能性のある問題の解決に役立つ場合があります。
追加のヒント:
- デバイスに割り当てられているアプリを確認するには、[デバイス] メイン メニューでデバイスを選択し、[ソフトウェア] タブと [割り当てられたアプリ] タブを選択します。
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[配布] 列には、デバイスが割り当てられている配布の名前が表示されます。 この情報は、アプリの配布でデバイスがどのような状態でターゲットとなっているかを迅速に見つける上で役立ちます。
- 必要なものを選択し、[エクスポート] ボタンを選択することで、配布ステータス エントリを .csv ファイルにエクスポートします。
- [バージョン] 列には、アプリのパッケージ バージョンが表示されます。