アプリの登録

Ivanti がホストするクラウドアプリケーションと Ivanti Neurons プラットフォームとの間で、API 統合を有効にするための信頼関係を確立するには、アプリ登録が必要です。

使用される認証方式は.登録済みアプリケーションからの受信認証を可能にする、OAuth 2.0クライアント資格情報付与フローです。

登録するアプリケーションごとに一意のアプリ登録が必要です。アプリ登録を作成するたびに、一意の認証設定が生成されます。この設定を、登録しようとするアプリケーションで入力する必要があります。これにより、信頼関係が検証され、信頼関係がつくられて、登録が完了します。詳細については、登録するアプリケーションのヘルプをご参照ください。現在サポートされているアプリケーションは、「新規登録の作成」セクションに記載されています。

アプリ登録表

Ivanti Neurons プラットフォーム内でアプリ登録にアクセスするには、[管理者] > [アプリ登録] に移動します。既存のすべてのアプリ登録が表にリストされていて、以下の詳細情報が示されています。

アプリケーション: 登録済みアプリケーションの名前。

説明: アプリ登録作成時に入力された説明。

前回の認証: 登録済みアプリが、クライアントシークレットを使用して最後に認証された時刻。日付が表示されていない場合、そのアプリケーションはまだ一度も認証されていません。

作成者: アプリ登録を作成したユーザの名前。

作成日時: アプリ登録が作成された日時。

新規登録の作成

新規登録を作成する方法の詳細については、該当するサポートされているアプリケーションのセクションを選択します。

Cherwell サービス管理 (CSM)

このアプリ登録は、Ivanti がホスティングする Cherwell Service Management バージョンのみで機能します。

Cherwell Service Management (Ivanti がホスティング) の登録は、Ivanti Neurons Data Services API を活用するために必要な前提条件の手順です。これにより、デバイスに関する情報を取得し、この情報を使用して、ワンステップ自動化フローの一部として Cherwell CMDB に自動入力できるようになります。

Neurons for Discovery の CMDB mApp ソリューション (ワンステップアクション構成の一部) を配布するには、Ivanti Neurons テナントへの認証構成が必要です。詳細については、Ivanti Neurons for Discovery Integration mApp Solution 1.0ドキュメントをご参照ください。

Ivanti Neurons 側の構成を完了するには、Cherwell Service Management の新規アプリ登録を作成する必要があります。

カスタムアプリ

Ivanti Neurons API を使用するには、Ivanti Neurons テナントへの認証構成が必要です。詳細については、Ivanti Neurons API ドキュメントをご参照ください。

Ivanti Neurons 側の構成を完了するには、カスタムアクションの新規アプリ登録を作成する必要があります。

Ivanti Neurons for ITSM and ITAM (オンプレミス)

このアプリ登録は、Ivanti Neurons for ITSM and ITAM のオンプレミス配布で機能することを目的としています。

Ivanti Neurons for ITSM and ITAM の登録は、Ivanti Neurons for ITSM and ITAM が Ivanti Neurons Data Services API と対話する必要のある主要なユースケースをサポートするために必要な前提条件の手順です。詳細については、ITAM と Neurons の統合をご参照ください。

Ivanti Neurons 側の構成を完了するには、Ivanti Neurons for ITSM and ITAM (オンプレミス) の新規アプリ登録を作成する必要があります。

Ivanti User Workspace Manager (オンプレミス)

このアプリ登録は、Ivanti User Workspace Manager スイートからのオンプレミスイオンソールで機能することを目的としています。

Ivanti Neurons への登録は、Ivanti User Workspace Manager のオンプレミスコンソール (Application Control、Environment Manager、および Performance Manager) が Ivanti Neurons 内で構成を保存し、配布できるようにするための、前提条件となる必須手順です。 Ivanti Neurons 統合の詳細については、関連する User Workspace Manager ヘルプ (Application Control、Environment Manager、Performance Manager) をご参照ください。

Ivanti Neurons 側の構成を完了するには、User Workspace Manager の新規アプリ登録を作成する必要があります。

Ivanti Neurons for Risk-based Vulnerability Management (IN4RBVM) パッチグループ管理者

IN4RBVM パッチグループ管理者のアプリ登録は、Ivanti Neurons for Patch Management と Ivanti Neurons for Risk-based Vulnerability Management との統合を使用している場合の、CVEToPatchGroup 用です。これは、developer.ivanti.com の Neurons パッチ管理 API のみで機能します。詳細については、「パッチ管理 API のエンドポイント認証」をご参照ください。

このアプリ登録は、呼び出し元に対して Neurons for Patch Management パッチグループ管理者権限を付与し、patchgroup.admin 範囲にバインドされます。この登録では、新しいパッチグループの作成と、既存のパッチグループの編集を行えます。

Ivanti Neurons for Risk-based Vulnerability Management (IN4RBVM) パッチグループ編集者

IN4RBVM パッチグループ編集者のアプリ登録は、Ivanti Neurons for Patch Management と Ivanti Neurons for Risk-based Vulnerability Management との統合を使用している場合の、CVEToPatchGroup 用です。これは、developer.ivanti.com の Neurons パッチ管理 API のみで機能します。詳細については、「パッチ管理 API のエンドポイント認証」をご参照ください。

このアプリ登録は、呼び出し元に対して Neurons for Patch Management パッチグループ編集者権限を付与し、patchgroup.editor 範囲にバインドされます。この登録では、パッチグループの編集を行えます。

アプリ登録の削除

クライアントシークレットや登録詳細を更新する必要がある場合は、アプリ登録を削除し、新規アプリ登録を作成する必要があります。

Ivanti Neurons で、[管理者] > [アプリの登録] に移動します。
アプリの登録表で、削除するアプリ登録の横にあるチェックボックスをオンにします。
[アクション] メニューから [削除] を選択します。
確認のダイアログが表示されます。
[削除] を選択してアクションを確定します。
警告: 一度アプリ登録を削除すると、元に戻すことはできません。別のアプリ登録を作成しない限り、そのアプリケーションは、もう Ivanti Neurons プラットフォームで認証できなくなります。