配布担当デバイス
配布担当デバイスとは、ネットワーク内の、Ivanti Neurons 配布担当デバイス エージェントがインストールされているデバイスです。 配布担当デバイス エージェントは、環境内のサブネットごとに、1台のデバイスにインストールされている必要があります。 配布担当デバイスは、認証資格情報を必要とする機能 (配布、リモート インベントリ、SNMP 検出) で使用できる唯一のデバイスです。
複数のサブネット用に既定の配布担当デバイスを選択する場合の詳細は、「ポリシー グループの詳細の編集」をご参照ください。
配布担当デバイス エージェント
使用例: Ivanti Neurons プラットフォームを使用して、企業ネットワーク内のすべてのデバイスを検出し、自動的にエージェントをデバイスに配布したいと考えています。
次のいずれかから、配布担当デバイス エージェントをダウンロードします。
- [管理者] > [エージェント ポリシー] > [配布担当デバイス エージェントのダウンロード] ボタン
- [管理者] > [検出] > [検出] ホームページ
エージェントをインストールする前に、「エージェント管理」の前提条件をご確認ください。
配布担当デバイス エージェントをインストールするには
- Ivanti Neurons プラットフォームで、[管理者] > [エージェント ポリシー] に移動します。
- [ポリシー グループ] ページで、[配布担当デバイス エージェントのダウンロード] を選択して [登録キーの生成] ダイアログを開きます。
- [登録キーの生成] ダイアログが表示されます。登録キーは、Ivanti Neurons に登録するオプション ファイル内に生成されます。 登録キーは、エージェントをインストールするデバイスの数と、インストールを完了しなければならない期限に基づいています。
メモ: デバイス数または期限を超過した場合は、超過後のエージェント インストールを Ivanti Neurons テナントに登録するためには、新しい登録キーを生成する必要があります。 - デバイス数: エージェントのインストール先となるデバイス (配布担当デバイスとなるデバイス) の総数を入力します。
- 日付: すべての配布担当デバイスを Ivanti Neurons テナントに登録しなければならない期限を入力します。 期限は、既定では30日に設定されていますが、最大1年まで設定できます。 カレンダーから日付を選択します。
- [配布担当デバイス エージェントのダウンロード] を選択します。
- ファイル (IvantiCloudAgent.exe and IvantiCloudAgent.exe.options) がダウンロードされた後、実行ファイルを実行し、画面の指示に従います。 エージェントがインストールされているデバイスが配布担当デバイスになります。
配布担当デバイス ビュー
[管理者] > [エージェント ポリシー] > [配布担当デバイス] に、すべての配布担当デバイスを表示します。[配布担当デバイス] ページには、すべてのデバイスがリストされ、デバイスの名前、デバイスが属するサブネット、エージェントがインストールされた日付が示されます。
アクション:
- サブネット: 任意のサブネットをクリックすると、そのサブネットの詳細が表示されます。
- ...: 選択すると、次のドロップダウン メニューが開きます。
- 削除: 配布担当デバイスを削除します。 デバイスの詳細が削除されます。 配布担当デバイス エージェントをデバイスから手動でアンインストールする必要があります。
- 既定に設定: デバイスを既定の配布担当デバイスとして設定します。 1つのテナントにつき設定できる既定は1つのみであるため、新しい既定を設定すると、前に選択されていた既定はクリアされます。
- 既定のクリア: デバイスが既定の配布担当デバイスとして選択されている場合にのみ使用できます。 選択すると、デバイスの既定としての設定が解除されます。
サブネットの詳細
ここから、次の情報を表示できます。
- デバイス名 - デバイスの名前。
- 前回の表示日時 - デバイスが最後にオンラインであった日付。これは、Ivanti Neurons プラットフォームに前回チェックインした日付か、前回の検出スキャンの日付である可能性があります。
- IP アドレス - IP アドレス。
- MAC アドレス - MAC アドレス。
- OS - デバイスで実行されているオペレーティング システムのバージョン。例: Microsoft Windows 10 Enterprise エディション 64ビット。
- OS グループ - デバイスで実行されているオペレーティング システム。例: Windows。
- エージェント - デバイスに Ivanti Neurons 配布担当デバイス エージェントがインストールされている場合は、[はい] が表示されます。 配布担当デバイス エージェントがインストールされていない場合は [いいえ] が表示されます。
- ポリシー グループ - デバイスが割り当てられているポリシー グループの名前。 ポリシー グループ名をクリックすると、ポリシー グループ詳細が表示されます。
- サブネット - デバイスが属しているサブネット。
接続失敗: 配布エンジンはターゲット コンピュータに接続できません。
リモート レジストリ失敗: ターゲット コンピュータへの配布中に、ターゲット コンピュータのレジストリにアクセスする必要があります。 ターゲットでリモート レジストリ サービスが実行されていないため、レジストリにアクセスできないときに、このエラーが発生します。
リモート SCM 失敗: 配布の一部として、サービスを作成することでターゲットでタスクが実行されます。 このサービスを作成するために、SCM (Service Control Manager) API が使用されます。 サービスを作成できなかったときにこのエラーが発生します。
ファイル コピー失敗: 配布エンジンからターゲット コンピュータへのコピーが失敗しました。
インストーラ起動失敗: ターゲット コンピュータでインストーラを起動できませんでした。