Ivanti Neurons for ITAM との統合

本ソフトウェア用の Ivanti Neurons を Ivanti Neurons for ITAM に関連付け、この2つのシステム間で契約とライセンス取引に関連するデータが自動的に渡されるようにします。 契約またはライセンス取引の追加または編集は両方のシステムで反映されます。 つまり、両方で同じデータが使用され、Ivanti Neurons for ITAM の調達やライフサイクル追跡といった資産管理機能と統合された本ソフトウェアから、ソフトウェア資産とソフトウェア支出額を把握することができます。 本ソフトウェアでのライセンス取引は、Ivanti Neurons for ITAM の資格タイプの契約明細項目に対応します。

Ivanti Neurons for ITAM の資格タイプの契約明細項目に本ソフトウェアで認識される SKU が含まれている場合、SKU に関する Ivanti SKU ライブラリからの追加情報も、取引として追加されるときに含められます。

Ivanti Neurons for ITAM からインポートされたコスト データは、コストに関連付けられている通貨が、本ソフトウェア用に設定されているシステム通貨と同じ場合にのみ、本ソフトウェアで使用されます。 通貨が異なる場合は、価格、コスト、支出額で指定されたルールが適用されます。

本ソフトウェアの必須フィールドを含むレコードのみが ITAM から同期されるため、ITAM レコードにもこれらのフィールドが含まれていることを確認してください。 特に、各 ITAM 契約にベンダがあることを確認してください。

Ivanti Neurons for ITAM からインポートされたすべてのデータは Ivanti Neurons for ITAM インポート ソースに関連付けられます (ソースのインポートを参照)。 このデータソースを削除する前に、Ivanti Neurons for ITAM との統合を無効にする必要があります。 このインポートソースを削除すると、ITAM からインポートされたすべての契約と取引が削除され、ITAM で更新されたすべての契約と取引が元に戻されます。

システム間でデータをマッピングする方法

本ソフトウェアでの [契約] は、Ivanti Neurons for ITAM での [契約] に対応しており、本ソフトウェアでの [取引] は、Ivanti Neurons for ITAM での [資格] タイプの契約明細項目に対応しています。 次の表は、1つのアプリケーションのフィールドがどのように他方のフィールドにマッピングされるのかを示します。

契約のマッピング

本ソフトウェアでの [契約] オブジェクトへのマッピング:

ソフトウェア属性

ITAM オブジェクト

ITAM 属性

メモ

事業単位

組織単位

ディレクトリ完全パス

 

名称

CI#契約

名称

 

契約番号

CI#契約

ivnt_内部 ID

必須

契約国

CI#契約

ivnt_準拠法

 

終了時刻

CI#契約

ivnt_有効期限

 

開始時刻

CI#契約

ivnt_署名日

 

解除通知期間

CI#契約

ivnt_解除通知日数

 

ベンダ

ベンダ

名称

必須

 

CI#契約

ivnt_ベンダ名

本ソフトウェアのベンダ属性は、ITAM のベンダ名前属性契約ベンダ名属性の両方にマッピングされます。

取引と契約明細項目のマッピング

本ソフトウェアでの [取引] オブジェクトへのマッピング:

ソフトウェア属性

ITAM オブジェクト

ITAM 属性

メモ

事業単位

組織単位

ディレクトリ完全パス

 

契約終了日

CI#契約

ivnt_有効期限

 

契約番号

CI#契約

ivnt_内部 ID

 

契約開始日

CI#契約

ivnt_署名日

 

適用開始日

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

有効日

この値が ITAM で空の場合は、現在の日付が本ソフトウェアで使用されます。

適用終了日

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

終了日

 

エディション

CI#ivnt_ソフトウェア製品

ivnt_エディション

 

メトリクス

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

ライセンス メトリクス タイプ

 

PO 番号

ivnt_発注書

ivnt_発注書番号

 

製品

CI#ivnt_ソフトウェア製品

ivnt_タイトル

必須

製品の詳細

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

資格詳細

 

製品タイプ

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

資格タイプ

レコードが SKU ライブラリの項目と一致する場合、SKU ライブラリの値が使用されます。

購入日

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

購入日

必須。 この値が ITAM で空の場合は、ITAM の有効日が本ソフトウェアで使用されます (使用可能な場合)。使用できない場合は、現在の日付が使用されます。

数量

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

数量

必須

SKU

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

サプライヤ SKU

 

合計コスト

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

初期合計コスト

 

単価

ivnt_契約明細項目#ivnt_資格

初期単価

 

ベンダ

CI#ivnt_ソフトウェア製品

ivnt_製造元

必須

バージョン

CI#ivnt_ソフトウェア製品

ivnt_バージョン

 

統合を有効にする

統合を使用できるようにするには、その前に、本ソフトウェアと Ivanti Neurons for ITAM の両方で統合を有効にしてから、2つのシステムのいずれかから初期データをもう一方のシステムに読み込む必要があります。 両方のシステムにライセンス取引データが既にある場合は、いずれかのシステムからこのデータをエクスポートし、エクスポートしたシステムからデータを削除することをお勧めします。 他のシステムからデータを再読み込みし、エクスポートを使用して、不足している項目を検索できます。

統合を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. Ivanti Neurons for ITAM に資産管理者ロールがあるユーザでログインします。
  2. [ソフトウェア] ワークスペースを開きます。
  3. 本ソフトウェアのナビゲーション バーで [構成] > [Ivanti Neurons for ITAM] をクリックします。
    Ivanti Neurons for ITAM の構成ページが表示され、初期状態ではすべてのコントロールが読み取り専用になっています。
  4. [受信][送信] の両方を有効にする必要があります。
  5. 詳細については、Ivanti Neurons for ITAM ヘルプをご参照ください。

  6. [変更] をクリックしてから [受信データを有効にする][送信データを有効にする] を選択して、[保存] をクリックします。
    両方のシステムの契約間の統合や、本ソフトウェアのライセンス取引と Ivanti Neurons for ITAM の資格タイプの契約明細項目との間の統合が有効です。 これらの項目を追加または変更すると、他のシステムでも反映されます。

他のデータに初期データを読み込む

統合が有効化されたため、本ソフトウェアでのライセンス取引の追加や変更は、Ivanti Neurons for ITAM の資格タイプの契約明細項目に反映されます。逆も同じです。 ただし、ソースシステムの既存のデータは自動的に他のシステムに転送されないため、この転送を開始する必要があります。

本ソフトウェアから Ivanti Neurons for ITAM に初期データを読み込むには:

  1. ナビゲーション バーで [ソフトウェア] > [Ivanti Neurons for ITAM] をクリックします。
    Ivanti Neurons for ITAM の構成ページが表示されます。
  2. [送信データのフルロードを開始します] をクリックします。
    本ソフトウェアから Ivanti Neurons for ITAM へのデータ読み込みが開始されます。データの量によっては、かなり長い時間がかかる場合があります。 本ソフトウェアにおけるすべての契約とライセンス取引が Ivanti Neurons for ITAM データベースにコピーされます。

本ソフトウェア または Ivanti Neurons for ITAM のいずれか[送信データのフルロードを開始します] ボタンを1回だけクリックします。

Ivanti Neurons for ITAM から本ソフトウェアへのデータ読み込みについては、Ivanti Neurons for ITAM ヘルプをご参照ください。