セルフサービス モバイル ポータル
セルフサービス モバイル ユーザ ロールが割り当てられている場合は、スマートフォンやタブレットなどのさまざまな iOS および Android デバイスで セルフサービス モバイル ポータルを表示できます。セルフサービス モバイル ポータルは、従来のアプリケーションと同様でありながらも、モバイル デバイスで適切に表示されるようにサイズ調整された、ウェブ ベースのユーザ インターフェイスです。
Google Chrome が、セルフサービス モバイル ポータルの表示用として推奨されるブラウザです。Microsoft Internet Explorer 8 (IE8)、Microsoft Internet Explorer 9 (IE9)、ネイティブ/組み込み Android ブラウザはサポートされていません。
スマートフォンを使用してセルフサービス モバイル ポータルにアクセスする場合は、最初に Google Play Store または Apple App Store からIvanti Service Manager アプリ (無料) をデバイスにダウンロードする必要があります。
タブレットなどのモバイル デバイスで Ivanti サービス マネージャ にログインするときには、モバイルベースのユーザ ロールのみを使用できます。モバイル ベースではないユーザ ロールにログインする場合は、デスクトップまたはノートブックを使用してください。
セルフサービス モバイル ポータルへのアクセス

セルフサービス モバイル ユーザとしてサービス マネージャにログインすると、エンタープライズ セルフサービスのようこそページがランディング ページになります。Self Service モバイル ポータルにアクセスするには、部署を選択する必要があります。Self Service モバイル ポータルには、選択した部署に固有のコンテンツが表示されます (サービス カタログ、お知らせ、FAQ、マイ項目、ナレッジ記事)。
たとえば、エンタープライズ セルフサービスのようこそページで [人事] を選択した場合、セルフサービス モバイル ポータルに移動し、人事固有のコンテンツのみが表示されます。

セルフサービス モバイル ユーザとして サービス マネージャにログインすると、セルフサービス モバイル ポータルがランディング ページになります。エンタープライズ セルフサービスのようこそページが有効な場合とは異なり、部署に基づく分類がなく、すべてのセルフサービス コンテンツをここに表示できます。
セルフサービス モバイル ポータルの操作
セルフサービス モバイル ポータルにログインした後、インターフィエスの外観が次の図とは異なる場合があります。管理者による設定と表示しているデバイスに基づいて、色や正確なモジュールがユーザ ロールによって異なる場合があります。
多少の差異はあっても、セルフサービス ヘルプに記載されている手順はすべてセルフサービス モバイル ポータルにも当てはまります。たとえば、項目をクリックしてウィンドウをスクロールする代わりに、処理を実行するときに画面をタップしてスワイプしなければならない場合があります。

左側のメニュー パネルを使用してポータルを操作する場合:
– メニュー パネルを展開または折りたたみます。スマートフォンでは、オプションを選択するとメニューが閉じます。
– ポータルにログイン後の既定のページです。このページを使用して、サービス カタログへのアクセス、ナレッジ記事の閲覧、提出したインシデントや申請へのアクセスなどを行います。
– サービス カタログを開いて、サービス申請の提出やインシデントの報告を行います。詳細については、「サービス申請とインシデント」をご参照ください。
– 公開済みのすべてのナレッジ記事を表示します。キーワードを使用して特定のタイトルやコンテンツを見つけるには、[検索]
アイコンをクリックします。絞りこみまたはソート用のドロップダウン リストのいずれかを使用することで、焦点を絞って検索するには、
をクリックします。
– インシデントを報告する前に、 FAQ に対する回答や解決策を見つけます。キーワードを入力することで、特定のタイトルやコンテンツを検索
します。[すべてのカテゴリ] ドロップダウン リストから絞りこむことで、焦点を絞って検索します。
– 自分が登録した (および自分に割り当てられたユーザ ロール用に登録された) すべてのインシデントまたはサービス申請を表示します。キーワードを使用することで、特定のインシデント タイトルやコンテンツを検索
します。絞りこみまたはソート用のドロップダウン リストのいずれかを使用することで、焦点を絞って
検索します。
– アナウンスメント (組織全体に送られるメッセージ) を表示します。キーワードを使用して特定のアナウンスメントを見つけるには、[検索]
アイコンをクリックします。
– キーワードを使用して、環境に合わせて構成された項目を検索します。項目には通常、アナウンスメント、FAQ、およびナレッジ記事が含まれます。 ソートまたは絞りこみ用のドロップダウン リストのいずれかを使用することで、焦点を絞って
検索します。
– 管理者が許可している範囲で、個人設定を変更します。アプリケーションの既定の言語や、既定のログイン ロールなどを変更する権限が与えられている場合があります。
– アプリケーションからログアウトします。
サービス申請とインシデント
[サービス カタログ] ワークスペースを使用して、サービス申請の提出や、問題 (インシデントとも呼ばれます) を報告します。サービス申請とは、会議室予約や新しいメール アカウント等のサービスの依頼です。問題とは、アカウント ロックや、プリンタの不調といった、サービスの中断です。
一部のデバイスでは、サービス カタログをリストとして、またはタイル形式で表示できます。ビューを切り替えるには、 ページの右上の領域にあるリスト ビュー アイコン またはタイル ビュー アイコン
をタップします。タイル ビューでは、大きなタイルに項目が表示され、画面のスペースを多くとるため、、リストされる項目が少なくなります。
サービス申請に記入する際、記入と提出を後で行えるように、下書きとして保存するオプションがあります。未提出の申請は、ページの右上に「下書き」として表示されます。

1.サービス カタログ アイコンをタップします。
2.ページの最上部にあるドロップダウン リストをタップして、使用できるカテゴリを表示します。スマートフォンでは、このリストにアクセスするには、右上の絞りこみアイコンをタップする必要がある場合があります。
3.カテゴリを選択してから、リストされたサービス項目をスワイプして、目的の項目を見つけます。サービス項目をタップしてから、[申請] をタップします。フォームが表示されます。
4.フォームの各種フィールドに記入後、[レビューして送信] をタップします。
5.情報の正確性をレビューした後、[一時保存]、[送信]、または [編集] をタップします。一時保存した場合、申請はページの右上に下書きとして表示されます。下書きを提出する準備ができたら、その時点で、下書きを開いて提出します。

1.サービス カタログ アイコンをタップします。
2.ページの最上部にあるドロップダウン リストをタップして、[新しいインシデントの報告] をタップします。スマートフォンでは、このリストにアクセスするには、右上の絞りこみアイコンをタップする必要がある場合があります。
3.リストされた問題をスワイプして、ご自分が抱えている問題に合致するものを見つけます。問題をタップしてから、[申請] をタップします。 フォームが開きます。
4.フォームの各種フィールドに記入します。問題に関連する FAQ や記事がリストされた [関連項目] パネルが表示されます (構成されている場合)。これらのドキュメントに解決策が書かれている場合があり、もしそうであれば、[解決] をタップします。そうでない場合は、パネルを閉じ、フォームに記入して、[インシデントを保存] をタップします。

サービス デスクまたはヘルプ デスクによるインシデントの解決を助けるため、インシデントへのメモや添付ファイルの追加が必要になる場合があります。これは、インシデントを記録した後でないと行えません。追加したメモや添付ファイルは、永久的にインシデント レコードの一部となり、申請者が削除することはできません。
iOS デバイスからは、項目を1つだけ添付できます。アプリケーション構成によっては、添付できるファイルのタイプが (.MOV などに) 制限されている場合があります。
1.
アイコンをタップして [マイ項目] を開きます。 オープン項目のリストが表示されます。
2.ログ済みインシデントを見つけ、タップして開きます。
3.ファイルまたは写真を添付するには: [添付] セクションで [参照] をタップして、ファイルを見つけます。ファイルを選択し、[保存] をタップします。表示される、添付可能なファイルは、インストールされているアプリや、デバイスの表示機能によって異なります。
4.メモを追加するには: [新規メモ] セクションで、テキスト ボックスをタップして、メモを入力します。完了後、[保存] をタップします。
iOS デバイスのカメラを使用した写真の添付
Safari を使用している iOS デバイスでは、プライバシー設定により、カメラ機能を使用できない場合があります。カメラは開きますが、画面には何も表示されず、キャンセル ボタンだけが有効になります。これが発生した場合は、Apple デバイス上で [設定] > [プライバシー] > [カメラ] に移動して、カメラ機能を有効にしなおします。 Safari 用カメラへのアクセスをオンにします。
サポートとのチャット
Service Manager のビルトイン機能または Microsoft Teams を使用して、サポート/サービスデスク アナリスト チームにただちにメッセージを送信し、1 対 1 のチャットで問題を解決したり、質問に答えてもらったりすることができます。チャットからインシデントを作成することもできます。
この機能を使用できない場合は、管理者が有効にしていない可能性があります。有効にするには、組織の管理者にお問い合わせください。
Service Manager のビルトイン チャットの使用
1.[サポートとチャット] アイコン をタップします。
•新しいチャット ウィンドウが表示され、対応可能なサポート スタッフがいる場合は「オンラインです」というメッセージが表示されます。対応可能なサポート スタッフがいない場合は、「現在チャットをご利用いただけません」というメッセージが表示されます。
•チャット セッションにサービス デスク アナリストが割り当てられると、「<サービス デスク アナリスト名> に接続されました」というメッセージがチャット ウィンドウに表示されます。
2.テキスト ボックスに、ご質問または直面している問題の内容を入力し、送信アイコン をタップします。
ご質問または問題について、サービス デスク アナリストがお答えします。 チャットで解決できない場合は、インシデントが作成され、インシデント番号がチャット ウィンドウに表示されます。
チャットで何も入力しない状態が長く続くと、2つの警告が表示された後、ログオフされます。
Microsoft Teams の使用
•コンピュータに Microsoft Teams をインストールし、クライアント アカウントを作成してください。
•組織用に構築された Teams アプリケーションを Teams クライアント アカウントに追加してください。
a. | Teams クライアント アカウントにログインします。 |
b. | [アプリケーション] をクリックして、組織が構築した Teams アプリケーションを選択し、[チャットに追加] をクリックします。 |
組織の Teams アプリケーションはチャット連絡先に追加されました。このアプリケーションを使用して、サービス デスク アナリストとチャットできます。
組織の Teams アプリケーションが見つからないか、Teams チャットに追加できない場合は、組織の管理者にお問い合わせください。
1.Teams クライアント アカウントにログインします。
2.前提条件: セクションで、チャットに追加した組織の Teams アプリケーションをクリックします。
3.メッセージを送信します。
4.次のオプションのいずれかを選択します。
•アナリストとチャット - サービス デスク アナリストが割り当てられ、問題について直接チャットで問い合わせることができます。
•インシデントの作成 - [インシデント] ダイアログボックスが表示されます。必須情報を入力し、[保存] をクリックします。サービス デスク チームが対応するインシデントが自分に対して作成されます。
•インシデント ステータスの確認 - 自分が作成したか、自分に対して作成されたすべてのインシデントが表示されます。ステータスを表示するには、クリックします。
上記のオプションは、組織の管理者が行った設定によって異なる場合があります。