任意の更新バイナリ ファイルのダウンロード
このセクションでは、次の手順について説明します。
I. ダウンロードして発行する更新を指定します。
II. インターネットに接続されたコンピュータから任意の更新をダウンロードします。
III. 更新ファイルをコンソール コンピュータに移動します。
コンソール コンピュータ
- コンソールがオフライン モードであることを確認します。
[設定] > [オフライン オプション] ダイアログで、[オフラインで実行する] チェックボックスをオンにします。 - 最新のカタログ ファイルがあることを確認します (前のセクション「最新のカタログ ファイルのダウンロード」を参照)。
- [Ivanti パッチ] > [更新] ワークスペースから、ダウンロードする更新を選択します。
- [ダウンロード] をクリックします。
[オフライン ダウンロード] ダイアログが表示されます。オフライン モードの Patch for Configuration Manager コンソールからファイルをダウンロードしようとするたびに、このダイアログが自動的に表示されます。 - [オフライン ダウンロード] ダイアログで [ファイルの作成] をクリックします。
XML データ ファイル (<GUID>.xml) が一時フォルダで作成されます (%TEMP% 変数。例: C:\Users\<username>\AppData\Local\Temp\). データ ファイルには、ファイル ダウンローダ PowerShell スクリプトによって使用される情報が含まれます。 このファイルは、ダウンロードする更新と、正常に更新をインストールするためにダウンロードする必要がある関連するファイルについて、スクリプトに指示します。 ローカル ソース フォルダに既にある更新は無視され、データ ファイルには含まれません。 - 出力ディレクトリの XML データ ファイルをポータブル記憶装置にコピーします。
ファイル ダウンローダ PowerShell スクリプトがあるインターネットに接続されたコンピュータ
- ダウンロードした XML データ ファイルをインターネットに接続されたコンピュータに貼り付けます。
- Windows PowerShell コンソールを起動します。
必ず管理者で実行します。 - ファイル ダウンローダ PowerShell スクリプトを含むディレクトリに変更します。
- PowerShell スクリプトを使用して、更新バイナリ ファイルをダウンロードします。
- \Updates フォルダをポータブル記憶装置にコピーします。
例:
PS C:\> .\DownloadDisconnectedData.ps1 –outdir “C:\Data”
-product “Patch” -doNOTDwnlDataFile
–downloadPackageInputFilePath “C:\UpdatesToDownload\
<Data_File_GUID>.xml”
出力ディレクトリは PowerShell スクリプトで作成されます。 サブフォルダ \Updates が指定された出力ディレクトリに作成され、更新がそのフォルダに書き込まれます。 既に \Updates フォルダにある更新バイナリ ファイルはもう一度ダウンロードされません。 各ダウンロードされた更新のステータスを確認してください。 ベンダから更新を入手できない場合、またはベンダがダウンロード URL のファイルを置き換えた場合、メッセージが表示されます。
コンソール コンピュータ
\Updates フォルダには、多数の GUID フォルダがあります (ダウンロードした更新に1つずつ)。ポータブル記憶装置の GUID フォルダをコンソールのローカル ソース フォルダに貼り付けます。 ローカル ソース フォルダの場所は、[設定] > [オフライン オプション] タブで定義されます。
重要! 更新フォルダ全体をローカル ソース フォルダに貼り付けないでください。更新フォルダの内容のみを貼り付けてください。
選択した更新は、オフラインのコンソール コンピュータから発行できます。