更新のサイドロード
概要
サイドロード機能を使用するには、[ローカル ソース フォルダを使用する] オプションを有効にする必要があります。
場合によっては、Patch for Configuration Manager で更新を自動的にダウンロードできません。 これは多数の異なる理由で発生する可能性があります。 たとえば、更新が古い更新で、ベンダーによって削除されている場合、更新にアクセスするためにベンダー Web サイトへのログインが必要な場合、一時リンク経由でのみ更新を使用できる場合などがあります。
更新をダウンロードできない場合は、「ベンダーから取得」という言葉が [ダウンロード方法] 列に表示されます。
自動的にダウンロードできない更新を発行するには、まず、サイドロードする必要があります。 サイドロードとは、更新ファイルを手動でダウンロードし、その内容が検証されてから、ローカル ソース フォルダ内の適切なディレクトリにファイルが保存されることを意味します。 正確な手順は次のとおりです。
- グリッドで更新を選択します。
- 下のウィンドウで、[ダウンロード URL] リンクを見つけます。
このリンクは、手動で更新をダウンロードする方法を表示します。 - 更新ファイルをコンソール コンピュータのフォルダにダウンロードします。
サイドロードされた更新専用で使用する新しいフォルダを作成することをお勧めします。 - サイドロードが必要な各更新で、手順1~3を繰り返します。
- グリッドで更新を選択します。
- [更新のサイドロード] ダイアログを開きます。
次の3つの方法のいずれかで、この手順を実行できます。 - [更新のサイドロード] ツールバーアイコンをクリックします。
- 1つ以上の更新を右クリックしてから、[更新のサイドロード] を選択します。
- [選択した更新の発行] ダイアログで [更新のサイドロード] ボタンをクリックします。
- 関連付けられたファイルをダイアログに入力します。
- [参照] をクリックして、前の手順で手動でダウンロードした関連付けられた更新を選択します。
- ファイル エクスプローラからダイアログまで更新ファイルをドラッグします。
- 各更新用に正しい GUID フォルダが作成されます。
- 正しく名前付けされた更新ファイルが、各 GUID フォルダに配置されます。
- ファイル ダイジェストを、各更新の想定されるダイジェストと比較することで、更新ファイルが検証されます。
- 各更新の <GUID>/<update file> フォルダ構成全体がローカル ソース フォルダにコピーされます。
次の2つの方法のいずれかで、この手順を実行できます。
このダイアログに追加したファイルは、発行用に処理され、準備されます。 具体的には次のようになります。
このプロセスが完了すると、各更新のステータスが [正常にコピーされました] に変わります。
この時点で、通常の発行プロセスを使用して、更新をローカル ソース フォルダから発行できます。
関連情報
手動でダウンロードした製品の Patch for SCCM への発行 (新しいウィンドウで開きます)