アップグレード手順
概要
このセクションでは、SCCM 2020.1 Update 4 以降のパッチ (MEM 用のパッチおよび Configuration Manager 用のパッチのすべてのバージョンを含む) から Patch for Configuration Manager を最新バージョンにアップグレードする方法について説明します。 それより前のバージョンからアップグレードするには、Ivanti サポートまでお問い合わせください。 アップグレードを実行する前に、新機能をお読みの上、アップグレードによりシステムにどのような影響があるか、把握しておいてください。
Patch for Configuration Manager のライフサイクル ポリシーについては、「Patch for Configuration Manager のライフサイクル情報 (新しいウィンドウで開きます)」をご参照ください。
アップグレードの実行
- 現在の SQL Server データベースのバックアップを作成します。
アップグレードの前にバックアップを実行することは、ベスト プラクティスであると考えられます。 - Microsoft Endpoint Configuration Manager を含め、コンソール コンピュータで実行されているプログラムをすべて閉じます。
これには、リモート コンソールで実行されている Microsoft Endpoint Configuration Manager インスタンスも含まれます。 - ダウンロードページ (新しいウィンドウで開く)から Ivanti Patch for Configuration Manager の実行可能ファイルの最新バージョンをコンソール コンピュータにダウンロードします。
- ConfigurationManagerPatchSetup.exe というファイルをダブルクリックします。
- アップグレードを続行するかどうかを尋ねるダイアログに応答します。
[はい] をクリックしても、コンソール コンピュータに足りない前提条件が1つ以上あると、前提条件をインストールするように指示されます。この場合、再起動が必要になる可能性があります。前提条件の不足がない場合は、[使用許諾契約] ダイアログが表示されます。 - 使用許諾契約に同意し、[インストール] をクリックします。
ファイルがインストールされると、[完了] ダイアログが表示されます。 - [完了] をクリックします。
- このプロセスを、Patch for Configuration Manager が含まれている各リモート コンソールで繰り返します。
その後は、次のような手順になります。
- データ移行ツールを使用して、設定を SQL Server データベースに移行する
- ライセンスの更新
- 設定およびスケジュール済みタスクを確認する
詳細については、「コンソールで実行するアップグレード タスク」をご参照ください。