コンソールで実行するアップグレード タスク
アップグレードを完了するためには、Ivanti Patch for Configuration Manager コンソールで以下のタスクを実行する必要があります。
SQL Server データベースへの設定の移行
Patch for SCCM 2020.1では、統合設定の概念が導入されました。 2020.1より前のバージョンとは異なり、すべての設定が SQL Server データベースに保存されるようになっています。 加えて、ほとんどの設定が全ユーザ間で共有されるようになりました。
最新バージョンの Patch for Configuration Manager にアップグレードした後、設定の差異が生じている場合は、データ移行ツールを使用してこの差異を移行する必要があります。 このツールは、アップグレード後、Patch for Configuration Manager への初回アクセス時に自動的に起動します。 このツールは、任意のユーザが任意のコンソール上で1回だけ実行できます。
移行が完了し、設定が適切に保持されていることを確認した後、新しいデータベースのバックアップを作成してください。
ライセンスの更新
追加のライセンス資格を購入していた場合は、ライセンスを更新する必要があります。 これを行うには、[設定] ツールバー アイコンをクリックし、[ライセンス] タブを選択した後、[ライセンスキーの入力/更新] をクリックします。
ライセンス認証プロセスの詳細については、「[ライセンス] タブ」をご参照ください。
プログラム設定の確認
既存のプログラム設定はすべて、アップグレード処理中、保持されます。 ただし、念のため「設定」をクリックし、すべてのタブで、すべての構成オプションを確認してください。 特に、次のオプションを確認してください。
- [ライセンス]タブで、ライセンス キーの詳細と有効期限が、想定どおりであることを確認します。
- [アプリケーション管理] タブで、配布対象とするすべてのサードパーティ製アプリケーションの、インストーラの保存に使用するフォルダを指定します。
スケジュールされたタスクの確認
スケジュールされたタスクを定義していた場合は、新しい自動化スケジューラ カレンダにそのタスクが含まれていることを確認します。