処理監視について

処理監視では、1 つの場所からバックグラウンド タスクを監視できます。 現在監視されているバックグラウンド タスクには、パッチ スキャン、パッチ ダウンロード、パッチ配布、Application Control イベント取得、ESXi Hypervisor スキャンおよび配布、資産スキャン、電源管理タスク、エージェントのインストールと結果、スクリプト実行、およびテスト パッチ配布が含まれます。

これらのバックグラウンド タスクのいずれかが実行されるときには、処理監視が自動的に表示されます。 処理監視を手動で起動するには、[表示] > [処理監視] を選択します。

コンピュータ情報をエクスポートするには、処理監視のいずれかのタブでコンピュータ グリッドを右クリックし、[選択したコンピュータを CSV にエクスポート] を選択します。 下部ウィンドウの列を追加および削除するには、列見出しを右クリックし、[列選択] を選択します。

フィールド

説明

非表示

[処理監視] ダイアログを最小化します。

すべての完了した項目の消去

すべての完了したタスクをすべてのタブから削除します。

パッチ スキャン

スキャン中の各コンピュータ グループ、ドメイン、またはお気に入りの独自のタブを表示します。 タブには、パッチ スキャンの手順と各手順の進行状況が表示されます。 詳細については、「パッチ スキャンの監視」を参照してください。

パッチ ダウンロード タブ

コンソールから開始されたパッチ ダウンロードのステータス情報が表示されます。

配布追跡 タブ

パッチ配布タスクのステータスを監視します。 詳細については、「配布追跡ダイアログについて」をご参照ください。

ESXi Hypervisor スキャン

各 ESXi Hypervisor スキャン処理の独自のタブが表示されます。 タブには、スキャンの手順と各手順の進行状況が表示されます。 スキャン結果は、管理または非管理ハイパーバイザの [セキュリティ情報] タブに表示されます。最新の情報を表示するために、必ず [セキュリティ情報] タブを更新してください。

ESXi Hypervisor 配布

各 ESXi Hypervisor 配布処理の独自のタブが表示されます。 タブには、配布の手順と各手順の進行状況が表示されます。 処理が完了すると、配布手順の概要がイベント履歴ログに記録されます。このログは、[配布詳細の表示] リンクをクリックすると表示されます。

資産スキャン

スキャン中の各コンピュータ グループ、ドメイン、またはお気に入りの独自のタブを表示します。 タブには、資産スキャンの手順と各手順の進行状況が表示されます。 詳細については、「資産スキャンの監視」をご参照ください。

電源タスク

タスク開始後に今すぐ実行される電源管理タスクのステータス情報が表示されます。 電源管理機能によって開始される電源コマンドの詳細については、「電源タスクの管理」をご参照ください。 仮想インベントリ機能によって開始される電源コマンドの詳細については、「仮想マシンでの処理の実行」を参照してください。

エージェント インストール タブ

コンソールからネットワークのコンピュータに「プッシュ インストール」されたエージェントのステータス情報が表示されます。

エージェント コマンド結果タブ

エージェントに対して発行されたコマンドのステータス情報が表示されます。

スクリプト実行

実行される各スクリプトの独自のタブが表示されます。 タブはスクリプトの実行時および完了時に表示され、完了時にはスクリプトのステータス (成功、エラーなど) が表示されます。

テスト パッチ配布タブ

Security Controls では、配布予定のパッチでテスト配布を実行できます。 これは、特に、後で実行するようにスケジュールされているパッチ配布の場合に有効です。 配布をテストすることで、配布の問題の可能性を修正し、配布が失敗する確率を下げることができます。

[テスト パッチ配布タブ] には、テスト配布の結果が表示されます。テスト配布では、検出内容に応じて、成功または失敗が返されます。 たとえば、特定のコンピュータでワークステーション サービスやスケジュール サービスが起動していない場合、Security Controls はそのコンピュータにパッチを配布できず、テスト配布では失敗という結果が返されます。