オフライン 構成でのリモート コンソールの構成
オフライン コンソール構成で各リモート コンソールを構成するときに実行する必要がある主な手順について説明します。
切断された環境でのコンソールの認証方法については、「Security Controls の認証」をご参照ください。
I. データ ロールアップ サービスの構成 (任意)
これは任意ですが、データ ロールアップ機能を使用し、1つのセントラル サイトから各リモート コンソールでの処理内容を追跡できるようにすることをお勧めします。 データ ロールアップを実装するには、各リモート コンソールを構成し、結果をセントラル コンソールにロールアップする必要があります。
- [ツール] > [オプション] > [データ ロールアップ] を選択します。
- [データ ロールアップを有効にする] チェック ボックスをオンにします。
- ロールアップ コンソールで使用される IP アドレス/ホスト名およびポート番号を指定します。
- [コンソール結果の送信間隔] ボックスで、リモート コンソールからセントラル コンソールへデータがロールアップされる頻度を指定します。
既定値は 240 分 (4 時間) ごとです。 - [登録] をクリックします。
II. 配布サーバの設定
各リモート コンソールがアクセスできる配布サーバを設定する必要があります。 リモート コンソールは、必要なすべてのファイル (パッチ ファイル、エンジン コンポーネント、データ定義ファイルなど) を配布サーバからダウンロードします。 配布サーバはセントラル コンソールで設定した配布サーバと同じでなければなりません。
詳細については、「配布サーバの構成」をご参照ください。
III. このサイトでのコンピュータ グループの作成
- メイン メニューから、[新規] > [コンピュータ グループ] を選択し、すべてのコンピュータ グループ (または同様の項目) の名前を指定します。
- リモート コンソールによって管理されるすべてのコンピュータを追加します。
IV. ファイルをダウンロードする場所の指定
リモート コンソールを構成し、スキャン前に、配布サーバから自動的に最新のファイルをダウンロードするようにします。
- [ツール] > [オプション] > [ダウンロード] を選択します。
- [定義ダウンロード ソース] 領域で、最新のエンジン コンポーネントおよびデータ ファイルのダウンロード時に使用する適切な配布サーバを指定します。
- [パッチおよび製品レベル ダウンロード ソース] 領域で、パッチおよび製品レベルのダウンロード時に使用する適切な配布サーバを指定します。
V. パッチ スキャン テンプレートの作成
- メイン メニューから [新規] > [Windows パッチ] > [パッチ スキャン テンプレート] を選択します。
- 必要に応じて、パッチ スキャン テンプレートを構成します。
詳細については、「新しいパッチ スキャン テンプレートの作成」をご参照ください。
自動コンソール構成で特定の複数のパッチをスキャンする場合の詳細については、「自動コンソール構成の実装」をご参照ください。
VI. 新しいお気に入りの作成と定期スキャンのスケジュール
前の手順で作成したコンピュータ グループとスキャン テンプレートを含むお気に入りを作成し、このお気に入りを使用してスキャンをスケジュールします。
- メイン メニューから [新規] > [お気に入り] を選択します。
- [1 つ以上のグループを選択] リストで、前の手順で作成した新しいコンピュータ グループを選択します。
- [テンプレート] ボックスで、前の手順で作成したパッチ スキャン テンプレートを選択します。
- [処理の実行] をクリックします。
- [処理の実行] ダイアログで、繰り返しパッチ スキャンをスケジュールします。
パッチ スキャンのスケジュールを設定するときには、次の点を確認します。
- 手順 V で作成したパッチ スキャン テンプレートを選択します。
- [スキャン後にパッチを自動配布する] チェック ボックスをオンにします。
- 使用する配布テンプレートと配布日時を指定します。