自動コンソール構成の実装
このシナリオでは、すべてのコンソールがインターネットに接続されていることを前提としています。
配布サーバ
各自動コンソールでスキャンおよび配布するパッチのリストが記述されたテキスト ファイルを作成します。 テキスト ファイルを手動で作成し、配布サーバ上に保存します。 テキスト ファイルには、各パッチに関連付けられた QNumber を、各行に 1 つずつ記述する必要があります。
QNumber は一意のパッチ識別子です。
ヒント:パッチ ビューを使用すると、各パッチに関連付けられた QNumber を決定できます。
自動コンソール
- カスタム パッチ ファイルで指定されたパッチのみをスキャンするパッチ スキャン テンプレートを作成します。
- メイン メニューから [新規] > [パッチ スキャン テンプレート] を選択します。
- 名前と説明を入力します。
- [フィルタリング] タブで、[ベースライン] フィルタを有効にします。
- [ファイル] ボックスで、配布サーバ上に配置されているパッチ テキスト ファイルへの UNC パスを指定します。
- 定期パッチ スキャンのスケジュールを設定するときには、次の点を確認します。
- 手順 1 で作成したパッチ スキャン テンプレートを選択します。
- 配布パッケージをただちにステージングするか、スケジュールされた時刻にステージングするかを選択します。
- 使用する配布テンプレートと配布日時を指定します。
パッチ スキャン テンプレートの詳細については、「新しいパッチ スキャン テンプレートの作成」をご参照ください。
継続的なメンテナンス
必要に応じて、配布サーバ上のパッチ リストを更新します。 次回自動コンソールがスキャンを実行するときには、自動的に更新されたリストを参照し、見つからないパッチを各管理コンピュータに配布します。