パッチ スキャンのスケジュール
コンピュータ グループから、お気に入りから、またはコンピュータ ビューからパッチ処理を開始すると、[エージェントレス処理] ダイアログが表示されます。 処理を今すぐ実行するか、将来の日時に実行されるようにスケジュールするかどうかを指定します。 また、スキャンによって検出された不足しているパッチを自動的にステージングして配布するかどうかを指定できます。
必ず、スケジュールされたスキャンの対象となるすべてのコンピュータの認証資格情報を割り当ててください。
処理 |
説明 |
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1. この処理の名前を指定 |
一意の処理名を入力できます。 既定では、処理の開始で使用されたコンピュータ グループまたはお気に入りの名前が使用されます。 この名前は、スケジュールされたタスク マネージャ、処理監視、[結果] ウィンドウ、スキャン ビューのスキャン概要といった、複数の場所に表示されます。 |
2. 対象の選択/確認 |
このリストは、処理の対象となるコンピュータ グループを確認するためのものです。 正しくないグループが一覧表示されている場合、[キャンセル] をクリックし、正しいグループを使用して処理を再開します。 |
パッチ スキャン テンプレートの選択 |
パッチ スキャンの実行時に使用するテンプレート (セキュリティ パッチ スキャン、すべてのパッチ、またはカスタム パッチ スキャンのいずれかのテンプレート) を選択します。 |
スケジュールの選択 |
3 つのスケジュール オプションがあります。
[繰り返し] オプションを使用して、Microsoft の Patch Tuesday など定期的な毎月のイベントと連動して処理をスケジュールすることもできます。たとえば、毎月のパッチ スキャンを Patch Tuesday の翌日にスケジュールする場合、第 2 火曜日を指定し、遅れ (日) を追加オプションを使用して処理を 1 日遅らせることができます。 |
配布パッケージのステージング |
この領域では、スキャンの後に配布パッケージを自動的にステージングするかどうかを決定できます。
パッチ配布の自動ステージングおよび実行については、「パッチの自動配布」をご参照ください。 |
配布パッケージの実行 |
この領域では、配布パッケージをターゲット コンピュータで実行するかどうかと、タイミングを指定できます。 この領域は、[ステージングしない (スキャンのみ)] を選択する場合は表示されません。 詳細については、「パッチの自動配布」をご参照してください。 |
目的のオプションを選択するときには、[今すぐスキャン] または [実行] ([今すぐ実行] を選択した場合) または [スケジュール] ([1 回] または [繰り返し] を選択した場合) をクリックします。
- 今すぐスキャン/実行:処理がただちに開始され、処理監視が表示されます。
- スケジュール:スキャン処理は、コンソール コンピュータでスケジュールされます。 詳細については、「スケジュールされたパッチ スキャンの監視」をご参照ください。
現在、スケジュールされた認証資格情報が割り当てられていない場合は、[スケジュールされた認証資格情報] ダイアログが表示されます。 スケジュールされた処理を実行するには共有認証資格情報を割り当てる必要があります。 [スケジュールされたコンソール タスク] ダイアログの [スケジューラ認証資格情報の設定] ボタンを使用して、スケジューラ認証資格情報として使用される認証資格情報を表示および修正できます。
スケジュールされた認証資格情報は、コンソール コンピュータで処理をスケジュールする目的でのみ使用されます。 一般的に、スケジュールされた認証資格情報は、対象コンピュータで実際の処理を実行するためのコンピュータ レベルの認証資格情報とは異なります。