自動コンソール構成の概要
自動コンソールは 1 度だけ設定します。設定後、コンソールは自動的にファイルを更新し、コンピュータを管理します。 ユーザ操作はありません。
仕組みは次のとおりです。 自動コンソールは自動的に定期スキャンを実行し、対象コンピュータにインストールされていないことが検出されたパッチを自動的に配布します。 コンソールには、特定の複数のパッチを検索するように定義されているパッチ スキャン テンプレートがあります。これらのパッチは、配布サーバにあるパッチ リストに含まれています。
ベンダが新しいパッチをリリース (Microsoft Corporation の月例パッチ リリースなど) するときには、管理者が配布サーバのパッチ リストを更新します。 自動コンソールが次のスケジュールされたスキャンを実行するときには、更新されたリストが自動的に参照され、ユーザの操作を必要とせずに、対象コンピュータにパッチが適用されます。
また、自動コンソールでデータ ロールアップ機能を使用するように構成し、各自動コンソールでの処理内容を 1 つのセントラル サイトから追跡することもできます。
次の図には、自動コンソール構成を示します。
1 - ロールアップ コンソール
2 - 管理対象コンピュータ
3 - 自動コンソール
4 - 配布サーバ
5 - パッチ リスト
詳細については、「自動コンソール構成の実装」をご参照ください。