Android Enterprise のキオスク モード

キオスク モードは、単独で使用されるデバイス、または非常に制限された使用範囲向けです。キオスク モード (専用デバイス モード) は、完全に管理されたデバイスを1つのアプリまたは複数のアプリにロックします。この管理モードのユーザ経験は非常に制限されます。ユーザーは、許可リストのアプリで有効にされた特定のタスクのみを実行できます。一般的に、キオスク モードは、小売業用装置、セルフチェックイン ステーション、レストランのセルフサービス キオスクなどで使用されます。

キオスク モード ポリシーを作成するには

1.[ツール] > [最新デバイス管理] > [エージェント設定] に移動します。

2.[モビリティ] フォルダを選択します。

3.新しいモバイル Android 構成を作成します。

4.[新規]をクリックします。

5.[一般] タブで必要な情報を入力します。

6.[キオスク モード] タブを選択します。

7.このポリシーが関連付けられるエンタープライズ アカウントを選択します。これにより、ポリシーを適用できるデバイスと、許可リストに登録できる承認済みアプリが決まります。

8.デバイスを単一のアプリにロックするか、許可されたアプリのリストにロックするかを選択します。

9.デバイスがロックされるアプリを選択します。

10.アプリに含める管理された構成を選択します。管理された構成の作成については、「Android Enterprise アプリの配布」をご参照ください。

11.ポリシーを保存します。

12.ポリシーを完全に管理されたデバイスに配布します。ポリシーの配布については、「MDM エージェント設定の配布」をご参照ください。

追加の推奨設定

次の追加のモバイル Android 構成設定を使用して、最高レベルのデバイス セキュリティを保証することをお勧めします。

デバイス設定

•デバイスのダウンタイムを防止するために、[システム更新] を業務時間外の期間に設定してください。

デバイスの制限

•ロックされたアプリケーションの回避を防止するために、[セーフブートでのデバイスの再起動を許可する] を無効にしてください。(このオプションは既定で無効です。)

•データ違反を防止するために、[スクリーン キャプチャを許可する] を無効にしてください。

•データ違反を防止するために、[カメラの使用を許可する] を無効にしてください。

•デバイスの盗難を防止するために、[初期設定リセットを許可する] を無効にしてください。