Android Enterprise の管理モード
デバイスを Android Enterprise に登録すると、デバイス ドライブを暗号化したり、デバイスで設定とアプリを管理したり、さまざまなレベルのセキュリティを施行したりすることができます。デバイスにエージェントをインストールしなくても、コンソールからデバイスを同期、ワイプ、ロックすることができます。Android Enterprise は作業プロファイル モード、完全管理モード、またはキオスク モードで動作します。
NOTE: レガシー Android for Work 機能をお探しの場合は、「Android for Work の使用」をご参照ください。
作業プロファイル モード
一般的に、作業プロファイル モードは、従業員が所有するデバイス (BYOD) で使用されます。このモードでは、デバイスの他の部分と区別される「作業プロファイル」が作成されるためです。作業プロファイルを利用することで、会社は作業プロファイル内のデータへのアクセスのみが許可されるようになり、従業員のプライバシーが保護されます。デバイス上にあるユーザの個人データは管理から切り離され、セキュアに保たれます。同時に、作業プロファイルは、会社のアカウントとデータを作業プロファイルからのみアクセス可能にすることで、会社のリソースを保護します。これらのリソースへのアクセスを削除するには、デバイスの登録を解除します。(Android 5.1以上が必要。)
作業プロファイル モードのユーザ経験
完全管理モード
一般的に、完全管理モードは、デバイスとデータが完全に制御されるため、会社が所有しているデバイスで使用されます。完全管理デバイス モードでは、デバイス ポリシー、設定、アプリケーションを広範囲に制御できます。(Android 6.0以上が必要。)
完全管理モードのユーザ経験
キオスク モード
キオスク モードは、単独で使用されるデバイス、または非常に制限された使用範囲向けです。キオスク モード (専用デバイス モード) は、完全に管理されたデバイスを1つのアプリまたは複数のアプリにロックします。デバイスをキオスク モードにするには、完全に管理されたデバイスとして登録し、モバイル Android 構成を使用して、キオスク モードを有効にします。(Android 6.0以上が必要) 詳細については、「Android Enterprise のキオスク モード」をご参照ください。
キオスク モードのユーザ経験
Android Enterprise の使用
Android Enterprise 登録および機能については、次のセクションをご参照ください。