Exchange サーバへの接続の構成

モバイル デバイス検出で Exchange サーバを使用するには、まず、環境内の Exchange サーバを認証するための Exchange 管理者認証資格情報を指定する必要があります。最新デバイス管理 は、それらの管理者認証資格情報を使用して、Exchange での次のような一連の処理を実行します。

  • Active Directory での ID 例外の検出、追加、および削除
  • メールボックスへのルール、権限、および例外の追加 (ルールは Microsoft Exchange 2010/2016または Office 365でのみサポートされます)
  • ActiveSync からのワイプの実行
  • ホワイトリストのデバイスの追加と削除
  • デバイスのインベントリの取得

Exchange 2007では、最新デバイス管理 はこれらの操作のための Exchange Web サービスを呼び出します。Exchange 2010/2016および Office 365では、最新デバイス管理 は PowerShell コマンドを呼び出します。

NOTE: 資産管理または Data Analytics で Office 365 アカウントに関する情報を収集する場合は、ここで指定された Office 365 認証資格情報がIvantiで使用されます。

サーバ認証情報を指定するには

1.[ツール] > [最新デバイス管理] > [MDM 構成] > [追加デバイスの検出] > [Exchange ActiveSync] をクリックします。

2.[Exchange 2007][Exchange 2010]、または [Office 365] リンクをクリックします。Exchange 2016構成については、[Exchange 2010] をクリックしてください。 Exchange 2010および2016には同じ構成オプションがあります。

閉じたExchange 2007 サーバ

1.Microsoft Exchange Server 2007 Management Tools がコア サーバにインストールされていることを確認します。

2.コア サーバが Server 2008 R2で実行されている場合は、PowerShell 3.0がインストールされていることを確認してください。

3.ログイン認証資格情報を指定します。

4.[接続のテスト] をクリックし、認証資格情報が動作することを検証します。

5.[OK] をクリックします。

閉じたMicrosoft Exchange 2010/2016サーバまたは Office 365

1.サーバのドメイン\サーバ名とログイン認証資格情報を指定します。

2.[接続のテスト] をクリックし、認証資格情報が動作することを検証します。

3.[OK] をクリックします。

NOTE: 現在、Microsoft Exchange はバージョン (2007、2010、2016、Office 365) ごとに1台のサーバに制限されています。

認証情報が構成された状態であれば、Exchange サーバに接続されたモバイル デバイスを検出し、それらのデバイス情報をモバイル デバイス インベントリに表示できます。デバイスの検出については、「Exchange サーバに接続されたモバイル デバイスの検索」をご参照ください。Exchange 2010/2016または Office 365で使用可能な他のオプションについては、「接続ルール」をご参照ください。