Mac デバイス用のエージェント構成

Ivanti® Endpoint Manager は、エージェント構成を使ってデバイスの制御と管理を行います。 Mac デバイスの場合、これらの構成は、エージェントを Windows デバイスにプッシュするのに使用されるプロセスと同じプロセスを使用して、非管理デバイスにプッシュされます。

既定の Mac 構成パッケージには、Mac デバイスを制御するために必要なエージェントが含まれています。この機能を使用するには、Mac エージェント構成を作成してから、エージェントを Mac デバイスに配布します。

エージェントがインストールされると、Mac デバイスは管理デバイスとなります。その後、これらのデバイスに対する制御性を高めるために、カスタム構成を作成できます。

Secure Shell (SSH) を使用している Mac デバイスへのエージェントの配布

Secure Shell (SSH) がオンになっている Mac デバイスにエージェントを配置するには、Windows コンソールから [構成] > [サービス] > [スケジューラ] > [ログインの変更] を選択して、非管理 Mac デバイスの SSH ログイン認証資格情報を指定する必要があります。これで、Windows デバイスで使用するものと同じプッシュ ベースのエージェント配布を使用できます。

Secure Shell (SSH) を使用していない Mac デバイスへのエージェントの配布とインストール

Secure Shell (SSH) がオンになっていない Mac デバイスにエージェントを配置するには、次のような代替配布方法を決定する必要があります。

  • Web ブラウザで LDLogon/Mac からエージェントしアクセスし、構成パッケージをユーザに電子メールで送信する。
  • 構成パッケージを USB ドライブまたはその他のリムーバブル メディアに保存し、各 Mac デバイスに取り込む。

Mac デバイス用のエージェント構成の配布

エージェントの構成ツールを使用して、Mac デバイス用のカスタム構成の作成および更新 (置換) を行います。インベントリ スキャナ設定の変更、リモート コントロールのアクセス権、エージェントが使うネットワーク プロトコルの種類など、特定ニーズに合わせて別々の構成を作成することができます。

構成をデバイスにプッシュするには、エージェント構成を作成または更新し、タスクをスケジュールする必要があります。

エージェント構成の作成または更新

デバイス固有の構成を設定します。Mac エージェントの構成名にはカッコを使用しないでください。名前で括弧を使用すると配布タスクが失敗します。エージェント構成を配布すると、完全な構成を再配布することなく、エージェント設定を使用して、構成を更新できます。

Mac デバイス用のエージェント構成を作成するには
  1. [ツール] > [構成] > [エージェント構成] の順にクリックします。
  2. 構成グループ (マイ構成または公開構成) を選択します。ツールバーで、[新しいエージェント構成] ボタン > [新しい Mac エージェント構成] をクリックします。
  3. [エージェントの構成] ダイアログ ボックスでオプションを入力します。詳細については、[ヘルプ] をクリックしてください。
  4. [保存] をクリックします。
Mac デバイス用のエージェント構成をスケジュールするには
  1. [ツール] > [構成] > [エージェント構成] の順にクリックします。
  2. スケジュールするエージェント構成を右クリックし、[エージェント配布のスケジュール] を選択します。
  3. ネットワーク表示からタスクへデバイス、グループ、またはクエリをドラッグし、タスクのターゲット デバイスを設定します。
  4. タスクを選択し、ツール バーの [プロパティ] ボタンをクリックして、タスクを開始する時刻をスケジュールします。
設定の変更タスクでエージェント構成を更新するには
  1. 設定の変更タスクの作成」の手順に従ってください。
Mac デバイス用のエージェント構成の手動による実行

Mac デバイス用のエージェント構成を作成または更新した後、これを手動で実行できます。エージェント構成を作成すると、コア サーバの「LDLogon/Mac」フォルダに次のファイルが作成されます。

  • <agent configuration name>.dmg

LDLogon/Mac フォルダは Web 共有フォルダなので、任意のブラウザからアクセス可能です。エージェントのインストール手順に従ってください (「Mac デバイス用のエージェント構成の手動による実行」を参照)。ただし、既定のファイル名の代わりに、エージェント構成のファイル名を挿入します。