電源ポリシーと競合するアプリケーションの管理

管理デバイスで実行中のアプリケーションは、作成する電源管理ポリシーと競合することがあります。ポリシーにデバイスのシャットダウン コマンドがある場合でも、一部のアプリケーションは実行し続けなりません。他のアプリケーションはポリシーと競合しないため、シャットダウン プロセスの一部として終了する必要があります。

電源管理アラート ログを使用すると、電源ポリシーと競合する可能性のある、管理デバイスで実行中のプロセスを特定できます。これらの競合はデバイス名、時刻、およびプロセス名とともに記録されます。これらのログ エントリを確認し、競合の原因となっているアプリケーションを判断します。

電源管理ツール バーの [アプリケーション管理] ボタン () には、潜在的なアプリケーションとの競合を管理するための 3 つのオプションがあります。

  • プロセス依存トリガの特定:このリストに含まれるプロセスは、電源ポリシーにシャットダウン コマンドがある場合でも実行できます。電源ポリシーはプロセスが終了するまで待機し、ポリシーを適用し続けます。
  • シャットダウン時に終了するプロセスの特定:このリストに含まれるプロセスは電源ポリシーに干渉し、「不眠」状態 (デバイスをシャットダウンまたはスタンバイ状態にできない) を引き起こす可能性があります。これらのプロセスが実行中の場合は、電源ポリシーが終了するため、プロセスを継続できます。
  • 無視するプロセスの特定:このリストに含まれるプロセスは電源ポリシーで管理する必要がなく、アラート ログに含める必要もありません。

これらのオプションの使用方法については、次のトピックをご参照ください。

シャットダウンしないアプリケーションの設定

シャットダウンするアプリケーションの設定

アラート ログで無視するアプリケーションの設定