製品とパッケージのマッピング
製品とパッケージのマッピング ツール を使用 (ツールバーの [ツール] > [プロビジョニング] > [OS プロビジョニング]、[ツール] > [製品とパッケージのマッピング] をクリック) して、ソース デバイスで検出されたアプリケーションを、作成したソフトウェア配布パッケージにあるアプリケーションにマッピングします。次に、プロビジョニングを使用して、これらの検出されたアプリケーションを新しくプロビジョニングされた対象デバイスに自動的にインストールできます。
検出できるアプリケーションのリストはソフトウェア ライセンス監視ツールの監視された製品リストから取得されます。インベントリ スキャナがデバイスで実行されると、デバイスで検出されたリストからアプリケーションのリストがコアサーバに渡されます。監視された製品リストに追加した製品のみを製品とパッケージのマッピングで使用できます。
マッピングされたソフトウェアのカスタマイズ処理により、技術者はデバイスのプロビジョニング中にマッピングをカスタマイズできます。詳細については、「マッピングされたソフトウェアのカスタマイズ (すべてのセクション)」をご参照ください。
マッピングされたソフトウェアのインストール処理は、スケジュール タスクが開始すると、インベントリから現在インストールされている製品のスナップショットを取得します。これにより、インベントリは、デバイスがイメージ化され、新しいエージェントがインストールされた後に永続できます。スケジュール タスクが削除されると、インベントリのスナップショットは消去されます。タスクが削除されないかぎり、タスクを再開または再実行できます。詳細については、「マッピングされたソフトウェアのインストール (システム構成セクションのみ)」をご参照ください。
任意のソフトウェア配布パッケージを監視された製品リストの項目にマッピングできます。たとえば、Office 2003がスマート移行の監視された製品の場合、Office 2003配布パッケージにマッピングできます。
製品には次のマッピング状態があります。
- 無効:製品は新しいデバイスにインストールされず、マッピングされたソフトウェアのカスタマイズ処理で使用できません。
- 危険:マッピングが重要で、何らかの理由でパッケージをインストールできない場合、プロビジョニング ジョブ全体が失敗して終了します。マッピングを重要にしない場合は、OS プロビジョニングはアプリケーションをインストールし、インストールが失敗しても処理を続けます。
- カスタマイズ可能:プロビジョニング中に、プロビジョニングされたデバイスを処理している技術者は、各カスタマイズ可能なマッピングがインストールされるかどうかを選択できます。これが動作するには、プロビジョニング テンプレートにマッピングされたソフトウェアのカスタマイズ処理が必要です。通常、この処理はテンプレートの最初にあります。技術者が選択しない場合は、処理が最終的にタイムアウトし、ソースデバイスにインストールされたすべてのカスタマイズ可能なパッケージが新しいデバイスにインストールされます。
製品とパッケージをマッピングするには
- [ツール] > [プロビジョニング] > [OS プロビジョニング] の順にクリックします。
- ツールバーで [ツール] > [製品とパッケージのマッピング] をクリックします。
- 左側で、マッピングする監視された製品を選択します。
- 右側で、作成した使用可能な配布パッケージのリストを参照し、任意のものを選択します。
- [割り当て]をクリックします。