プロビジョニング テンプレートでのインストール スクリプトの使用

インストール スクリプト ツール ([ツール] > [プロビジョニング] > [OS プロビジョニング]) を使用して、1つ以上のインストール スクリプトからテンプレートを作成します。これは、テンプレートでスクリプト化されたインストール処理で使用できます。プロビジョニングはバッチ ファイル スクリプト、シェル スクリプト、およびその他の多くのスクリプトをサポートします。

イメージの配布、スクリプト インストール、スクリプトの挿入アクションでは、sysprep.inf や unattend.txt などのスクリプトを使用します。インストール スクリプト ツールを使用して、スクリプト内に変数を挿入できます。たとえば、sysprep.inf ファイルにデバイス名を挿入できます。

スクリプトの挿入の詳細については、こちらの Ivanti コミュニティ記事をご参照ください。

スクリプトの挿入のトラブルシューティングについての詳細は、 こちらの Ivanti コミュニティ記事をご参照ください。

変数の使用方法

インストール スクリプトは、次のような多くのキーの値のペアをサポートします。

変数 説明
%ldHostname% ホスト名
%ldDeviceID% デバイスの GUID

win.inf ファイルにユーザ定義変数として存在するキー値のペアが既にある場合は、インストール スクリプトによって新しいユーザ定義変数で置換されます。

変数をインストール スクリプトを介して変数として (プロビジョニング プロセスで置き換えられないように) 渡すには、2 つのパーセント記号で変数を囲みます (例: %%variable%%)。

公開変数の詳細については、「公開 (グローバル) 変数の定義」をご参照ください。

スクリプトの使用に関する注意事項

  • Windows では、スクリプトによるインストールの操作を行う前に、有効でアクティブなフォーマットされたパーティションが存在する必要があります。
  • ネットワーク インストール ソースは、挿入されたターゲット デバイス用の適切なドライバを持つか、または OEM の PnP ドライバのパスに配置する必要があります (詳細については、Microsoft のインストール マニュアルをご参照ください)。
  • cmdlines.txt のファイルを使用して、最終の OS の起動にコマンドを追加します。
  • 現在では、PXE/RIS はサポートされていません。
  • インストールに失敗した場合は、\ManagementSuite\ldlogon\provisioning\config フォルダを調べて、インストール スクリプトが変数で置き換えられたことを確認してエラーを修正します。スクリプトを修正した後、またはスクリプトの挿入またはイメージの配布処理でスクリプトを使用した後に、トラブルシューティングが必要になった場合には、いつでもこのフォルダにアクセスできます。
  • プロビジョニングに使用される一時ディレクトリは、%systemdrive%/ldprovisioning です。