ファイル複製ヘルプ
[優先サーバ プロパティ] ダイアログ ボックスについて
[優先サーバ プロパティ] ダイアログ ボックスを使用して、優先サーバを設定できます。詳細については、「優先サーバとコンテンツ複製の概要」をご参照ください。
[優先サーバ プロパティ] ダイアログ ボックスを開くには
- [ツール] > [配布] > [コンテンツ複製/優先サーバ] をクリックします。
- [コンテンツ複製] ツリーで、[優先サーバ (ターゲット)] を右クリックして、[新しい優先サーバ]をクリックします。既存の優先サーバを右クリックして、[プロパティ] をクリックすることもできます。
[構成] ページについて
[構成] ページを使用すると、優先サーバ名と読み取り専用の認証資格情報を指定できます。管理デバイスはこの情報を使用して優先サーバに接続します。
- サーバ名:優先サーバの解決可能なコンピュータ名。
- 説明:サーバの説明。レプリケータ ツリーの [詳細] 列に表示されます。
- ユーザ名 :サーバにアクセスするための読み取り専用のユーザ名。
- パスワード:入力したユーザ名のパスワード。
- パスワードの確認入力:入力したユーザ名のパスワードを再入力します。
- 認証資格情報のテスト:認証資格情報をテストし、サーバで有効かどうかを確認します。
[IP アドレス範囲] ページについて
[IP アドレス範囲] ページを使用すると、開始および終了 IP アドレス範囲を入力できます。この範囲のデバイスのみがこのサーバからのダウンロードを試みることができます。複数の IP アドレス範囲を入力できます。
- 開始 IP アドレス:範囲の開始 IP アドレス。
- 終了 IP アドレス:範囲の終了 IP アドレス。
- 追加:IP アドレス範囲をリストに追加します。
- 削除:選択した IP アドレス範囲を削除します。
[選択したレプリケータ] ページについて
[選択したレプリケータ] ページを使用すると、レプリケータに指定する管理 Windows デバイスを選択できます。レプリケータはソース サーバから優先サーバ ターゲットへのデータのコピーを実行します。
- 選択:レプリケータに指定するデバイスを強調表示し、[選択] をクリックしてレプリケータとして指定します。
- インベントリ :レプリケータを指定した後は、このボタンをクリックすると、デバイス インベントリを表示し、このデバイスが目的のデバイスであることを確認できます。
- クリア:レプリケータとして指定したデバイスの選択を解除します。
[書き込み認証資格情報] ページについて
[書き込み認証資格情報] ページを使用すると、優先サーバの書き込み認証資格情報を指定できます。レプリケータはこの認証資格情報を使用して優先サーバに接続するため、新しいファイルまたは変更されたファイルを優先サーバに複製できます。
- ユーザ名 :サーバへの書き込みアクセス権を持つユーザ名。
- パスワード:入力したユーザ名のパスワード。
- パスワードの確認入力:入力したユーザ名のパスワードを再入力します。
- 認証資格情報のテスト:認証資格情報をテストし、サーバで有効かどうかを確認します。
[ソース] ページについて
[ソース] ページを使用すると、優先サーバにコピーするソース パスを設定できます。
- ソース パス リスト:設定したソースを表示します。このリストからソースを選択します。
- 含める:選択したソースを含まれるソース パス リストに追加します。ソースが含まれるソース パス リストに追加されると、複製ジョブの実行時にコンテンツが設定している優先サーバに複製されます。
- 新規 :目的のソースがまだ設定されていない場合、新しいソースを設定できる新しいソース プロパティ ダイアログ ボックスを開きます。
- 除外する:選択したソースを含まれるソース パス リストから削除します。
- 含まれるソース パス リスト:設定している優先サーバにコンテンツが複製されるソースを表示します。
[レプリケータ プロパティ] ダイアログ ボックスについて
[レプリケータ プロパティ] ダイアログ ボックスを使用すると、レプリケータを設定できます。
[ID] ページについて
[ID] ページを使用すると、レプリケータに指定する管理 Windows デバイスを選択できます。レプリケータはソース サーバから優先サーバ ターゲットへのデータのコピーを実行します。
- 選択:レプリケータに指定するデバイスを強調表示し、[選択] をクリックしてレプリケータとして指定します。
- インベントリ :レプリケータを指定した後は、このボタンをクリックすると、デバイス インベントリを表示し、このデバイスが目的のデバイスであることを確認できます。
- クリア:レプリケータとして指定したデバイスの選択を解除します。
[優先サーバ (ターゲット)] ページについて
- 優先サーバ リスト:設定したすべての優先サーバを表示します。このリストから含まれるサーバ リストにサーバを移動します。
- 含める:優先サーバ リストから含まれるサーバ リストに選択した優先サーバを移動します。
- 除外する:含まれるサーバ リストから優先サーバ リストに選択した優先サーバを移動します。
- 含まれるサーバ リスト:このリストの優先サーバは設定しているレプリケータのターゲットです。
[選択したレプリケータ設定] ページについて
[選択したレプリケータ設定] ページを使用すると、レプリケータの実行オプションとスケジュールを設定できます。
[設定] ページについて
[設定] ページを使用すると、レプリケータの設定リビジョン番号とレプリケータによって最後に報告された実際のリビジョン番号を確認できます。
- 現在の設定のリビジョン:現在のリビジョン番号を表示します。レプリケータ設定を変更して保存するたびに、現在の設定のリビジョンが1ずつ増加します。
- レプリケータによって適用された前回のリビジョン:レプリケータが起動するたびに、更新された設定を確認し、使用した設定リビジョン番号を報告します。
- 前回報告日:レプリケータが前回起動した日時を表示します。
[選択したレプリケータの実行オプション] ページについて
[選択したレプリケータの実行オプション] ページを使用すると、帯域幅やユーザ インターフェース設定などの実行オプションを設定できます。
- WAN 帯域幅設定:他のネットワーク トラフィックに対するこの特定のタスクの優先度を調整します。割合スライダを高く設定するほど、他のトラフィックよりもこのタスクが使用する帯域幅が大きくなります。通常、WAN は低速であるため、一般的には、このスライダを低い割合に設定することをお勧めします。
- LAN 帯域幅設定:他のネットワーク トラフィックに対するこの特定のタスクの優先度を調整します。割合スライダを高く設定するほど、他のトラフィックよりもこのタスクが使用する帯域幅が大きくなります。通常、LAN 接続は WAN 接続よりも高速であるため、一般的には、このスライダを WAN よりも高い割合に設定することをお勧めします。
- 進行状況ダイアログを表示:レプリケータ上に進行状況ダイアログを表示します。無効にすると、ジョブはバックグラウンドで実行され、通知やステータス インジケータは表示されません。
- ピア ダウンロードを許可する:チェックを付けると、レプリケータは複製しているソース ファイルがローカル ピアにあるかどうかを最初に確認します。ピア上にファイルが見つからない場合は、ソース サーバからファイルを取得します。このオプションを使用することで、ソース サーバのトラフィック負荷を軽減できます。
- ファイルをキャッシュに保存する日数を制限する:複製されたファイルはレプリケータのローカル配布キャッシュに保存されます。ファイルをキャッシュに保存しておくと、レプリケータは複製ジョブが実行されるたびにソース サーバからファイルを転送する必要がありません。何らかの理由で、キャッシュに保存されたファイルをレプリケータで定期的に強制クリアする必要がある場合は、このオプションにチェックを付け、日数を入力します。
通常、ソースで変更されるファイルはすべて、次回の複製ジョブ実行時にローカル キャッシュで自動的に更新されるため、このオプションを無効にしておくと安全です。 - WAN 帯域幅設定:ファイルをターゲットにプッシュするときに WAN 帯域幅設定を使用する場合はこのオプションにチェックを付けます。
- LAN 帯域幅設定:ファイルをターゲットにプッシュするときに LAN 帯域幅設定を使用する場合はこのオプションにチェックを付けます。
選択したレプリケータの [スケジュール] ページについて
選択したレプリケータの [スケジュール] ページを使用すると、レプリケータの実行タイミングをスケジュールできます。[追加] ボタンをクリックすると、[コンテンツ複製のスケジュール] ダイアログ ボックスが表示されます。設定したスケジュールが [スケジュール] リスト ボックスに表示されます。該当するボタンを選択してクリックすると、スケジュールの編集と削除ができます。
[コンテンツ複製のスケジュール] ダイアログ ボックスについて
- 時刻:
- 開始:タスクの開始日を選択するためのカレンダーを表示するときは、このオプションをクリックします。日付を選択した後、時刻を選択できます。これらのオプションでは、規定で現在の日時が選択されています。
- 実行周期 :タスクが繰り返されるようにするには、このリスト ボックスをクリックし、[分]、[時間]、または [日間] を選択します。最初のボックスには、選択した間隔の長さ (10 日など) を入力します。
- 週単位:特定の曜日にタスクが実行されるようにするには、開始日と終了日を選択します。
- 月単位:毎月特定の日付にタスクを実行するには、開始日と終了日を選択します。
- 最大期間:
- 複製が完了するまで実行する:選択すると、複製ジョブが完了するまで実行します。
- 次の時間経過後に終了する:選択すると、指定した時間が経過した時点で複製が停止します。次回のスケジュール複製実行時には、中断したところからジョブが再開します。夜間の低速リンクで複製を実行し、複製トラフィックによって日中のネットワーク トラフィックを妨害したくない場合には、このオプションが便利です。
- 更新する優先サーバを選択:
- すべての関連付けられた優先サーバを更新する:このレプリケータに関連付けられたすべての優先サーバに対して複製が実行されます。
- 次の優先サーバのみを更新する:選択した優先サーバでのみ複製を実行します。異なる優先サーバで異なる時刻に複製をスケジュールする場合はこのオプションを使用します。
[コンテンツ複製タスクのスケジュール] ダイアログ ボックスについて
[コンテンツ複製タスクのスケジュール] ダイアログ ボックスを使用すると、一度だけ実行する複製タスクをスケジュールできます。このダイアログでスケジュール タスクを作成した後は、スケジュール タスク ツールでタスクを実行する時刻を設定する必要があります。
- タスク名:スケジュール タスク ツールに表示されるこのタスクの名前。
- スケジュール タスクの作成:スケジュール タスクを作成します。
- ポリシーの作成:ポリシーを作成します。
- 選択した (暗示した) レプリケータをターゲット リストに追加する:レプリケータまたは優先サーバを選択した場合には、このオプションが利用できます。このオプションは、選択したレプリケータと、関連付けられた優先サーバ設定によって参照される追加のレプリケータをタスク ターゲットとして追加します。
- 選択した優先サーバのみを複製する:レプリケータを選択した場合には、このオプションが利用できます。このオプションは選択したレプリケータのみをターゲットとするタスクを作成します。
設定の適用タスクのスケジュールについて
「設定の適用」タスクのスケジュールを使用すると、新しい設定でレプリケータを更新できます。このダイアログ ボックスには、コンテンツ複製ウィンドウのツールバーからアクセスできます。レプリケータの実行前に、更新された設定があるかどうかを自動的に確認します。コンピュータを新しいレプリケータとして割り当てた後に、設定の適用タスクが便利です。このタスクのスケジュールを作成すると、レプリケータ ソフトウェアをコンピュータにインストールします。
- タスク名:スケジュール タスク ツールに表示されるこのタスクの名前。
- スケジュール タスクの作成:スケジュール タスクを作成します。
- ポリシーの作成:ポリシーを作成します。
- レプリケータをこのタスクに追加しない:ターゲット リストを空白にするため、独自のレプリケータ ターゲットをスケジュール タスク ツールに追加できます。
- すべての古いレプリケータを追加する:最新ではない設定バージョンを報告するすべてのレプリケータを追加します。
- 報告されていないレプリケータ (新しいレプリケータ) のみを追加する:報告または実行されていない新しく指定されたレプリケータを追加します。最新の設定を使用して新しいレプリケータが設定されます。