コンピュータ グループへのライセンスとチャージバック コストの割り当て
ソフトウェア ライセンス監視 (SLM) を使用し、社内のグループに対する IT サポート コストを追跡します。コンピュータ グループ レベルで製品ライセンスを割り当て、グループのライセンス当たりのチャージバック価格を定義することで、コストを追跡します。詳細については、「ライセンス割り当てステータスの表示」をご参照ください。
割り当て単位の設定
製品ライセンスをコンピュータ グループに割り当てる前に、割り当て単位としてグループを定義する必要があります。既存のコンピュータ グループを選択するか、社内の部門、ロケール、またはオフィスを表す新しいコンピュータ グループを定義します。SLM コンソールでグループを定義するときには、既存のデバイス グループまたは エンドポイント マネージャ ネットワーク表示で以前に作成されたクエリに関連付ける名前を選択します。詳細については、「コンピュータ グループの定義」をご参照ください。
既存のコンピュータ グループを割り当て単位として選択するには
- [管理] > [コンピュータ グループ] をクリックします。
- リストからグループを選択します。ツールバーで、[編集] をクリックします。
- [割り当て単位として使用する] を選択します。[保存] をクリックします。
新しいコンピュータ グループを割り当て単位として定義するには
- [管理] > [コンピュータ グループ] をクリックします。
- ツールバーで、[新規] > [コンピュータ グループ] をクリックします。
- [名前] ボックスで、コンピュータ グループに一意のわかりやすい名前を指定します。
- [割り当て単位として使用する] を選択します。
- [ソース] 選択ボックスで、このコンピュータ グループに含まれる定義済みのクエリまたはデバイスを選択します。
- [保存] をクリックします。
コンピュータ グループへのライセンスとチャージバック コストの割り当て
割り当て単位としてコンピュータ グループを定義したら、ライセンスとチャージバック コストの割り当てを開始できます。
NOTE: フランス語バージョンの SLM をお使いの場合、Microsoft の地域設定には、フランス語の桁区切りに影響するバグがあります。1,000以上の数値について、Microsoft では桁区切り記号の既定の設定がピリオドではなくスペース文字です (例: 1 234 567,00)。このバグにより、数値を入力する場合に、フランス語バージョンの SLM ではピリオド文字の使用が許されません。
この問題を修正するには、[コントロール パネル] > [地域と言語] アプレットで設定を変更する必要があります。[追加の設定] ボタンをクリックし、[桁区切り記号] をスペースからピリオド (または、その他の文字であれば何でも) に変更します。
コンピュータ グループにライセンスとチャージバック コストを割り当てるには
- [製品] > [監視] をクリックします。
- リストで、ライセンスを割り当て、チャージバック コストを設定する製品を選択します。ツールバーで、[編集] をクリックします。
- [割り当て] をクリックします。[コンピュータ グループ] 列の下には、割り当て単位として定義したグループが表示されます。
- グループの [割り当て] ボックスで、グループに割り当てる製品ライセンス数を選択します。この数は、IT サポートのコストとしてグループに賦課するライセンス数を表します。一覧の各コンピュータ グループに対して、この手順を繰り返します。[インストール] 列には、製品がインストールされた、グループ内のデバイス数が一覧表示されます。[ライセンス] 列には、グループによって購入され、使用可能なライセンス数が一覧表示されます。
- [チャージバック単価] ボックスで、この製品の IT サポート コストとしてグループに賦課するライセンス当たりの価格を入力します。この価格は、提供するサポートの範囲に応じて、グループによって異なります。
- [保存] をクリックします。
NOTE: この割り当てデータに関する正確な印刷形式のレポートを表示するには、変更を保存する必要があります。[保存] をクリックしてから、このダイアログに戻り、印刷アイコンをクリックして、レポート形式で変更を表示します。