Web 製品の作成
ソフトウェア ライセンス監視 (SLM) では、デバイスにインストールされた製品を監視するのと同じ方法で、Web ソフトウェア製品を監視できます。Web 製品を監視するには、まず、SLM コンソールで製品を作成する必要があります。
SLM で Web 製品を作成するときには、製品が関連付けられている URL を指定します。この URL は管理デバイスでインベントリ スキャナが検索する項目のリストに追加されます。最上位のドメインのみを指定する必要があります。パス、ポート番号、またはドメインのページ名を指定することはできません。サブドメインを追加できます。たとえば、「Salesforce」を使用して販売と顧客サービスを追跡する場合は、「Salesforce」という製品を定義し、ログイン時にアクセスする URL に関連付けます。
Web 製品を作成した後、製品検出情報は、エンドポイント マネージャ インベントリ スキャナでただちに使用できるようになりません。定期的にスケジュールされた発行処理 (通常は 1 日に 1 回発生) を待機するか、[管理] > [計算] ページに移動し [発行] ボタンをクリックして、データを即時発行できます。これでインベントリ スキャナは、URL にアクセスするデバイスとアクセス時間を追跡できます。このデータは SLM レポートと計算に含まれます。
Web 製品定義を作成するには
- [製品] > [監視] をクリックします。
- ツールバーで、[新規] > [Web 製品] をクリックします。
- [製品名] ボックスに名前を入力します。
- 一致する名前を表示するには、[製造元] ボックスに 3 文字以上入力します。製造元名を選択します。一致する項目がない場合、ボックスに完全な製造元名を入力します。
- [ステータス] の下で [監視] または [無視] を選択すると、この新しい製品が製品ビューのいずれかに一覧表示されます。
- [監視するドメイン名] の下で、[追加 (+)] ボタンをクリックします。
- Web 製品のドメイン名を入力します。
- [単価] をクリックします。単価の計算方法を選択します。
- それぞれ単価が異なる複数の製品ライセンスがある場合は、[自動計算された単価を使用する] を選択します。このオプションを選択すると、単価は各ライセンスの合計単価の平均値となります。
- すべての計算で同じ単価を使用する場合は、[単価を指定する] を選択します。たとえば、同じ製品で単価が異なる 2 つのライセンスがあり、計算では高い方の単価を使用する場合は、ここで単価を指定できます。
- すべての情報を入力したら、[保存] をクリックします。検出情報の初回発行後、Web 製品に関して収集された製品インベントリ データが表示されるようになります。定期的にスケジュールされた発行処理 (通常は 1 日に 1 回発生) を待機するか、データを即時発行できます。
- インベントリ スキャンで使用される Web 製品検出情報を即時発行するには、[管理] > [計算] をクリックしてから、[発行] ボタンをクリックします。
また、Web 製品のライセンス割り当てを設定できます。詳細については、「コンピュータ グループへのライセンスとチャージバック コストの割り当て」をご参照ください。