ファイルのダウンロードについて
ソフトウェア配布では、ファイルをインストールするデバイスに配布する方法が何通りかあります。これには次が含まれます。
- マルチキャスト キャッシュからファイルを取得する
- ピアからファイルを取得する
- 優先サーバからファイルを取得する
- リモート ソースから直接ダウンロードする
ファイルのダウンロードが必要になると、デバイス ソフトウェア配布エージェントの SDClient によってキャッシュがチェックされ、ダウンロードが必要なファイルがキャッシュにあるかどうかが確認されます。キャッシュは C:\Program Files (x86)\LANDesk\LDClient\sdmcache に保存されます。
キャッシュのファイルの構造は、Web またはネットワーク サーバのファイルの構造と同じです。これにより、複数のパッケージは同じ名前のファイルを持つことができ、問題が発生しません。
ファイルがキャッシュにない場合、通常は SDClient はネットワークのピアからファイルのダウンロードを試みます。配布エージェント設定でピア ダウンロードを必須に設定することができます。
ファイルをピアから取得できない場合は、SDClient はファイルを UNC または URL ソースから直接ダウンロードします。パッケージ ファイルは優先サーバに配置することをお勧めします。詳細については、「優先サーバとコンテンツ複製の概要」をご参照ください。優先サーバにより、クライアントが配布パッケージ ファイルにアクセスできるネットワーク認証資格情報を使用することが保証されます。ダウンロードするファイルが URL ベースの場合、SDClient によって Web サイトからファイルがダウンロードされます。
いずれの場合でも、SDClient はファイルをマルチキャスト キャッシュに配置してから、ダウンロードしたファイルを処理します。
ファイルがキャッシュにダウンロードされると、その後数日間はキャッシュに残りますが、最終的にはキャッシュから削除されます。ファイルがキャッシュに保持される期間は、そのパッケージを配布する際に使用された配布方法によって設定されます。