多言語システムの作成
システム設計を統一し、大部分を現在のユーザの言語で表示することができます。特定のメタデータと特定の処理データの翻訳を追加できます。現在のユーザの言語で表示するように構成できるメタデータのタイプは次のとおりです。
- オブジェクト タイトル
- プロセス タイトル
- プロセス ステータス
- プロセス処理
- ウィンドウ ラベル
- クエリのタイトル
- クエリの列タイトル
現在のユーザの言語で表示するように構成できる処理データのタイプは次のとおりです。
- 構成項目
- ナレッジ記事
- カテゴリ
- 参照リスト
- 順序付けされたリスト
- ショートカット グループと項目
処理データの項目のいずれかの多言語インスタンスを削除すると、翻訳バージョンも削除されます。Service Desk または Asset Central がインストールされている言語の翻訳は追加できません。Service Desk または資産マネージャがインストールされている言語の翻訳を追加できません。既定の言語で表示されるテキストを変更するには、標準のデザイナーとコンポーネントを使用してください。
ユーザが記事オブジェクトまたは構成項目オブジェクトの特定の属性に翻訳を追加できないようにするには、オブジェクト デザイナーでその属性のローカライズ プロパティを False に設定します。詳細については、属性をご参照ください。
設計可能な部分はユーザのカルチャで表示されます。さらに、カルチャが Service Desk または資産マネージャのローカライズ語のカルチャのいずれかの場合は、Web Access および Ivanti Workspaces アプリケーション インターフェイスが現在のユーザのカルチャで表示されます。
アプリケーション インターフェイスの言語を決定する詳細な方法については、アプリケーション インターフェイス言語をご参照ください。
多言語システムを作成する手順:
- 多言語サポートを有効にする (次を参照)
- 必要な翻訳を追加する (翻訳の追加を参照)
- カルチャをユーザに割り当てます ユーザへのカルチャの割り当てを参照)。
多言語サポートを有効にする
すべてのシステムを多言語にする必要はありません。このため、翻訳された値の表示を有効/無効にできるシステム設定があります。多言語サポートを無効にした場合、翻訳を追加する機能を非表示にすると、多言語機能を追加しないシステムのユーザ インターフェイスがシンプルになります。既定では多言語サポートは無効です。また、管理コンポーネントで設定し、翻訳を追加できるロールを制限する権限もあります。
多言語サポートを有効にするには:
- [設定] メニューで [システム] をクリックします。
[システム設定] ページが表示されます。 - [他言語設定] の下で、[多言語サポートを有効にする] を [True] に設定し、 をクリックします。
このシステム設定は翻訳の表示を有効/無効にします。また、他言語システムの翻訳の追加を有効/無効にします。多言語システムの翻訳が存在する場合は、このシステム設定を無効にしても、追加した翻訳は削除されません。ユーザにカルチャが設定されている場合 (ユーザへのカルチャの割り当てを参照)、アプリケーション インターフェイスはカルチャと同じです。
翻訳の追加を有効にする権限を設定するには:
- 管理コンポーネントで、ユーザ管理ツリーを表示し、権限を設定するロールを選択します。
- [処理] ツリーで [権限] をクリックします。
[権限] ツリーが表示されます。 - 構成コンポーネント\構成\多言語データの編集権限をに設定します。
権限の詳細については、「権限」をご参照ください。