メールの使用

メールを設定した後は、受信メールおよび送信メール エンジンが起動されていることを確認してください。これらのエンジンは、システム トレイまたは Microsoft Windows サービス オプションとしてインストールされています。

送受信メール エンジンのインストールと起動については、『セットアップ ガイド』をご参照ください。

メール コンポーネント内で設定したメール ボックスで受信される電子メール (マッピングごとのメールボックスの構成) は、Ivanti 受信メール エンジンが起動しているときに処理されます。メール コンポーネントでは、設定に従って、受信されるすべての電子メールが新しいプロセスとして記録されます。ただし、電子メールの件名行の先頭に関連する件名キーワード設定が含まれている場合や、「無視」に設定した件名や電子メール アドレスが含まれている場合を除きます。

メール コンポーネントでは、電子メールの受信が成功または失敗したことを確認する電子メールが送信されます。

[件名キーワード設定] および [処理設定] ウィンドウを使用して無視する電子メールを変更できます。送信する返信メッセージを設定するには、同じウィンドウを使用します。詳細については、受信電子メール処理設定をご参照ください。

メールは、「更新」キーワードと、既存のインシデント、問題、または変更 (プロセス) の参照番号が件名行の先頭に含まれる受信電子メールを使用して、該当する特定のプロセスを更新します。

たとえば、件名が「更新: 579」に設定された受信電子メールは、参照番号 579 の既存のプロセスを更新します。

同様に、件名行が「ステータス」キーワードと、既存のプロセスへの参照番号で始まる受信電子メールは、受信電子メールが提出者ユーザから送信されている場合、該当するプロセスのステータス レポートを含む電子メールを送信します。ステータス キーワードの参照番号を指定しない場合は、そのユーザが提出者であるすべてのプロセスのステータス レポートが送信されます。

電子メールが送信され、割り当てまたはエスカレーションを受信者に通知します。ユーザの [通知方法] を [外部] または [両方] に設定した場合、プロセスが割り当てられたときまたは関連付けられているプロセスがエスカレーションされた場合に、電子メールが送信されます。

メッセージ受信テーブルのクリーニング

時間が経過するにつれ、データベースのメッセージ受信テーブルのエントリ数が増大し、パフォーマンスに影響する場合があります。このテーブル内の古いエントリを選択し、定期的に削除するためのスケジュール済みのクエリが提供されています。スケジュール マネージャ コンポーネントを使用して、この頻度を設定し、「送信メール キュー削除」スケジュールを編集します。

このスケジュールがシステムで設定されていない場合、詳細については、『アップグレード ガイド』をご参照ください。