LPM ワークフローの設計

このセクションでは、Event Manager と連携するための LPM の構成について説明します。詳細については、LPM 付属のマニュアルをご参照ください。

次の 2 つの基本的な手順を実行し、LPM ワークフローを設計して Event Manager と統合します。

  1. ワークフロー レイアウトを作成します。
  2. 情報を Event Manager に返すように、Web サービス処理のプロパティを設定します。

また、適切な LPM リスナーを作成する必要があります。

LPM ワークフロー レイアウトを作成するには:

  1. ワークフロー エクスプローラで新しいフォルダを作成し、右クリックして [新しいワークフロー] をクリックします。
  2. Ivanti Process Manager マニュアルに従い、必要なワークフローを作成します。
  3. システム グループの Web サービス処理を、ワークフローの終了ポイントとして使用します。

イベント マネージャは、LPM 側からの Service Desk または資産マネージャとの統合を実施するための Web サービスを提供し、LPM ワークフローのすべての終点が Web サービス処理で終了することを確認します。このため、LPM ワークフローのすべての終了ポイントが Web サービス処理であることを確認してください。次の手順は、LPM Web サービス処理との通信を設定する方法を示します。

LPM Web サービス処理を設定するには:

  1. Web サービスのプロパティを表示します。
  2. 任意のパスワードタイムアウト、およびユーザ名を設定します。
  3. [エンドポイント URL] の横の 省略アイコン をクリックします。
    ウィザードが開始します。
  4. [Web サービス URL] ボックスで、次のように入力します。
    https://server/EventLogService/EventLog.asmx?WSDL
    server/EventLogService は、Event Logging Web サービスをホストする、サーバおよび仮想ディレクトリ (通常は Service Desk または資産マネージャ Web サーバ) の名前です。
  5. [次へ] をクリックします。
  6. [呼び出すメソッド] リストで、[PostIntegrationEvent] または [SendIntegrationEvent]を選択し、[次へ] をクリックします。
    [入力パラメータ フィールド マッピング] ページが表示されます。

イベント マネージャには、2 つの動作モードがあります。イベントを受信時に処理するより高速な同期型の「Send イベント」と、イベント サービスの次回のポーリングまでキューで待機するより効率的な非同期型の「Post イベント」があります。

  1. フィールド マッピングを次のように編集します。
    EventSource – イベント マネージャの [統合プロセス ソース名] で使用する名前を入力します (統合プロセス ソースの作成をご参照ください)。
    EventType
    – イベント マネージャでイベントを定義するときに、「イベント タイプ」属性として使用する名前を入力します (イベントの定義をご参照ください)
    Title – 値を設定します。
    ProcessGuidtps_process_guid のフィールド マッピングを挿入します。
    ClassTypeGuidtps_class_type_guid のフィールド マッピングを挿入します。
    ObjectInstanceGuidtps_object_guid のフィールド マッピングを挿入します。
    Parametern – すべての tps_attributen 値のフィールド マッピングを挿入します。
  2. ワークフローを保存します。

LPM Web サービス処理は、Service Desk または資産マネージャ データベースのイベント管理モジュールのイベント テーブルに値を入力します。これらのエントリは、イベント マネージャによって処理されます。上記の手順で設定した最初の数個の Web サービス フィールド マッピングによって、イベント マネージャが適切な Service Desk または資産マネージャ プロセスのインスタンス (イベントが関連する特定のインシデントなど) を識別できます。Parametern マッピングでは、設定可能な情報を LPM からイベント テーブルに渡すことができます。この後、イベント マネージャで特定の Service Desk または資産マネージャ属性に対してマッピングできます。

Event Manager Web サービス メソッドの技術情報については、https://server/instance.EventManager/EventLog.asmx でご使用の Service Desk または資産マネージャ システムをご確認ください。