変更管理:資産廃棄/除却
資産廃棄/除却プロセスでは、資産の廃棄または除却を管理できます。廃棄では、規制当局が監査できる方法で組織の資産廃棄を管理します。除却では、廃棄または転用に先立って、資産を在庫から除却し、貯蔵品に振り替える手順を管理できます。
このプロセスには、3 つの主要なセクションがあります。
プロセスの最初のセクションでは、廃棄/除却申請を作成し、申請の種類を指定できます。 |
次のセクションでは、資産の廃棄を管理できます。 |
最後のセクションでは、 |
廃棄/除却申請の作成
新しい廃棄/除却申請を作成すると、影響項目や申請の種類 (廃棄申請または除却申請) などの資産に関する特定の情報を入力するよう指示されます。
廃棄申請の場合、[これは廃棄申請です] チェック ボックスを確認してからプロセスを保存します。プロセスの保存後、このチェック ボックスは読み取り専用になります。
1 つの項目のみを廃棄または除却する場合、[影響項目] リストの項目を選択できます。このリストには、構成項目が表示されます。構成項目の管理については、『管理者ガイド』をご参照ください。
複数の項目を廃棄または除却する場合、資産廃棄/除却を保存してから、構成項目を追加処理を実行して CI を追加します。この方法で追加された項目は、[変更] ツリーに表示されます。
[これは廃棄申請です] チェック ボックスの値に応じて、プロセスが資産段階の廃棄または除却に遷移します。
資産の廃棄
[資産廃棄/除却] ウィンドウで [これは廃棄申請です] チェック ボックスを選択した場合、プロセスが廃棄に遷移します。
廃棄承認タスクがプロセスに追加され、資産管理グループに割り当てられます。
廃棄承認タスクは [変更] ツリーから開くことができます。この後、申請を承認または否認できます。資産管理グループが申請を却下する場合、変更がクローズし、ステータスが「廃棄否認」になります。申請が承認されると、変更がプロセスの次の段階に遷移します。いずれの場合でも、変更担当者には通知が送信されます。
廃棄が承認されると、廃棄計画を追加できます。廃棄計画には、項目の廃棄方法に関する詳細を記録できます。必要に応じて、外部文書を添付することもできます。
この段階で、その他のタスクを追加できます。既定では、これらのタスクは、1 ページの「変更管理:簡易タスク」で説明している標準の変更タスクです。
これらのタスクがすべて完了すると、廃棄/除却申請をクローズできます。ステータスが「廃棄完了」に変わります。
資産の除却
[資産廃棄/除却] ウィンドウで [これは廃棄申請です] チェック ボックスを選択しなかった場合、プロセスが廃棄に遷移します。
[処理] リストの [子変更を作成] をクリックすると、除却申請の処理が進みます。既定では、これは、1 ページの「変更管理:簡易変更」で説明しているシンプルな変更です。
指定したリンクされたプロセスが有効になっていることを確認します。有効でない場合は、子変更を作成処理が実行時に表示されません。
子変更が完了すると、廃棄/除却申請をクローズできます。ステータスが「除却完了」に変わります。