BridgeIT を移行して Framework を使用 (V7.8)
V7.8より前では、BridgeIT は Web Access アプリケーションの Web API 経由で Ivanti システムに接続していました。この Web API は、Service Desk 固有の Web Access アプリケーションから、Framework アプリケーションに移動しました。このため、V7.8 以降、BridgeIT は直接 Framework アプリケーションに接続します。V7.8 アップグレードでは、BridgeIT アプリケーション (Workspaces、Fuse、および Mobile Self Service) を移行する必要があります。
BridgeIT、Fuse、Mobile Self Service
Service Desk V7.6 には Ivanti Mobile Self Service が導入されました。これによって、エンド ユーザはモバイル デバイスから Service Desk のセルフ サービス機能を利用できます。Mobile Self Service は内部的に BridgeIT というレスポンシブ Web アーキテクチャ上に構築されました。その後の数回のリリースで、Mobile Self Service と BridgeIT はより充実したユーザ経験を提供するために拡張されました。
Service Desk 7.7.2 がリリースされるまでに、その他の Ivanti 製品がエンド ユーザ、セルフ サービス機能を BridgeIT に追加し始めました。このため、Mobile Self Service の名称が Fuse に変更されました。
Service Desk 7.8 のリリースによって、BridgeIT は他の役割へと拡張し始めました。このため、BridgeIT という名称が、Ivanti のレスポンシブ Web アプリケーションをサポートする基盤アーキテクチャの名称として外部的に使用されるようになります。
V7.7.2 では、構成センターの Mobile Self Service アプリケーションの名称が Fuse に変わりました。構成センターで作成される新しい Fuse Web アプリケーションの既定の名前は、 instance.Fuse になります。V7.8 以降は、このアプリケーションが BridgeIT に変更され、構成センターで作成された新しい BridgeIT Web アプリケーションの既定の名称はすべて instance.BridgeIT に変更されました。既存のアップグレードされたアプリケーションは元の名前のままです。
移行
V7.8 にアップグレードした後に 構成センターに初めてログインすると、BridgeIT Web アプリケーションを移行する方法を確認する必要があります。各 BridgeIT Web アプリケーション用の新しい Framework アプリケーションを作成するか、使用するものがある場合は既存の Framework アプリケーションを使用できます。
BridgeIT を移行して Framework に接続するには:
- 構成センター にログインします。
V7.8 にアップグレードしてから初めて構成センターにログインした場合は、[Web アプリケーションの移行] ページが表示されます。 - Service Desk インスタンスの既存の情報に基づいて構成センターで各 BridgeIT Web アプリケーション用に新しい Framework アプリケーションを作成する場合は、[新しい Framework を作成する] チェック ボックスを選択してから [移行] をクリックします。
既存の Framework を選択するか、各 BridgeIT Web アプリケーション用の新しい Framework を手動で作成する場合は、[新しい Framework を作成する] チェック ボックスをオフにしてから、[移行] をクリックします。
BridgeIT Web アプリケーションが移行されます。 - [新しい Framework を作成する] チェック ボックスを選択していない場合、各 BridgeIT アプリケーションを開き、[LDSD Web API URL] ボックスに使用する Framework アプリケーションへの URL を入力し、[OK] をクリックします。