Event Manager Web Service と RSS Web Generator Web アプリケーションの移行 (2016.1)
2016.1では、Event Manager Web Service および RSS Web Generator Web アプリケーションが Service Desk Framework Web アプリケーションに移行されました。2016.1へのアップグレード中に、既存の Event Manager Web Service および RSS Web Generator Web アプリケーションが削除されます。Event Manager または RSS Generator を使用している場合は、実装を変更する必要があります。
Event Manager
Event Manager を使用している場合、2つの変更を行う必要があります。
- Service Desk Framework の [アプリケーションの編集] ダイアログの [Event Manager ユーザ名] フィールドに、前のバージョンの Service Desk から Event Manager Web Service Web アプリケーションの [次のユーザで Service Desk にログイン] フィールドで入力したシステム ユーザ アカウントを入力します。
- Event Manager と連携するように構成した各外部アプリケーションでは、呼び出されるアドレスを Service Desk Framework の URL に変更します。たとえば、https://localhost/ServiceDesk.EventManager/EventLog.asmx を https://localhost/ServiceDesk.Framework/EventLog.asmx に変更します。
Service Desk に付属のイベント ロギング実行ファイル (他社製のアプリケーションが Event Manager サービスと通信できるようにするファイル) は、LANDesk\Framework\EventLogging フォルダにあります。
RSS Generator
RSS Generator を使用している場合、2つの変更を行う必要があります。
- Service Desk Framework の [アプリケーションの編集] ダイアログの [RSS Generator 作成者] フィールドに、前のバージョンの Service Desk から RSS Generator Web アプリケーションの [作成者] フィールドで入力した作成者を入力します。
- RSS Generator と連携するように構成した各外部アプリケーションでは、呼び出されるアドレスを Service Desk Framework の URL に変更します。たとえば、https://localhost/ServiceDesk.RSSGenerator/Default.aspx を https://localhost/ServiceDesk.Framework/RSSDefault.aspx に変更します。
Default.aspx インターフェイスの名前が RSSDefault.aspx に変更され、QueryPreview.aspx インターフェイスの名前が RSSQueryPreview.aspx に変更されました。
アップグレード時にこの変更の一時的に回避する
Event Manager と RSS Generator では、上記のセクションで説明した変更でシステムを更新することを強くお勧めします。ただし、Event Manager Web Service と RSS Web Generator Web アプリケーションを使用していたすべてのシステムを更新し、Framework を使用するようにするには、時間がかかることがあります。移行を支援するための一時的な対策として、削除された Event Manager Web Service と RSS Web Generator Web アプリケーションと同じ名前の別の Framework アプリケションを作成できます。アップグレードの実行中、この方法で Service Desk または資産マネージャと通信する外部アプリケーションは、これらの追加された Framework アプリケーションを使用して動作し続けます。
外部システムを移行して、コア Framework を使用し、これらの追加した Framework アプリケーションを削除して、システムアーキテクチャを簡素化し、必要なハードウェア リソースを減らすことが重要です。