コネクタ

ライセンス: Silver

Cloud Connectorは、Ivanti Neurons for MDM サービスからLDAPサービスや認証機関(CA)などの企業リソースへのアクセスを提供します。 アクセスしたいリソース1つに対して1つのConnectorを設定します。

Amazon Web Services(AWS)でホストされているMicrosoft Active DirectoryまたはLDAPサーバーを使用する場合は、AWSで Ivanti Neurons for MDM Connectorをホストできます。 オンプレでないConnectorが必要です。

Connectorは、ソフトウェアの最新バージョンに自動的に更新されます。

最新の Ivanti Neurons for MDM Connector インストール ガイドについては、https://help.ivanti.com/#106 を開き、「Connector」を検索してください。

Connectorホスティングオプション

Ivanti Neurons for MDM Connectorは、オンプレのデータセンターでもAmazon Web Services(AWS)でもホスト可能です。

  • AWSでホストされているMicrosoft Active Directory、またはAWSの自己管理型のMicrosoft ADを使用している場合は、ConnectorをAWSでホストしてください。 この場合、オンプレのConnectorは不要です。
  • LDAPサーバーやCAなど、オンプレのリソースにアクセスする場合は、オンプレのConnectorを設定してください。

AWSでConnectorをホスト

AWSでConnectorをホストすれば、AWSにホストされる以下のMicrosoft Active Directoryオプションをご利用いただけます。

  • Microsoft Active Directory対応AWSディレクトリサービス
  • Amazon VPCの顧客管理型Microsoft Active Directory

Microsoft Active Directory対応AWSディレクトリサービスの詳細は、以下をご覧ください:https://aws.amazon.com/directoryserviceAmazon VPCにおけるMicrosoft Windows ServerとMicrosoft Active Directoryのホストについては、AWSのドキュメンテーションをご覧ください。 Ivanti Neurons for MDM Connectorは、Windows Server 2012、2012 R2、2015をサポートしています。

AWS で Ivanti Neurons for MDM Connector AMI を設定する

Ivanti Neurons for MDM Connector AMI を設定するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者認証情報でAWSにログインします。

  2. AWSサービスページで [コンピューティング] から [EC2] を選択します。

  3. [イメージ] を展開し、左ペインから [AMI] を選択します。

  4. 右ペインのドロップダウンリストから [パブリックイメージ] を選択します。

  5. Ivanti Neurons for MDM Cloud Connector」などのキーワードを使用して、Ivanti Neurons for MDM Connector を検索します。

  6. リストからConnectorの最新バージョンを選択し、[起動] をクリックします。

  7. Ivanti Neurons for MDM Connector インストール ガイド』の「Deploying MobileIron Connector in AWS」セクションに記載されている Connector のインストール手順に従います。このドキュメントは、https://help.ivanti.com/mi/help/en_us/cld/<バージョン>/inst/default.htm から入手できます。バージョンはインストールしている Ivanti Neurons for MDM Connector のバージョンです。 たとえば、バージョン74の Ivanti Neurons for MDM Connectorのガイドは、https://help.ivanti.com/mi/help/en_us/cld/74/inst/default.htmにあります。

オンプレでConnectorをホスト

データセンターでオンプレミスで Ivanti Neurons for MDM Connector をホスティングするには、[コネクタのダウンロード] をクリックして、Ivanti Neurons for MDM Connector をダウンロードして設定します。ダウンロードしたパッケージを展開し、パッケージに含まれる Ivanti Neurons for MDM Connectorインストールガイドの指示に従って設定してください。

Connectorログへのアクセス

Connector ログには Connector サービスからアクセスし、Connector 関連の問題解決に役立てることができます。 これにはシステムマネージャーまたはシステム読み取り専用の役割が必要です。

  1. [管理] > [Connector] を選択し、[Connector] ページを開きます。

    Connectorのインターフェイスは、Connectorの状態(有効または無効)、Connector名、接続(接続あり、または接続なし)、バージョン番号、ログレベル、アクション(Connectorを無効化または削除)を表示します。
  2. [ログレベル] プルダウンメニューを使用してレベルを選択します。

    使用可能なログレベルが低い順にプルダウンメニューに表示されます。

    • エラー

    • 警告

    • 情報

    • デバッグ

    • トレース

    情報レベルはデフォルトのログレベル設定です。 別のログレベルを選択すると、同期アイコン が回転し、選択されたログレベルで情報が収集されていることを示します。 ログレベルは1時間後に情報レベルにリセットされます。 トレースレベルは最高のログレベル設定です。 このレベルでは、他の全レベルの全メッセージが収集されます。 同期アイコンは、要求の間、表示されます。

  3. 必要であれば、同期アイコン にカーソルを置くと取り消しアイコン が表示されます。 取り消しアイコンをクリックすると、ログレベル変更が取り消されます。
  4. 要求アイコンにカーソルを置くと要求情報が表示されます。 要求アイコン をクリックすると、現在のログフォルダーにあるファイルを.zipファイルで要求できます。

    要求が実行されるとログファイルが.zipファイルに追加されます。  新しい要求が実行されると前の要求の.zipファイルは削除されます。
  5. 必要であれば、同期アイコン にカーソルを置くと取り消しアイコン になります。 取り消しアイコンをクリックすると要求が中止されます。

    要求を完了前に取り消した場合、前のログ.zipファイルがサーバーから削除されているため、ダウンロードアイコン が表示されません。 Connector上の元のログファイルは要求すればまだ取得できます。
  6. 要求が完了した後にダウンロードアイコン をクリックすると、最新の要求で収集したログファイルを含むログ.zipファイルがダウンロードされます。

    ログファイル名の形式はkocab.logです。 ダウンロードした.zipファイル名は、サーバー名、接続バージョン、タイムスタンプ(日、月、年、時刻)で構成され、形式は<Connector_Hostname>_<Connector_Version>_<TimeStamp>.zipとなります。 アーカイブに保存された.zipファイル名の形式はkocab.yyyy-mm-dd.0.log.gzです。
  7. 任意で [アクション] プルダウンメニューをクリックし、Connectorを無効化または削除できます。

[Connector] ページが見えない場合、必要な権限を持っていない可能性があります。以下のいずれかの役割が必要です。

  • システム管理

  • 読み取り専用システム

詳細はConnectorへのhttpproxyコマンド使用を参照してください。