認証資格情報証明書ペイロード

認証資格情報証明書ペイロードを Wi-Fi ペイロードとともに使用して、Android デバイスおよび Android Enterprise デバイスでエンタープライズ ネットワークに接続する際に、サーバ ID の検証を行います。認証資格情報証明書ペイロードは、802.1x EAP セキュリティで保護されたネットワーク用に、 Wi-Fi ペイロードとともに使用します。

認証資格情報証明書ペイロードを作成後、Wi-Fi ペイロードを使用して、証明書を使用するようにデバイスを構成します。Wi-Fi ペイロードは、証明書ペイロードを参照して、証明書情報を取得します。詳細については、「Wi-Fi ペイロード」をご参照ください。

認証資格情報証明書ペイロードには次のオプションがあります。

ペイロード名	ペイロードの名前。
証明書	[参照] ボタンをクリックして、証明書を選択します。
パスワード	証明書のパスワードを入力します。パスワードは、.pfx または .p12の場合にのみ必要です。
証明書データ	[証明書の表示] をクリックして、証明書に関する情報 (有効期限、完全な証明書チェーンなど) を確認します。

認証資格情報証明書ペイロードを Wi-Fi ペイロードとともに使用するには

1.Android または Android Enterprise の認証資格情報証明書ペイロードを作成します。

2.証明書をアップロードし、必要に応じてパスワードを入力します。

3.認証資格情報証明書ペイロードを保存します。

4.Wi-Fi ペイロードを作成します。詳細については、「Wi-Fi ペイロード」をご参照ください。

5.ネットワーク情報を入力します。

6.[セキュリティ タイプ] では、[802.1x EAP] を選択します。

7.[プロトコル] タブで、ご使用のネットワークに適した [受け入れられる EAP タイプ] と [フェーズ2認証] を選択します。

8.[認証] タブで、[サーバ証明書] および [ユーザ証明書] (TLS のみ) ドロップダウン メニューから、目的の認証資格情報証明書ペイロードを選択します。

9.ぞの他の、必要な認証情報を入力します。

10.Wi-Fi ペイロードを保存します。

11.Wi-Fi ペイロードをデバイスに配布します。詳細については、「スマート デバイス ペイロード」をご参照ください。

認証資格情報証明書ペイロードをデバイスに配布する必要はありません。Wi-Fi ペイロードのみを配布します。

認証資格情報ペイロードにより、iOS デバイスに対して証明書を送信することで、そのデバイスが会社の公開キー インフラストラクチャ システムを使用できるようになります。これには電子メールの署名と暗号化、企業サーバへの接続時のデバイスの識別情報の確立、または Exchange、VPN、Wi-Fi への接続時のサーバ識別情報の検証を行うための証明書が含まれます。

証明書は PKCS#12 形式でなければなりません (p12 または .pfx 拡張子)。電子メールの署名と暗号化またはデバイス識別情報の確立のために証明書を使用する場合、証明書は 1 つの識別情報のみを対象とし、秘密キーを含んでいなければなりません。証明書を使用して、Exchange、VPN、Wi-Fi へのデバイス接続時にサーバ識別情報を検証する場合、証明書にはサーバの証明書の公開鍵が含まれていなければなりません。

認証資格情報ペイロードを作成後、Exchange、VPN、または Wi-Fi ペイロードを使用して、証明書を使用するようにデバイスを構成します。(Exchange、VPN、または Wi-Fi ペイロードが適用されるときには、関連付けられた認証資格情報証明書ペイロードも自動的に適用されます。)電子メールを署名および暗号化する証明書の場合、Avalanche ユーザは証明書に関連付けられたパスワードを入力するよう指示されます。

認証資格情報証明書ペイロードには次のオプションがあります。

ペイロード名	ペイロードの名前。
証明書	証明書の名前。[参照] ボタンをクリックして、.p12または .pfx のファイルを選択します。
パスワード	証明書のパスワード。
証明書の表示	選択された証明書の詳細を表示します。
削除	選択された証明書をペイロードから削除します。