Exchange / ActiveSync ペイロード
Exchange / ActiveSync ペイロードを使用すると、メール サーバに接続するようにデバイスを構成できます。一般的には、このペイロードを使用してデバイスにメール サーバのアドレスをプロビジョニングした後、各自のカウントにアクセスするためのユーザ名とパスワードを入力するようデバイス ユーザに要求します。
Exchange / ActiveSync ペイロードが既にデバイスにインストールされている場合、設定を変更するには、既存のペイロードを削除し、新しいペイロードをインストールする必要があります。
Android 用の Exchange / ActiveSync ペイロードには次のオプションがあります。
ペイロード名 |
ペイロードの名前。 |
アカウント名 |
Exchange アカウントのわかりやすい名前。 |
ホスト名 |
メール サーバのドメイン名またはアドレス。 |
メールの日数 |
メールをデバイスに同期する日数。 |
SSL を使用する |
暗号化された SSL 接続を使用してサーバにメールを送信します。 |
次のオプションを使用して、このペイロードを使用する特定のドメインまたはアカウントへのアクセスを構成できます。このペイロードで特定のアカウントの認証資格情報が送信されることを望まない場合は、これらのフィールドには入力しないでください。これらのフィールドを空白にした場合は、デバイス ユーザに対してこの情報の入力が要求されます。
ドメイン |
アカウントのドメイン。 |
電子メール アドレス |
アカウントに関連付けられた特定の電子メール アドレス。 |
ユーザ |
アカウントに関連付けられたユーザ名。 |
パスワード |
アカウントのパスワード。 |
デバイスの設定
ペイロードを Samsung SAFE デバイスに配布した後、デバイス レベルでの追加設定がいくつか必要です。
Samsung SAFE デバイスで電子メール設定を完了するには
1.デバイスから、Avalanche イネーブラを起動し、[同期] をタップします。
同期が完了すると、Exchange アカウントの最終設定が必要であるという通知が表示されます。
2.Avalanche からの通知をタップします。
3.電子メール アカウント設定を確認し、電子メール アカウントの認証資格情報を入力します。
4.[続行] をタップして、電子メール設定を承認します。
5.[続行] をタップして、電子メールを確認します。
新しい電子メール アカウント情報が受信されたという通知が表示されます。
6.[新しい電子メール アカウント] 通知をタップします。
電子メール アカウントが検証され、電子メール アプリが起動します。
7.電子メールの送受信に必要なアクセス権を有効にします。
電子メールの受信トレイはメール サーバと同期します。
ユーザの登録時にユーザ名とパスワードを指定する場合、このペイロードで必要な情報は Exchange ActiveSync ホストのドメイン名のみです。
デバイスの登録時にデバイス ユーザがユーザ名とパスワードを指定しない場合、デバイスは Exchange ペイロードの設定を使用しません。
iOS 用の Exchange / ActiveSync ペイロードには次のオプションがあります。
ペイロード名 |
ペイロードの名前。 |
アカウント名 |
Exchange アカウントのわかりやすい名前。 |
ホスト名 |
メール サーバのドメイン名またはアドレス。 |
SSL を使用する |
暗号化された SSL 接続を使用してサーバにメールを送信します。 |
メールの日数 |
メールをデバイスに同期する日数。 |
識別情報証明書 |
サーバの識別情報を確認するために使用する証明書。これには、Exchange サーバにインストールされた証明書の公開キーが含まれていなければなりません。詳細については、「認証資格情報証明書ペイロード」をご参照ください。 |
移動を許可する |
ユーザはデバイスの別のアカウントにメッセージを移動するか、別の電子メール アカウントを使用してメッセージに返信またはメッセージを転送できます。 |
最新のアドレス同期を許可する |
iCloud を使用して、最近使用したアドレスを他のデバイスと同期できます。 |
メールでのみ使用する |
写真や Safari などの他の携帯電話アプリケーションからではなく、メール アプリケーションからのみメッセージの送信を許可します。 |
S/MIME を使用する |
証明書を使用して、送信メールを署名および暗号化します。これらの証明書は PKCS#12 形式で、秘密キーを含んでいなければなりません。証明書のキー使用タイプにはキー暗号化が含まれていなければなりません。使用可能な証明書のリストに表示するには、証明書を使用して証明書認証資格情報ペイロードを構成する必要があります。 詳細については、「認証資格情報証明書ペイロード」をご参照ください。 |
次のオプションを使用して、このペイロードを使用する特定のドメインまたはアカウントへのアクセスを構成できます。このペイロードで特定のアカウントの認証資格情報が送信されることを望まない場合は、これらのフィールドには入力しないでください。これらのフィールドを空白にした場合は、デバイス ユーザに対してこの情報の入力が要求されます。
ドメイン |
アカウントのドメイン。 |
電子メール アドレス |
アカウントに関連付けられた特定の電子メール アドレス。 |
ユーザ |
アカウントに関連付けられたユーザ名。 |
パスワード |
アカウントのパスワード。 |