Velocity 構成の配布
Avalanche を使用して、Velocity の構成ファイルを Android デバイスに配布します。Avalanche と Velocity の最初のセットアップが完了すると、構成ファイルを Velocity コンソールから Avalanche に直接配布できます。構成ファイルを変更すると、その構成ファイルを使用しているすべてのペイロードが自動的に更新され、配布対象のフラグが Avalanche に示されます。
このプロセスは、Android 10デバイスでは機能しません。Android 10デバイスへの Velocity 構成の配布については、「Velocity 構成マニフェストの配布」をご参照ください。
セットアップ プロセスを行うには、Velocity コンソールへのアクセスと、Avalanche コンソールへの管理アクセスが必要です。
Avalanche で Velocity 管理ユーザを作成するには
1.Avalanche コンソールで、[ツール] > [システム ユーザ] > [新規] > [ユーザ] に移動します。
2.このユーザに付ける名前とパスワードを入力します。
3.ユーザ タイプでは、[標準] を選択します。
4.[ファイルストア管理] アクセス権の横で、[表示/編集] を選択します。
5.[保存] をクリックします。
Velocity 構成ファイル ペイロードを作成するには
1.Velocity コンソールで、Velocity のプロジェクトを作成し、ローカルに配布します。Velocity での設定の構成については、Velocity ユーザ ガイドの「ホスト プロファイルの構成」 をご参照ください。Velocity の配布については、Velocity ユーザ ガイドの「デバイスへの設定の配布」をご参照ください。
2.Avalanche コンソールで、Velocity の .wldep ファイルを中央ファイル ストアにアップロードします。中央ファイル ストアでのファイルの管理については、「中央ファイル ストアの使用」をご参照ください。
3.[ペイロード] タブを使用して、Android または Android Enterprise の新しいファイル ペイロードを作成します。
4.ペイロードの名前を入力します。
5.[ファイル パス] フィールドに、/Android/data/com.wavelink.velocity/files と入力します。
6.[参照] をクリックして、Velocity の .wldep ファイルを選択します。
7.[Velocity コンソール インポート URL の生成] チェック ボックスを有効にします。
8.ペイロードを保存します。
一意のインポート URL が生成され、ペイロードの配布準備ができました。
Velocity 構成の更新を Avalanche にデプロイするには
1.Velocity コンソールで、プロジェクトに移動します。
2.[配布] > [Avalanche に配布] の順にクリックします。
3.[場所] フィールドに、Avalanche ファイル ペイロードからのインポート URL を入力します。
4.[ユーザ名] と [パスワード] のフィールドに、Avalanche で作成した Velocity 管理ユーザの認証資格情報を入力します。
5.[配布] をクリックします。
これにより、Avalanche 中央ファイル ストア内の既存のファイルが置き換えられます。この構成を使用している Avalanche ファイル ペイロードがすべて更新され、配布のフラグが付けられます。