OS 更新ペイロード
OS 更新ペイロードは、外部 SD カードが入った Zebra および Panasonic の Android デバイスが、URL の場所にある、または Avalanche でホストされているオペレーティング システムの更新ファイルをダウンロードしてインストールできるようにします。エンドユーザの操作は必要ありません。
外部 SD カードが挿入された Zebra および Panasonic デバイスのみが OS 更新ペイロードを受信できます。既定では、最も空き領域が多い SD カードはこのペイロードの対象です。
次のファイルがサポートされ、更新タイプを指定するために使用されます。
•OS 更新パッケージ (例: xxRUxx.zip
)
•OS 回復パッケージ (例: xxRBxx.zip
)
•パッチ
このペイロードを使用して配布されるファイルは、中央ファイル ストアでホストできます。中央ファイル ストアを使用したファイルの管理については、「中央ファイル ストアの使用」をご参照ください。
Ivanti は、デバイスを配布する前に、手動でパッケージ タイプを確認することをお勧めします。誤ってロールバックしたり、ユーザ データが失われたりするおそれがあるためです。
配布された OS 更新ペイロードの結果は、Avalanche の OS 更新ステータス レポートから確認できます。このレポートには、エラーと完了数を含む、ダウンロードおよび更新ステータスが示されます。回復パッケージなどの一部の更新は Avalanche Enabler を消去するため、一部のエラーは Avalanche サーバに報告できません。詳細については、「レポートの設定」をご参照ください。
複数の OS 更新ペイロードが同じデバイスに配布される場合、すべての更新がデバイスに適用され、複数の更新が行われます。更新が失敗した場合、デバイスは自動的に動作状態にロールバックします。古いバージョンの OS 更新をデバイスに配布できます。更新が失敗した場合、デバイスレベルで更新を手動で制御する必要があります。
デバイスのオペレーティング システムを更新する前に、その新しい OS でデバイス上の Avalanche イネーブラが機能することを確認してください。OS を更新する前に、イネーブラの更新が必要になる場合があります。
OS 更新ペイロードには次のオプションがあります。
ペイロード名 |
ペイロードの名前。 |
ターゲット デバイス |
ペイロードを受信するデバイスのタイプ。外部 SD カードが挿入された Zebra および Panasonic デバイスのみが OS 更新ペイロードを受信できます。 |
OS 更新ファイル ホスト |
OS 更新ファイルがホストされている場所。次のオプションのいずれかを選択できます。 •Avalanche。更新ファイルは Avalanche にアップロードされ、保存されます。新しい更新ファイルがこのペイロードに結合される場合は、前の更新ファイルは上書きされます。 •URL。OS 更新ファイルへの完全 URL パス (ファイル名を含まない)。Ivantiこの方法は、ネットワーク内に保存されている安全なファイルにアクセスする場合にのみ使用することをお勧めします。 |
ファイル |
[OS 更新ファイル ホスト] 設定で [Avalanche] が選択された場合の、OS ファイルの場所。ファイルの場所を参照するには、[参照] をクリックします。ファイルは .zip 形式で、OS 更新ファイルを含む必要があります。
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URL |
[OS 更新ファイル ホスト] 設定で [URL] が選択された場合の、OS ファイルの場所。URL には HTTP または HTTPS プロトコルを含める必要があります。絶対パスとファイル名はサポートされません。 |
OS 更新を強制する |
OS 更新ファイルの OS バージョンがデバイス上に既に存在するものであっても、強制的にインストールさせます。 |
スケジュールされたダウンロード |
デバイスが OS 更新ファイルをダウンロードできる日時のスケジュールを設定します。これらの更新は、[スケジュールされたダウンロード] 設定の条件が満たされるまでダウンロードされません。 •_____と_____の間でのみダウンロード。デバイスが OS 更新ダウンロードを試行できる日時の範囲を指定します。時刻は、24時間表記の HH:MM 形式で設定します。この設定には、デバイスのローカル タイム ゾーンが使用されます。 •デバイスをドッキングする必要がある (バッテリで実行中ではないこと)。デバイスはドッキングされ、内蔵バッテリで動作しなくなるまで、更新をアクティブにダウンロードできません。この設定をオンにしておくことをお勧めします。デバイスがダウンロードの途中でオフになった場合、更新ファイルが破損する可能性があるためです。 また、ネットワーク内で更新ファイルをダウンロードするための方法を指定できます。使用可能な接続オプション: •イーサネット •Wi-Fi •セルラーデータ |
スケジュールされた更新 |
デバイスがダウンロードした OS 更新ファイルをインストールできる日時のスケジュールを設定します。これらの更新は、[スケジュールされた更新] 設定の条件が満たされるまでインストールされません。 •_____と_____の間でのみ更新。デバイスが OS 更新インストールを試行できる日時の範囲を指定します。時刻は、24時間表記の HH:MM 形式で設定します。この設定には、デバイスのローカル タイム ゾーンが使用されます。 •デバイスをドッキングする必要がある (バッテリで実行中ではないこと)。デバイスはドッキングされ、内蔵バッテリで動作しなくなるまで、更新をアクティブにインストールできません。この設定をオンにしておくことをお勧めします。デバイスが更新の途中でオフになった場合、オペレーティングシステムが破損する可能性があるためです。 |