カスタム キーボードの作成
キーボード エディタは、Velocity Client で使用するカスタム キーボードを作成するために設計されています。 このアプリケーションを使用して作成されたキーボードはプロジェクトにバンドルでき、セッション中に既定のデバイス キーボードの代わりに使用するためにデバイスにエクスポートできます。
プロジェクトの一部として、カスタム キーボードが作成、編集、エクスポートされます。 個別のキーボードを作成および編集する前に、キーボードが含まれるプロジェクトを作成する必要があります。 カスタム キーボードとテンプレートが作成され、動作と表示がプロジェクト内で制御されます。 詳細については、「プロジェクトの作成と配布」をご参照ください。 プロジェクトにはユーザが切り替えることができ、特定のフィールドに関連付けることができる複数のキーボードを含めることができます。
キーボード エディタによって、複数の値をキーに割り当て、シフトまたは長押し状態などの状況に関連付けます。 キー レベルでは、英数字または HEX コードがファンクションキーなどの特殊処理でサポートされます。 キーボード レベルで、向き表示モード、キー スタイル、およびテンプレートがサポートされ、キーボードの使用をより効果的に制御できます。 これらの処理を実行する方法については、「キーボード エディタの詳細」をご参照ください。
各キーボードには、定義済みのラベル、値、位置、およびサイズのキーのレイアウトがあります。 テンプレートから作成されたカスタム キーボードは、キー レイアウトと割り当て済みのキー ラベルおよび値を含む、すべてのテンプレートの特徴を継承します。 カスタム キーボードを作成した後でも、「キーボード テンプレートの編集」に従い、テンプレート エディタを使用して、キーのレイアウトとサイズを編集できます。 各キーの色とラベルのフォント スタイルはスタイル エディタを使用してカスタマイズできます。 すべてのスタイル オプションの一覧については、「キーボード スタイル エディタの使用」をご参照ください。
キーボードはプロジェクト バンドルの一部としてエクスポートおよびインポートされます。 プロジェクトをエクスポートするときには、すべてのスクリプト、画像、キーボード、およびプロジェクトの使用に必要な他のリソースを含む .wldep ファイルが作成されます。 プロジェクト内ですべてのキーボードは配布時に含まれます。 配布またはエクスポートする個別のキーボードを選択できません。