Google Chrome Enterprise コネクタ
このコネクタは、クラウド内で実行することも、オンプレミスのコネクタ サーバを使用して実行することもできます。
Google Chrome Enterprise コネクタは、Chrome OS を実行しているデバイスに関するデータを Google から収集します。
Google Chrome Enterprise コネクタを使用するには、Admin SDK API が有効になっている Google Cloud Platform 上の組織を使用します。 組織の設定の詳細については、Google ヘルプの「組織の作成と管理」をご参照ください。
管理者アクセス権とドメイン全体の権限が割り当てられたサービス アカウントも必要です。 このサービス アカウントには、次の範囲も割り当てられている必要があります。
https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.user
https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.device.chromeos
ドメイン全体の権限が割り当てられたサービス アカウントの作成については、Google Identity ヘルプをご参照ください。
どのようなデータがインポートされ、どのようにマップされるかについては、「マッピング」(下記) をご参照ください。
オプション
Google Chrome コネクタには次のオプションがあります。
- コネクタ名: コネクタの名前。
- コネクタ サーバ名: このコネクタが関連付けられているコネクタ サーバの名前。クラウドでコネクタを実行する場合、このサーバはリスト内の [クラウド] オプションであることが必要です。
各コネクタは、1つのコネクタ サーバにのみ関連付けることができます。 このコネクタを ([コネクタ] > [コネクタ サーバ] ページで) 特定のコネクタ サーバに追加していた場合 、このフィールドには自動的に値が入力されます。そうでない場合、リストからサーバを選択できます。 - 顧客 ID: Google Workspace または Cloud Identity に関連付けられた顧客 ID。顧客 ID の検索については、Google Workspace Admin ヘルプをご参照ください。
- 管理者の電子メールと秘密鍵ファイル (.json): 認証資格情報は、管理者アクセス権とドメイン全体の権限が割り当てられたサービス アカウントの認証資格情報でなければなりません。
- デバイスしきい値: Neurons 用に収集されるデータの量を制限するには、しきい値として特定の日数を設定します。コネクタは、その間にチェックインした、または変更されたデバイスのみをインポートします。
- 繰り返し: コネクタがデータを収集する頻度。
- 開始時刻: コネクタが実行を開始する時刻。 ネットワークおよびアプリケーションへの影響を最小化するために、一般的に、夜間または週末にコネクタを実行することをお勧めします。
- アクティブ: コネクタがアクティブかどうか。 コネクタがアクティブな場合、作成したスケジュールに従って実行されます。 チェックボックスをオフにすると、コネクタが無効になり、チェックボックスをもう一度オンにして、データを保存するまで、データが収集されません。
コネクタの構成または使用の詳細については、「コネクタの設定」をご参照ください。
マッピング
このコネクタがインポートしたデータは、Neurons プラットフォーム データベース内のターゲット属性にマップされます。
- デバイスの製造元とモデル
- 場所
- 資産 ID
- シリアル番号
- MAC アドレス
- IP アドレス
- OS の名前とバージョン
- プラットフォームおよびファームウェア バージョン
- デバイス ユーザ タイプ、組織単位、電子メールアドレス
- 資産メモ
- 前回同期および前回登録タイムスタンプ
- 前回のハードウェア スキャン日
- デバイス ステータス
- MEID および Chrome OS ID
- 合計 RAM と使用可能な RAM
- 合計ディスク領域と空きディスク領域
- 自動更新の有効期限
- ブート モード
- サポート終了日
- ファミリー、ファームウェア バージョン、製造元、モデル、仕様レベルを含む TPM 情報
- デバイスが自動更新される場合
このコネクタによってインポートされたデータが Neurons ターゲット属性にどのようにマップされるかの概要については、下のボタンを使用して CSV をダウンロードしてください。
データ タイプごとの Neurons ターゲット属性の概要と、それらの属性にマップされるコネクタ ソース属性については、「コネクタ データのマッピング」をご参照ください。