インベントリ スキャナ設定
[インベントリ スキャナ設定] を使用して、インベントリ スキャンに含めるソフトウェア、デバイス、およびデータを構成します。 ここで行う構成により、インベントリ スキャナの実行時にスキャンされる項目が定義されます。 Neuron にテナントが登録されると、既定の設定が適用されます。
インベントリ スキャナは、指定したデータ項目を使用して、ファイルや、レジストリ値、WMI データなどのカスタム データ項目を識別します。 以下の項目を指定できます。
-
レジストリ項目: インベントリ スキャナは、管理対象デバイス上の Windows レジストリ内にある項目を識別できます。 これらのアイテムは、指定したインベントリ リストのセクションに表示されます。
-
WMI 項目: インベントリ スキャナは、WMI (Windows Management Instrumentation) データ項目をスキャンし、その結果を指定されたインベントリ リストのセクションに表示します。
-
ファイル拡張子: インベントリ スキャナは、ここで設定したカスタム構成に基づいてファイルのタイプとフォルダをスキャンできます。
レジストリ情報をインベントリ スキャナにプッシュするには:
-
Ivanti Neurons で、[管理] > [インベントリ スキャナ設定] を選択します。
-
[新しい設定を追加] をクリックします。
-
[新しい設定を追加] に、カスタム設定に付ける [名前] を入力します。
-
[レジストリ エントリ] で、レジストリ エントリを定義するため [追加] をクリックします。
これにより、インベントリに必要な情報がユーザのシステムから収集されます。-
ドロップダウンから [ルート キー] を選択します。
-
HKLM = HKEY_LOCAL_MACHINE
-
HKCC = HKEY_CURRENT_CONFIG
-
HKCR = HKEY_CLASSES_ROOT
-
HKU = HKEY_USERS
-
HKCU = HKEY_CURRENT_USER
-
[レジストリ キー] を入力します。
-
[値名] を入力します。
-
[属性名] を入力します。
-
[保存] をクリックします。
-
ユーザのデバイスから WMI プロパティを読み取るには
-
[WMI コール] で、[追加] をクリックしてユーザのシステムから WMI プロパティを読み取ります。
プロパティが複数ある場合でも、WMI が持っている主キーは1つです。-
[名前空間] を入力します。
-
[クラス名] を入力します。
-
[表示オブジェクト] を入力します。
-
[プロパティ] で、[追加] をクリックして WMI プロパティを追加します。
-
[プロパティ名] と [表示名] を入力します。
-
[キー] をオンにします。
-
[追加] をクリックします。
プロパティが複数ある場合でも、追加できる WMI キーは1つだけです。
-
-
[保存して閉じる] をクリックします。
スキャンするファイルのタイプ、フォルダ、デバイスを構成するには:
1. [ファイル拡張子] の下にリストされている対応するオプションを選択します。
2. [追加] をクリックします。
3. [値] を入力します。
4. [保存] をクリックします。
5. [保存して閉じる] をクリックします。
詳細については、「ソフトウェア リスト管理の設定」をご参照ください。
インベントリ スキャナ設定を配布するには:
-
Ivanti Neurons で、[エージェント] > [エージェント ポリシー] > [ポリシーの作成] を選択します。
-
[エージェント ポリシー名] を入力します。
-
[機能] の [インベントリ スキャナ] チェックボックスをクリックし、ドロップダウンがある場合は [構成] を選択します。
-
[ポリシーの作成] をクリックします。
-
[エージェント配布] > [手動インストールを使用したエージェントの配布] > [開始] をクリックします。
-
[エージェント ポリシーの選択] で、ドロップダウンからポリシーを選択します。
-
[登録キーの選択] ドロップダウンから [登録キー] を選択します。
-
[ホスト エンドポイントのオペレーティング システムを選択] セクションから、エンドポイントのオペレーティング システムを選択します。
-
ドロップダウンからインストール モードを選択します。
-
[ダウンロード] をクリックします。 「エージェント配布」をご参照ください。
詳細については、「インベントリ スキャンへのカスタム WMI 項目の追加」と「ソフトウェア使用状況の監視」をご参照ください。