Neurons Bots ステージ
ステージはボットの構築に使用します。 [Neurons Bots エディタ] ページで、ステージを作業領域にドラッグします。 [ステージ設定] パネルが表示され、アクションまたはクエリの設定を定義できます。 ステージを接続 して、ボットのワークフローを作成する必要があります。「接続設定」をご参照ください。 ステージ カテゴリからステージを選択できます。 ボットで使用する カスタム ステージおよびユーザ ステージを作成することもできます。
ステージのカテゴリ
下記の概要には、個々のステージがすべてリストされているわけではありません。 リストされているステージも、すべての構成パスでは利用できない場合があります。
特定の条件を満たすデバイスからの情報の提示やフィルタリングに使用します。 このクエリ ステージからの出力とコンテキストは、ボットの後続のステージを通過できます。
たとえば、空きディスク領域が10% 未満のデバイスを表示します。
- 絞りこみ: カスタマイズ可能なプロパティに基づいて、クエリ結果をフィルタリングできます。 組み込みのクエリ ステージをフィルタに接続すると、選択可能な、使用できる全プロパティが [プロパティ] ドロップダウンにリストされます。 プロパティの詳細を表示するには、クエリ [ステージ設定] パネルに移動し、[ステージ情報] を選択します。
- また、クエリのプレビュー機能を使用すると、すべてのターゲット デバイスを評価し、結果の表を使用して、フィルタリングできる値の形式と範囲を確認することができます。
- 複数のクエリを連続して結合できます。 これを行うと、すべての結果が結合され、フィルタリングでの利用や、アクション ステージでの使用が可能になります。 接続されたフィルタの比較動作を変更し、AND または OR ロジックを適用して、結果を判定することができます。
- 結合: このステージを使用して、別々のブランチに分割されたボットを再マージします。 ステージ設定で、結合動作 (任意のステータス、すべて成功、少なくとも1つは成功) を選択します。
- 変数を設定: このステージを使用して、既定値で構成でき、結果に基づいてステージによって更新できる、一貫した参照ポイントを提供します。 これは、さまざまな分岐をまたいだクエリから更新が行われる可能性のあるフィールドを、単一の変数を使用して参照する場合に便利です。 設定できる変数は、「変数を定義」で定義されています。
ここにあるのは、機能をいち早く利用するためのステージです。 間もなく利用可能になる機能について Ivanti がフィードバックやデータを収集できるように、ベータ版のステージが提供されています。
カスタム ステージでは、カスタム スクリプトを実行できます。 次のスクリプト テンプレートから選択できます。
- osquery: デバイスからの情報をクエリして取得するために使用できる、オープン ソースの SQL ベースの言語で、Windows および macOS のデバイスをサポートしています。
- PowerShell クエリ: Window および macOS のデバイスに問い合わせるために使用できます。 システムまたはログオン ユーザとして実行できます。
- Bash アクション: macOS デバイスでアクションを実行するために使用できます。
- コマンド アクション: ターゲット エンドポイントで Windows コマンド プロンプトによるコマンドを実行します。 システムまたはログイン ユーザとして実行できます。
- Powershell アクション: Windows デバイスでアクションを実行するために使用できます。
詳細については、カスタム ステージをご参照ください。
リスト機能ステージでは、リストであるステージ結果に対してアクションを実行できます。 たとえば、リストのフィルタリング、並べ替え、カウント、または合計を行えます。
リスト機能ステージの結果が再度リストである場合は、別のリスト機能を追加することも、結果をさらに絞り込むこともできます。
作業領域では、List タグによってリスト結果を返す (ことが期待される) ステージを認識できます。
ワークフローにリスト機能ステージを適用するには:
-
リスト結果のあるステージを追加します。
-
目的のリスト機能を追加します。
-
を使用して、手順2と3からのステージを接続します。
これにより、リスト機能ステージの [リストの選択] の値が自動入力されます。 -
リスト機能の実行対象となるリストを選択します。
-
リスト機能によりますが、ステージの残りの構成を完成させます。
-
ボット ワークフローの残りを完成させ、変更を保存します。
連携ステージでは、Microsoft Teams を使用してボットをエンド ユーザと対話させて、入力を収集できます。 次の連携ステージから選択できます。
- MS Teams インタラクション: ボットが Microsoft Teams を通じてエンド ユーザと対話し、エンド ユーザから入力を収集できるようにします。 メッセージは、タイトル、メッセージ、対話の選択肢 (ボタンまたは自由テキスト入力) で構成されます。
- MS Teams メッセージ: ボットが Microsoft Teams を使用して一方向のメッセージをエンド ユーザに送信できるようにします。 メッセージは、タイトルとメッセージで構成されます。
- MS Teams の評価: ボットが Microsoft Teams を通じてエンド ユーザと対話し、エンド ユーザから評価を収集できるようにします。 メッセージは、タイトル、質問、評価で構成されます。
- MS Teams センチメント: ボットが Microsoft Teams を通じてエンド ユーザと対話し、エンド ユーザから入力を収集できるようにします。 メッセージは、タイトル、メッセージ、対話の選択肢 (ボタンまたは自由テキスト入力) で構成されます。
詳細は、「MS Teams ステージ」をご参照ください。
ユーザ ステージは、カスタムのスクリプト化されたステージです。 ボット作成時に複数回再利用できるように、この [ユーザ] セクションに保存されて利用可能になります。
詳細については、 ユーザ ステージをご参照ください。
ステージ変数
ステージ設定で変数を使用すると、ステージ間で情報を渡すことや、アクションの出力を別のアクションの入力に渡すことができます。
変数の挿入
変数を挿入するには、[ステージ設定] を開きます。 変数をサポートしているフィールドには、Ctrl + Space というテキストが表示されます。 Ctrl + Space を選択して、リストから変数を選択して挿入します。
PowerShell でスクリプト入力として変数を定義する場合は、$myvar 構文を使用してスクリプト内でそれらの変数を参照します。
ボット名: 現行ボットの名前。
開始ユーザ: ボットを開始したユーザの名前。 これは、ユーザまたは Neurons サービスのどちらかです。
開始ユーザ ID: 開始したユーザのユーザ ID。 これは、ユーザ ID または Neurons サービスのどちらかです。
タイムスタンプ (ISO): 現在のタイムスタンプ (ISO 形式)。
デバイス名: 現行ステージ内の現行デバイスのデバイス名を取得します。 返されるデバイス名はカンマで区切られます。
すべてのデバイス データ: 現行ステージ内の現行デバイスのすべてのデータを取得します。 これは JSON オブジェクトです。
名: ログオンしているエンド ユーザの名前。
表示名: エンド ユーザのフル ネーム。
電子メール: エンド ユーザの電子メール アドレス。
変数とともにすぐに使用できるテンプレートが用意されています。 より複雑な必要条件に対しては、javascript での handlebarsjs の使用がサポートされています。
ステージ設定
ステージを作業領域にドラッグし、そのステージがハイライト表示されると、[ステージ設定] パネルが表示されます。 設定を使用して、各ステージを構成およびカスタマイズします。
ユーザ ステージのスクリプト機能を使用して設定をカスタマイズできます。 詳細については、 ユーザ ステージをご参照ください。
各ステージには、数値による一意の ID が付与されます。 ボットで同じステージが複数回使用される場合、この ID を使用してそれらのステージを個別に識別できます。
[ステージ情報を表示] をクリックすると [ステージ情報] パネルが表示され、ステージの説明と、関連付けられているすべてのプロパティが示されます。 これらは、クエリ結果をフィルタリングするための条件として使用できます。
[DEX スコアに影響を与える結果] のトグルを有効にすると、デバイス ページに [調査] セクションが表示されます。
ステージの設定が正しく設定されていない場合、または一部の情報が不足している場合は、ステージと注意が必要な設定が赤い枠線で表示されます。 設定が正しく完了すると、赤い枠線が消えます。
非推奨のステージ
ボット内のステージの新規バージョンが利用可能な場合は、黄色のバナーにアクションが必要: このボットには、非推奨となったx件のステージが含まれていますと表示されます。 非推奨ステージの境界線は黄色になります。
ステージを新規バージョンにアップグレードするには、[更新] を選択します。 完了すると、バナーが消え、ステージの境界線が黄色でなくなります。
無効化されたステージ
ボット内のステージが削除され、使用できなくなった場合は、赤いバナーにアクションが必要: このボットには、無効化されたx件のステージが含まれていますと表示されます。 無効化されたステージの境界線は赤になります。
ボットからそのステージを削除する必要があります。 完了すると、バナーが閉じられます。
ピン留めされたステージ
[ピン留め] カテゴリを使用して、最もよく使用するステージをグループ化します。
ステージを固定するには、ステージの上にカーソルを置き、ピン アイコン を選択します。
ステージの固定を解除するには、ピン留めアイコン をクリックします。
ステージ情報
任意のステージで、情報 アイコンを使用して、ステージで実施される内容についての説明、オペレーティング システム固有の情報、および設定の詳細を表示します。