Neurons Bots エディタ
[ボットの作成] ページで Neurons Bots のトリガ タイプを選択すると、Neurons Bots エディタのページが表示されます。 このエディタを使用してステージを構築することでボットを作成します。 ステージは、クエリの組み合わせと、クエリの結果を得るためのフィルタやアクションを使用して構築します。 詳細については、Neurons Bots ステージをご参照ください。
ボットの構築方法
- ボットは常に、Neurons Bots の作成ページで選択したトリガで開始されます。
ボットの設定時に、トリガ設定を [非アクティブ] (既定) から [アクティブ] に更新できます。 これは、今すぐでも、ボットの構築後でも行えます。 [トリガ設定] から[トリガ タイプ] を変更することもできます。 - ボットを構築するには、作業領域にステージを追加します。 検索を使用してステージを探すか、ステージ カテゴリを展開して利用可能なステージを確認できます。 詳細については、ステージのカテゴリをご参照ください。
- 必要なステージをクリックして作業領域にドラッグします。 作業領域にステージが配置されると、次の機能を使用できるようになります。
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クリックして、[ステージ情報を表示] パネルを表示します。このパネルには、ステージの説明と、ステージが返すすべてのプロパティ (例: デバイス名、デバイス モデル、イベント ID、イベント発生日) のリストが表示されます。
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クリックして、ステージを別のステージに接続します。この方法でステージを接続してボットを構築します。 ボットをどの程度複雑なものにするかにもよりますが、ステージには他の複数のステージへの複数の接続を設定できます。 コネクタを描画後、コネクタの線をクリックすると 接続設定 が開きます。
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クリックして、ステージと別のステージとの接続を解除します。
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クリックして、ボットからステージを削除します。
ワークフローの任意の部分をコピー (CTRL+C) して、作業エリアに貼り付け (CTRL+V) ることができます。または、ブラウザ タブ間で貼り付けることができます (Chrome のみ)。
- [ステージ] をクリックしてステージ設定を表示します。ステージのプロパティを完成させてボットをカスタマイズします。 必須プロパティは赤いアスタリスクで示されています。
- コネクタ アイコン
をクリックし、ドラッグして、1つのステージを別のステージに接続します。
- 必要なすべてのステージ、フィルタ、アクションを接続してボットを完成させた後、 [保存して公開] を選択します。
[下書きを保存] をクリックすることで、ボットをいつでもドラフトとして保存できます。保存せずにエディタを終了すると、確認のダイアログが表示されます。 ドラフトを保存するか、行った変更を破棄するかを選択できます。
ドラフトとして保存すると、ボット名の横に [マイ ドラフト] と表示され、ドラフトの状態であることが示されます。
トリガ設定
トリガ ステージはボットのタイプです。つまり、 [スケジュール] または [カスタム アクション]です。 これは常にボット エディタの最初のステージです。
トリガ設定を編集するには、作業領域でトリガ ステージをクリックしてトリガ設定パネルを開きます。
設定を編集するには [トリガ] を有効にする必要があります。 トリガの [ステータス] トグルを [非アクティブ] から [アクティブ] に切り替えます。
アクティブにすると、使用できる設定はトリガのタイプによって異なります。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- ターゲット グループ: ボットの実行の対象となるターゲット グループを選択します。
- ターゲット範囲: 割合を、10% ~ 100% の範囲で10きざみで選択します。 この範囲によって、ターゲット グループ内で一定数のデバイスがランダムに選択されます。デバイスがオンラインかオフラインかは検出されません。
この割合のしきい値に関係なく、常に最低でも1台のデバイスが選択されます。
- リピート: スケジュールを繰り返すかどうか ([毎日] または [毎週]) を選択します。
- [頻度]: スケジュールの頻度の単位 ( [分] または [時間]) を選択します。
- 間隔: 間隔を30~55から、5単位で選択します。
- 開始: スケジュールによる最初の実行の開始日時を選択します。
- 終了: スケジュールによる最後の実行の終了日時を選択します。
ボット入力: このボット用にボット入力が定義されている場合は、設定できるようにここに表示されます。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
デバイス ビューへの公開オプション
- 単一のデバイス: [デバイス] 内の単一のデバイスに対してカスタム アクションを有効にするには、オンに切り替えます。 有効にすると、[デバイス] で選択した1台のデバイスに対してボットを実行できます。 これが既定の設定です。
- 複数のデバイス: [デバイス] 内の複数のデバイスに対してカスタム アクションを有効にするには、オンに切り替えます。 有効にすると、[デバイス] で選択した複数台のデバイス上でボットを実行できます。
[デバイス] でカスタム アクションを開始したいユーザは、[カスタム処理の実行] 権限、または [複数デバイスでのカスタム処理の実行] 権限、またはその両方があるロールを持っている必要があります。ロールと権限の詳細については、「アクセス コントロール」をご参照ください。
いずれか一方の公開済みオプションを有効にする必要があります。そうでないと、ボットは [デバイス] にカスタム アクションとして公開されません。
デバイス ビューのユーザ アクセス
アクセス範囲の選択:
- 全員: [カスタム処理の実行] 権限、または [複数デバイスでのカスタム処理の実行] 権限、またはその両方を持つすべてのユーザが [デバイス] からボットを表示、実行できるようにするには、[全員] を選択します。
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[ロール]: [デバイス] からボットを表示、実行するための [カスタム処理の実行] 権限、または [複数デバイスでのカスタム処理の実行] 権限、またはその両方を持つロールを1つ以上選択します。
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[ユーザ]: 選択したユーザ リストのユーザのみが [デバイス] からボットを表示、実行できるようにするには、[ユーザ] を選択します。
選択したユーザは、[カスタム処理の実行] 権限、または [複数デバイスでのカスタム処理の実行] 権限、またはその両方を持っている必要があります。
ユーザ アクセスを制限するには:
- [トリガ設定]で、[トリガ ステータス] トグルを [アクティブ] に設定します。
- [ユーザ アクセスを制限] を選択します。
[ユーザ アクセス] ページが表示されます。 - [ユーザ アクセス] ページで、[ユーザを追加] を選択します。
[ユーザを追加] パネルが表示されます。 - [ユーザを追加] パネルで、[デバイス] のカスタム アクションとしてボットにアクセスできるようにするすべてのユーザを選択します。これにより、他のすべてのユーザはボットにアクセスできなくなります。
- [OK] を選択して、選択内容を確認し、パネルを閉じます。
- 選択したユーザが [ユーザ アクセス] ページにリストされます。 変更を保存してトリガ設定に戻るには、[適用して閉じる] を選択します。
作業領域の [カスタム処理] ステージには、[表示する相手] に、アクセスが許可されているユーザ数 が表示されるか、または、ユーザが指定されていない場合は [すべてのユーザ] が表示されます。
カスタム アクションの名前と説明
- カスタム アクション表示名: カスタム アクションの表示名を入力します。 これは Ivanti Neurons の [デバイス] > [アクション] に表示されます。
- 説明 (任意): アクションの説明文を入力します。
デバイス グループに対してカスタム アクションを実行するには
- [デバイス] > [グループ] > [パブリック グループ] に移動します。目的のグループを選択します。
- フィルタリングされたリストで、目的のデバイス グループをクリックします。
- [アクション] パネルで、[カスタム処理] に移動し、目的のカスタム アクションの再生ボタンをクリックします。
ダイアログが表示されます。 - [実行] をクリックすると、選択したデバイスに対してカスタム アクションが開始されます。
次のメッセージが表示されます。
「ボットは現在実行中です。 このダイアログは閉じてかまいません。引き続き作業できます。 アクションが完了すると、通知が表示されます」。 - 完了のメッセージが表示された後、[閉じる] をクリックします。
結果を確認するには:
- 左上の
アイコンをクリックし、[結果を表示] をクリックします。
[トリガ履歴] ページが表示されます。 - [ターゲット数] の下にある値をクリックすると、デバイスの詳細なステータスが表示されます。
または、次のようにして、デバイスに対してカスタム アクションを実行できます。
- [デバイス] に移動し、カスタム アクションを実行するデバイスを選択します。
複数のデバイスを選択しないと、[カスタム処理] ボタンは表示されません。 - [カスタム処理] ボタンをクリックします。
[カスタム処理] パネルが表示されます。 - 実行するカスタム アクションの再生ボタンをクリックします。
[カスタム処理] パネルには、複数のデバイス用に有効になっているカスタム アクションのみがリストされます。
続行するには、上記の手順3~6をご参照ください。
接続設定
コネクタの線をクリックすると [接続設定] パネルが開きます。
条件
コネクタ条件は、ステージが進むにつれてエンドポイントをフィルタリングするのに役立ちます。 複数のタイプのステージの場合、コネクタ条件によって結果要素が削除されることはないため、データは変更されません。
- 条件あり: 次のボット ステージに進むエンドポイントを決定するための条件を使用する場合に選択します。
- 自動説明あり: コネクタ線に条件パラメータを表示する場合に選択します。 Ivanti Neurons にログインしているプロファイルで構成されている言語で表示されます。
- 値はいくつ必要ですか?: [すべて] (および)、または [1つ] (もしくは) を選択します。 複数の条件を[追加] した場合にのみ適用されます。
- [値を選択]: 条件の値を選択します。
- 結果の一致: [すべて] または [1つ] を選択します。 複数タイプのステージに接続されている場合にのみ適用されます。
- [オペレータを選択]: 条件演算子を選択します。 選択した値に応じて異なります。
- カスタム値: 選択した演算子のカスタム値を選択します。 選択した演算子に応じて異なります。
接続
コネクタの線のタイプ、スタイル、線の太さ、リンクのスタイル、色をカスタマイズできます。
ラベル
コネクタの線にラベルを追加できます。 [ラベルを追加] を選択して新しいラベルを作成します。ラベルは、位置、塗りつぶし、輪郭、テキストの色によってカスタマイズできます。 コネクタの線からラベルを削除するには、[ラベルを削除] を選択します。
ボット入力
実行可能なアクションを選択できる場合、ボットで使用するボット入力をボット エディタで作成します。 したがって、汎用的なボットを使用して、実行するアクションをアナリストが実行時に選択できるようにすることもできます。
たとえば、ディスク クリーン アクションでは、ディスク領域を再利用するフィールドを設け、一時ファイルを削除して OneDrive コンテンツをクラウドのみにするようなオプション、あるいは一時ファイルを削除して cleanmgr を実行するか、または両方を実行するようなオプションを指定できます。
入力フィールドの名前、タイプ、既定値を構成できるほか、その入力フィールドがオプションか必須かを構成できます。
ボット入力は、デバイス ビューから、または今すぐ実行を通じてカスタム アクションを手動で実行することを選択した場合に使用できます。また入力は、スケジュール ボットにも使用できます。この場合、作成されたボット入力はすべて トリガ設定に表示されます。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- [Neurons Bots エディタ] ページで、[入力を定義] を選択して [入力を定義] パネルを開きます。
- [入力を追加] を選択して、新しい入力を作成するためのフィールドを表示します。
- 名前: 入力フィールドの表示名。
- タイプ: フィールドに必要な入力のタイプ。 以下から選択します:
- テキスト/文字列: フリー テキスト フィールドを作成する場合に選択します。
- 数値: 数値フィールドを作成する場合に選択します。
- True/False: True または False の選択フィールドを作成する場合に選択します。
- 日付: 日付フィールドを作成する場合に選択し、日付ピッカーを使用します。
- テキスト オプション: オプション フィールドを作成する場合に選択します。 選択した場合は、選択肢の内容を定義し、[選択肢の名前] と [選択肢の値] を入力する必要があります。名前はわかりやすい表示名で、値はボットを介して渡される文字列です。 複数の選択肢を追加できます。
- 任意: フィールドを省略可能にするかどうかを選択します。
- 既定値: 入力の既定値を設定します。 既定値のオプションは、選択した入力のタイプによって異なります。
変数を定義
ボット レベルで変数を定義します。 この変数は、[変数を設定] 共通ステージを使用して更新します。
詳細については、変数の設定ステージおよび ステージ変数をご参照ください。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- [Neurons Bots エディタ] ページで、[変数を定義] を選択します。
- [変数を追加] を選択して、変数フィールドを表示します。
- 名前: 変数の名前を入力します。 [変数を設定] ステージを使用する場合、これは [変数を選択] ドロップダウンにリストされる名前です。
- タイプ: [デバイス] と [ユーザ] には、それぞれ別の変数セットを選択できます。
- デバイス: 変数のタイプを以下から選択します。
- テキスト/文字列
- 番号
- True/False
- 日付
- テキスト オプション
- ユーザ: 変数のタイプを以下から選択します。
- ユーザの役職
- ユーザの場所
- ユーザの上司
- ユーザの部署
- ユーザの電子メール
- ユーザの名前
リストから選択可能な、静的なユーザ グループに対してボットを実行できます。
- デバイス: 変数のタイプを以下から選択します。
-
初期値: 変数の初期値を設定します。 エントリは、選択した変数のタイプによって異なります。