Neurons Bots の作成

Ivanti Neurons Bots を構築する場合、空白から始める方法と、事前構成されたテンプレートから始める方法の2つがあります。空白からボットを作成する場合は、まず作成するボットのタイプ (スケジュールまたはカスタムアクション) を、トリガーに基づいて選択する必要があります。次に、Neurons Bots エディタでステージを追加してボットを構築します。ニーズにぴったり合うテンプレートがある場合は、テンプレートからボットを作成することを選びます。新しい Ivanti Neurons Bots テンプレートが定期的に追加されていきます。

空白からのボット作成

ボットカタログに追加するボットを作成します。これを行うには、[Ivanti Neurons プラットフォーム] > [Neurons Bots] に移動し、[ボットの作成] オプションか [調査を作成] オプションを選択します。

[ボットの作成]/[調査を作成] ページで、作成するボットのトリガタイプ (スケジュールボット、またはカスタムアクションボット) を選択する必要があります。

トリガ

Neurons Bots では、次の2種類のトリガがあります。

スケジュール: ボットは、指定されたスケジュールで自動的に実行されます。スケジュールトリガを使用すると、デバイスグループに対してボットを定期的に実行して、反復的な IT タスクを工数をかけずに実行できます。例: デバイス上の古いファイルを毎週自動的にクリーンアップするボットを作成して、ディスク領域の正常な量を維持できます。
カスタムアクション: ボットは、[デバイス] 内でカスタムアクションが手動で実行されたときに実行されます。カスタムアクションは、1つのデバイスに対しても、複数のデバイスに対しても実行できます。ボット設定を指定するには、「デバイスビューへの公開オプション」をご参照ください。ボットを複数のデバイスで実行できるようにする場合は、[管理者] > [アクセスコントロール] > [ロール] で [一括カスタムアクション] ロールをユーザに割り当てる必要があります。

トリガは、ボットエディタに追加する最初のステージです。詳細については、「トリガ設定」をご参照ください。

トリガタイプに関係なく、[今すぐ実行] オプションを手動で選択することで、ボットを即時に実行することを選択できます。詳細については、今すぐ実行をご参照ください。

ターゲットタイプ

Neurons Bots では、次の2種類のターゲットタイプがあります。

デバイス: このオプションを使用すると、デバイスグループを選択して、それらのデバイスに対してワークフローを実行できます。すべてのステージが [ステージ] の下に表示されます。必要なステージをドラッグして作業領域にドロップします。
ユーザ: このオプションを使用すると、ユーザグループを選択して、それらのユーザに対してワークフローを実行できます。ユーザのみに適用されるステージが、[ステージ] の下に表示されます。必要なステージをドラッグして作業領域にドロップします。

[ユーザ] をターゲットとする [調査ボット] を作成した場合、既定では、使用頻度の低いステージは非表示になります。

空白からのボットの作成

メニューから [Neurons Bots] を開きます。
[Neurons Bots] ホームページが表示されます。
[汎用ボット] タブまたは [調査ボット] タブを選択します。
[ボットの作成] または [調査を作成] を選択します。
[ボットの作成] ページまたは [調査を作成] ページが表示されます。
ボットトリガ (スケジュールまたはカスタムアクション) を選択します。
ターゲットタイプ ([デバイス] または [ユーザ]) を選択します。
ボットの [名前] を入力します。
任意で、簡潔な説明を入力し、[作成] をクリックします。
ボットエディタが表示されます。
ボットエディタの作業領域には、選択したトリガ (スケジュールまたはカスタムアクション) が表示されます。
トリガをクリックして [トリガ設定] パネルを開きます。
[トリガ設定] パネルで、[トリガステータス]を [アクティブ] に設定すると、設定が表示されます。
スケジュールの条件、またはカスタムアクションを設定します。詳細については、トリガ設定をご参照ください。
ボットエディタの作業領域で、ステージを [ステージ] パネルから作業領域にドラッグ＆ドロップすることでボットを構築します。詳細については、Neurons Bots ステージと Neurons Bots エディタをご参照ください。
作業領域でステージをクリックして [ステージ設定] パネルを開きます。
[ステージ設定] パネルで、すべての設定フィールドに入力します。詳細については、ステージ設定をご参照ください。
すべてのステージを追加し、ボットを完成させた後、[保存して公開] をクリックします。

[下書きを保存] をクリックすることで、ボットをいつでもドラフトとして保存できます。保存せずにエディタを終了すると、確認のダイアログが表示されます。ドラフトを保存するか、行った変更を破棄するかを選択できます。
ドラフトとして保存すると、ボット名の横に [マイドラフト] と表示され、ドラフトの状態であることが示されます。

ボットを使用可能にするには、[トリガステータス] を [アクティブ] に設定する必要があります。
1. 作業領域で [トリガ] をクリックして開きます。
  [トリガ設定] パネルが開きます。
2. [トリガステータス] を [非アクティブ] から [アクティブ] に切り替えます。
  ボットを使用不可にするには、[トリガステータス] を [非アクティブ] に戻します。

現在のボットのバージョンは常に最新のものになります。以前のバージョンを使用したい場合は、ボットの結果でバージョンを選択し、編集し、[保存して公開] します。これにより新しいバージョンが作成され、現行バージョンとなります詳細については、Neurons Bots のバージョン管理をご参照ください。

テンプレートからのボット作成

Ivanti では、そのまま使用できる新規または更新版の Neurons Bots テンプレートをたびたびリリースしています。テンプレートを配布して、ボットの作成を加速します。

Ivanti Neurons Bots テンプレートはサンプルボットであり、配布前に必ずテストしてください。

テンプレートのカテゴリ

問題の防止
自己回復
センチメントの調査
人為的なトリガ

ボットを配布した後、時間の経過とともにテンプレートが変更になることがありますが、これは配布済みのボットには影響しません。ただし、最新の変更内容を使用する場合は、ボットを再配布する必要があります。

保存して公開する

ボットを作成後、[保存して公開] を選択します。 [保存して公開] ダイアログが表示されます。

名前: ボットの名前を入力します。ボットが保存されると、Neurons Bots のホームページ > [アクション] > [名前の変更] で名前を編集するか、Neurons Bots の結果ページで、名前の横にある編集アイコンを選択できます。ボットの名前を変更しても、新しいバージョンが作成されるわけではありません。
ドラフトバージョンとして保存されているボットの場合、名前の後に [- マイドラフト] と表示されます。

説明: ボットの説明を入力します。説明の最初の2行は、名前とともにボットのホームページに表示され、カーソルを合わせると完全な説明がポップアップ表示されます。ボットが保存されると、Neurons Bots のホームページ > [アクション] > [説明の編集] で説明を編集するか、Neurons Bots の結果ページで、ボット名の右側にある [説明] を選択できます。ボットの説明を編集すると、新しいバージョンが作成されます。

カテゴリを含める: ボットのバージョンにカテゴリを割り当てることができます。新しいカテゴリを入力して作成するか、ドロップダウンリストから既存のカテゴリを選択します。 50文字に制限されています。

コメントを含める: ボットバージョンのコメントを入力できます。これは、同じボットの異なるバージョンを区別するのに役立ちます。

保存して公開: 編集内容を保存して公開する場合に選択します。これにより、新しいバージョンのボットが作成されます。

詳細については、Neurons Bots のバージョン管理をご参照ください。