ソフトウェアとデータ項目のインベントリ スキャンへの追加
[ソフトウェアの管理リスト] ツールを使用して、インベントリ スキャンに含めるソフトウェアとデータを設定します。このツールの選択内容は、インベントリ スキャナの実行時にスキャンされる項目を定義します。
インベントリ スキャナは指定するデータ項目を使用して、レジストリ値、WMI データ、および URL などのソフトウェア ファイルとカスタム データ項目を指定します。次の項目を指定できます。
- ファイル:ソフトウェア スキャンの対象となるファイルが [スキャン対象] リストに表示されます。[除外対象] リストのファイルは、ソフトウェア スキャンに含まれません。[処理対象] リストには検出済みのファイルが表示され、他のリストのいずれかに移動する必要があります。
- レジストリ項目:インベントリ スキャナは、管理デバイスの Windows レジストリの項目を特定できます。これらの項目は、指定するインベントリ リストのセクションに表示されます。
- WMI 項目:インベントリ スキャナは WMI (Windows Management Instrumentation) データ項目をスキャンします。結果は、指定するインベントリ リストのセクションに表示されます。
- URL:インベントリ スキャナは URL をスキャンできます。これは、Web アプリケーションおよびサービスとしてのソフトウェア (SaaS) の使用状況を追跡する際に便利です。
IMPORTANT: エンドポイント マネージャ 9.6以降は ldappl3.template ファイルを使用しません。セットアップは、このファイルのデータをコアデータベースに移行します。このファイルで使用される設定を変更するには、ソフトウェア リストの管理ツール ([ツール] > [構成] > [レポート/監視] ) またはインベントリ設定エージェント設定 ([ツール] > [構成] > [エージェント設定]) を使用します。
インベントリ スキャンの対象項目を変更する方法については、次のトピックをご参照ください。
- インベントリ スキャン ファイルの追加または削除
- インベントリ スキャンへのカスタム レジストリ項目の追加
- インベントリ スキャンへのカスタム WMI 項目の追加
- インベントリ スキャンへの URL の追加
- 属性のモデリング
インベントリ スキャンの変更をクライアントで使用可能にする
ソフトウェア リストの管理ツールを変更する場合、インベントリ スキャンの実行方法を変更するには、変更を管理デバイスに配置する必要があります。管理デバイスで /i scanner コマンド ライン パラメータが使用されると、変更が適用されます。
スキャンの変更を管理デバイスに配置するには
- コンソールで、[ツール] > [レポート/監視] > [ソフトウェアの管理リスト] の順にクリックします。
- 変更を保存します。
- [クライアントが利用できるようにする] ツール バー ボタンをクリックして、インベントリ スキャンの次回実行時に最新の変更をデバイスが利用できるようにします。