エージェントレス リモート コントロール
いかなるエージェントもインストールされていないデバイスに対して、リモート コントロールを行う必要がある場合があります。このような場合には、管理者が送信したエージェントレス リモート コントロール アプリケーションを、ユーザに各自のコンピュータで実行してもらいます。このアプリケーションによってユーザのコンピュータに何かがインストールされることはありません。このアプリケーションが実行されている間、管理者はそのデバイスをリモート コントロールできます。
ユーザがこのエージェントレス アプリケーションを実行すると、次のような画面が表示されます。
エージェントレス アプリケーションを実行中のデバイスにアクセスするには、リモート コントロールのためのヘルプ デスク コンソール (2019.1以降)を使用する必要があります。デバイスのリモート コントロールを試行すると、リモート ユーザに対して表示される PIN を入力するよう、リモート コントロール ビューアからプロンプトが出されます。
エージェントレス アプリケーションには、「リモート コントロール トンネル構成」で説明されているように、リモート コントロール トンネルが必要です。トンネル情報は、ユーザに送信するアプリケーション実行可能ファイルに埋め込まれますので、最初にこのトンネルを構成する必要があります。
エージェントレス リモート コントロール アプリケーションを作成するには
- [構成] > [クライアント アクセス] の順にクリックし、[リモート コントロール WS エージェント] タブをクリックします。
- 構成済みのリモート コントロール WS トンネルの中から使用するものを選択します。
- 使用する [リモート コントロール設定を選択] します。
- [作成] をクリックします。
- 参照で実行可能ファイルを保存する場所に移動し、[ファイル名] を入力して、[保存] をクリックします。
- オンデマンド リモート コントロール セッションを必要としているユーザにアプリケーションを送信します。