Data Analytics 製品の作成

Ivanti Data Analytics を使用している場合は、ソフトウェア ライセンス監視 (SLM) コンソールで、ライセンス ルールに基づく製品を監視できます。

Data Analytics では、ライセンス ルールを使用して、インストールされたソフトウェアを評価し、ライセンスが必要なインストール数を報告します (対照的に、SLM で検出される他の製品は、ライセンス ルールを考慮せず、デバイスにインストールされた実際のライセンス数を表示します)。製品のインストール数が 100 で、Data Analytics が使用するライセンス ルールでは、50 ライセンスだけに準拠入する必要があることが示される場合があります。

たとえば、Microsoft Office 2012 Professional と Office 2010 Professional の両方が 1 台のデバイスにインストールされているとします。

  • Data Analytics 製品では、ライセンス ルールを使用し、Office 2012 Professional を 1 インストール、Office 2010 Professional を 0 インストールと示します。これは、1 台のデバイスでは、Office 2012 Professional のライセンスがこのエディションの Office の複数のバージョンに対応するためです。(Office Pro と Office Pro Plus などの異なる製品エディションがインストールされたデバイスの場合、準拠するには、各エディションのライセンスがインストールされていなければなりません。)
  • 他の自動検出された製品では、ライセンス ルールを使用せずに、同じデバイス上で、Office 2012 Professional を 1 インストール、Office 2010 Professional を 1 インストールと示します。

Data Analytics がインストールされていると、約 600 の Data Analytics 製品が [製品] > [監視] ページに表示されます。これらの製品は、他の自動検出された製品と同じリストに表示されるため、1 つの製品が 2 つのタイプ (Data Analytics 製品と標準の SLM で検出された製品) として表示される場合があります。

[インストール] 列には、準拠するために Data Analytics 製品で必要なインストール済みライセンス数 (デバイスにインストールされた実際のライセンス数との対比) が表示されます。[タイプ] 列には、Data Analytics タイプとして製品が表示されます。

NOTE: Data Analytics 製品を正規化された製品定義に追加することはできません。

Data Analytics 製品定義を作成するには
  1. [製品] をクリックしてから製品ビューのいずれかをクリックします (監視、検出、無視、またはすべて)。
  2. [検索] ボックスまたは [製品の選択] フィルタを使用して製品を検索します。
  3. 製品を選択します。ツールバーで、[編集] をクリックします。[製品詳細の編集] ダイアログが開きます。
  4. [ステータス] の下で [監視] または [無視] を選択すると、この製品が製品ビューのいずれかに一覧表示されます。(既定では、Data Analytics 製品は監視ビューに移動します。)
  5. [インストールの検出] をクリックします。
  6. エンドポイント マネージャ クエリに基づいて製品を検出する場合は、[クエリ検出を使用する] を選択します。[参照] をクリックし、エンドポイント マネージャ ネットワーク表示で作成したクエリを選択します。クエリと一致するすべてのデバイスが、この製品に一致するデバイスとして表示されます。
  7. インストール済みファイルに基づいて製品を検出するには、[ファイル検出を使用する] を選択します。ここで追加するファイル名はインベントリ スキャンで製品を検出する方法を決定します。
  8. [追加 (+)] ボタンをクリックします。[ファイルの追加] ダイアログ ボックスで、既存のファイル名 (インベントリ データベースに存在するファイル名) を選択します。あるいは、[新しいファイルの定義] をクリックして、名前、バージョン番号、およびサイズを指定します。使用するすべての製品ファイルでこの手順を繰り返します。終了したら、[OK] をクリックします。
  9. [部分一致] または [全体一致] を選択し、1 つのファイルだけでも検出されればよいのか、すべてのファイルが検出される必要があるのかを指定します。
  10. [使用状況の検出] をクリックします。製品が使用中であることを示すファイルを追加できます。
  11. [追加 (+)] ボタンをクリックします。[ファイルの追加] ダイアログ ボックスで、既存のファイル名 (インベントリ データベースに存在するファイル名) を選択します。あるいは、[新しいファイルの定義] をクリックして、名前、バージョン番号、およびサイズを指定します。製品の使用時期を判断するために使用する製品ファイルごとにこの手順を繰り返します。終了したら、[OK] をクリックします。
  12. [単価] をクリックします。オプションを編集できる場合は、単価を計算する方法を選択できます。
    • それぞれ単価が異なる複数の製品ライセンスがある場合は、[自動計算された単価を使用する] を選択します。このオプションを選択すると、単価は各ライセンスの合計単価の平均値となります。
    • すべての計算で同じ単価を使用する場合は、[単価を指定する] を選択します。たとえば、同じ製品で単価が異なる 2 つのライセンスがあり、計算では高い方の単価を使用する場合は、ここで単価を指定できます。
  13. 製品が監視中のライセンスに関連付けられた日時など、ライセンスと使用状況の計算に影響する製品情報を追加する場合は、[保存後に準拠を計算する] チェックボックスをオンにし、再計算を開始します。これにより、準拠レポートが最新の状態に保たれます。
  14. すべての情報を入力したら、[保存] をクリックします。

また、ライセンス割り当てまたは Data Analytics 製品の再利用プロセスを設定できます。詳細については、「コンピュータ グループへのライセンスとチャージバック コストの割り当て」と「製品ライセンスの再利用」をご参照ください。